映画「ダイバージェント」シリーズは、5つの共同体に分類・管理された社会でどこにも属さない「異端者(ダイバージェント)」の戦いを描くSFアクション。今回は最終章までの各作品をあらすじ含めてご紹介します。
『ダイバージェント』(2013)
近未来、全人類は16歳で受ける適正テストにより、「平和」「勇敢」「博学」「高潔」「無欲」のどれかの共同体に振り分けられその中で生きていくことを義務付けられていた。16歳になったトリス(シャイリーン・ウッドリー)も適正テストを受けるが、どの共同体でもない「異端者(ダイバージェント)」であると判断されてしまう。異端者は人類の脅威であり政府から抹殺の対象となることを知ったトレスは、嘘をつき「勇敢」へ所属するが、その裏で起きている大きな陰謀に気づく。
ベロニカ・ロスの大ベストセラー小説を『リミットレス』などのニール・バーガーが映画化。どの共同体にも属さない少女が世界と戦うサバイバルアクション。
共同体に属せない人間が学校生活と重なり若者に響く内容ながら、アクションだけではなくSF要素や恋愛要素、ミステリー要素も盛り込み大人でも楽しめるエンターテインメント作品。
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『ダイバージェントNEO』(2015)
「異端者(ダイバージェント)」のトリスとフォー(テオ・ジェームズ)は、命を狙われ逃亡生活を送る。その中で、なぜ「博学」たちが「異端者」を排除しようとするのか理由を探る。次々と起こる困難に立ち向かいながらも、2人は「異端者」と世界に関わる驚愕の真実にたどり着く。
「異端者」の存在の秘密が明らかになる第二弾。監督は『RED/レッド』のロベルト・シュヴェンケに交代。前作で詳しく描かれなかった共同体や新しい共同体も登場し、物語をより盛り上げる。前作同様VFXの映像美と若手俳優の好演が印象的。
『ダイバージェント FINAL』(2016)
5つの共同体に分類され管理される社会体制は崩壊し、新たな支配者により街はフェンスに囲まれ閉ざされていた。トリスは仲間と外の世界へ脱出を試みる。しかしトリスたちには「異端者(ダイバージェント)」についての真実と人類の記憶をリセットさせようとする恐ろしい陰謀が待ち受けていた。
人類の記憶を守るための戦いと異端者の真実を全て描く最終章。前作以上の圧巻のアクションや衝撃の展開、SF全開の世界観で最終章にふさわしい内容となっている。
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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年9月26日時点の情報です。