スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める「グレムリン」シリーズ全2作をまとめてご紹介! クリスマスにプレゼントとしてやってきた可愛らしい動物モグワイが、あることから悪戯好きな怪物グレムリンを量産してしまう。愛くるしいモグワイの見せるギャップに恐ろしさと面白さを覚えること間違いなしのブラックコメディ「グレムリン」シリーズのあらすじやキャスト、見どころをチェックしてみてください。
『グレムリン』(1984)
発明家のランダル・ペルツァー(ホイト・アクストン)は、息子ビリー(ザック・ギャリガン)へのクリスマスプレゼントに、チャイナタウンの骨董屋で見つけた不思議な動物モグワイを贈る。素直で可愛らしいモグワイを受け取ったビリーは、その子に“ギズモ”という名前を付けた。ランダルは、骨董屋の売主と交わした“3つの約束”を守るようビリーに言い渡すが、偶然の重なりからその約束が破られてしまう。そして、ギズモから悪戯好きな怪物グレムリンが増殖していき、平和だったキングトン・フォールズの街はパニック状態に陥ってしまう。
「グレムリン」シリーズ第1作目。可愛らしい不思議な動物モグワイから、凶暴で悪戯好きなグレムリンが大量発生してしまい、街が大混乱になるアメリカンブラックコメディ。ジョー・ダンテが監督を担当し、『グーニーズ』や『ホーム・アローン』を手掛けたクリス・コロンバスが脚本を担当。また、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた。「水に濡らさないこと」「太陽に当てないこと」「真夜中に食べ物を与えないこと」の3つの約束を守らないと、モグワイが怪物へと変身し、増殖してしまう。その可愛らしいキャラクターからは想像できないほどの変身ぶりに驚いてしまうこと間違いなし。ちょっぴりダークな演出も面白い、大人も楽しめるファンタジー作品。
『グレムリン2/新種誕生』(1990)
ニューヨークに移ったビリーは、不動産王ダニエル・クランプが支配する高層ビル、クランプセンターで働いていた。クランプは、チャイナタウンの再開発のため、ダウンタウンの破壊工事を進めていたのだった。すると、そこで逃げ隠れしていたモグワイを研究員が発見し、クランプセンターへと連れて行ってしまう。研究材料にされそうになっていたモグワイを助けたビリーだが、目を離した隙にモグワイは水を浴びてしまい、再びグレムリンが大量発生する……。
「グレムリン」シリーズ第2作目。監督は前作同様ジョー・ダンテが担当。脚本はチャーリー・ハースが担当する。ビリーが再びモグワイと再会し、そして再びグレムリンを大量発生させてしまうドタバタコメディ。センターの研究所で、開発中のバイオテクノロジーと融合して、新種のグレムリンが生まれてしまい、前作よりもさらに激しい騒動を引き起こすこととなる。前作でグレムリンの恐ろしさを学んだビリーが、今作でさらにパワーアップしたグレムリンと格闘する。
※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2022年12月16日時点の情報です。