ほろりと溢れる涙のような食感…スパイシーで儚い『ブルーバレンタイン』【映画を観ながら食べたいレシピ】

映画は人生のおいしいレシピ

さわのめぐみ

ブルーバレンタイン

ブルーバレンタイン

今年の話題作、『ラ・ラ・ランド』で主演しているライアン・ゴズリングと、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が記憶に新しいミシェル・ウィリアムズが夫婦を演じ、切なくも印象深く残る作品『ブルーバレンタイン』。
楽しさと喜び、そして不安を乗り越えた恋人時代、永遠の愛を誓ったはずの夫婦のすれ違い。キラキラとまばゆい光を放つ過去と、お互いの存在があるだけで心がすり減っていく現在が、切り替わりながら進むストーリーは、観ているこちらも胸を締め付けられ、心を揺さぶられます。

今日紹介するのは、そんな『ブルーバレンタイン』をテーマに、甘くスパイシーで儚いレシピです。

口どけスパイシーバレンタイン

ブルーバレンタイン

【材料】
薄力粉 170g
粉糖 105g
アーモンドプードル 70g
ココナッツオイル 110g
シナモン 1g
チリパウダー 1g
ライムの皮すりおろし 1/2個
ライム汁 1/2個

【作り方】
1 薄力粉をフライパンで混ぜながら炒め、全体的にきな粉色になったらすぐに別の容器に移して冷まします。

ブルーバレンタイン

ブルーバレンタイン

2 柔らかくなったココナッツオイルに粉糖を加え、ゴムベラで滑らかになるまで混ぜる。
3 炒めた薄力粉、アーモンドプードルを振るい、2に一気に加えシナモン、チリパウダー、ライムの皮のすりおろし、ライム汁を加えます。全体がしっとりするまで固まりを潰すように切り混ぜる。全体がそぼろのようになってきます。
4 ポリ袋に入れまとめ、常温で1時間ほど休めます。
5 オーブンを140℃に予熱。
6 生地を1cmの厚さに延ばす。どうしてもやりにくければ手で丸めても大丈夫です。
7 3cmの丸型で型を抜き、クッキングシートを敷いた天板に並べ25分焼きます。
※お好みで粉糖をかけてください。

レシピの経緯

スペインの郷土菓子「ポルボロン」。
口の中に入れて「ポルボロン」と3回言えたら幸せになると言われている、ほろっと崩れる独特の食感です。だんだん崩れて行く二人の関係と甘いだけじゃない愛を、チリペッパーを加えピリッと舌に残る刺激で表現してみました。

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    4.5
    ある1組の夫婦の光と闇を描いた名作。 同時進行で進んでいく感じがなんとも切ないし、リアルでもどかしくて、もう何とも言えない気持ちになる。結婚したくなると同時にしたくなくなる。 男女で意見が分かれそう。男女のあるあるみたいなものが散りばめられてて、実際こういうこと世の中ではたくさん起こってんだろうなみたいな。すべてはコミュニケーションですね。 デレク・シアンフランス、好きだなー。こいつもなかなかのインパクト。
  • 4
    記録。 視点が面白く、『(500)日のサマー』に少し近いが、あちらはポップに描いていて、こちらは痛いくらいリアルに描かれていた。 なので、恋人と観るのはオススメしません。
  • nachio
    3.1
    ただただ過去のディーンを演じるライアンゴズリングが格好良すぎる。笑 一言で言うと、これは恋人とは観れない映画です。笑 特に結婚前のカップルには。 一人で観る分には共感できるところ、たくさんある気がする。恋愛と結婚。過去と現在。どう消化しながら生きていくか。ってとこでしょうか。
  • おすしだいすき
    3.3
    つらい
  • shino
    4
    "君はいつも愛する人を傷つける" あれ…衝撃の…ハゲゴズリング… 予想だにしてなくて、最初絶対に違うキャストだと思いました。笑 「出会った頃の二人」 「7年後の現在の二人」 夫婦の空気感や温度の変化をこんなにも苦しくいとおしく表現できるものなのかと… エンドロールを迎えたときには、内臓のどこかから出血してるんじゃないかってほど、独身の私でもぎゅうううっと絞られました。 つらくて苦手な人も多いと思うけど、私はこのある意味あたたかくて重たい余韻が好きです。 ハゲゴズリング演じる夫のディーン。 仕事に関しては多少だらしなさがあるものの、良いお父さんであたたかくて、喧嘩していてもどこか穏やかで冷静で、手をあげたりしない。いいな素敵だなと思うのも、それはやっぱり客観的に観れる立場だからであって。 ミシェル・ウィリアムズ演じる妻シンディの蓄積された疲弊の表情も胸にくるものがありました。時間って薬にもなるけど、毒にもなるんだなぁと。 当時の二人と、現在の二人のシーンが行き来する。つらい。 同じ二人なのにもう同じ二人じゃない。 男が愛情を注ぐことをやめたわけではない。 女も愛想を尽かして、優しさを与えなくなったわけではない。 それでもゆっくり静かに愛が枯れていくのはなぜなんですか…? 努力して歩み寄ろうとしても、あんなにも息が詰まるのはなぜなんですか…? どちらかというとディーンが不憫すぎる。それでも一度「もう無理…」と糸が切れてしまったらどうしようもならない女の心理も分かる。 時間をおいて、出会った頃からディーンがシンディにしてくれたこと、与えてくれた優しさをもう一度思い出して欲しいな…復縁することがゴールでなく、どうかもう一度愛しく思えますように。 この余韻好きだけど…ハッピーな映画補給しないとやってられん。笑 役作りで髪をむしったゴズリングさん、ワイルドすぎんか。さらに好きになりました。
ブルーバレンタイン
のレビュー(30731件)