映画ファンが「思わず目を逸らしたくなる…」オススメの「残酷な韓国映画」まとめ6本

映画ファンがオススメする「残酷な韓国映画」をまとめて6本紹介。韓国らしい骨太なストーリー展開とみたことがないほど残酷な映像の連続に、気がつくと韓国映画の虜になってしまうかも！

『悪魔を見た』（2010）

『箪笥＜たんす＞』のキム・ジウン監督作。イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、オ・サナ、チョン・グクァン、チョン・ホジン出演。韓国映画らしい容赦ない衝撃的な映像の連続で観る者を恐怖に陥れる。

連続殺人鬼が狙ったのは、国家情報員捜査官であるスヒョンの婚約者だった。恋人を殺されて打ちひしがれたスヒョンは、犯人に仕事で培った様々な方法で復讐を始める……。

『チェイサー』（2008）

『哭声 コクソン』のナ・ホンジン監督作。キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ、チョン・インギ、パク・ヒョジュ出演。実際に起こった殺人事件をベースにした社会派作品。

元刑事のジュンホは、経営している店でヘルス嬢が連続で失踪する。そして事件を独自に捜索して、ある事実にたどり着く……。

『鬼はさまよう』（2015）

『ザ・バッド・ガイズ』のソン・ヨンホ監督作。キム・サンギョン、キム・ソンギュン、パク・ソンウン、ユン・スンア出演。警察×殺人鬼の王道なストーリー展開でも飽きない描写の数々が映し出される。

ソウル東南部にて女性や子供の連続失踪事件が発生。刑事のテスも捜査にあたっていたが、その渦中で偶然に当て逃げ事件に遭遇し、犯人の男を逮捕する。しかし、単なる当て逃げと思われていたこの事件は、予想外の急展開を迎える。押収した男の車内から大量の血痕を発見。その男は、連続失踪事件の犯人でもあったのだ。世間を震撼させる犯人逮捕で署内が沸き立つ中、テスに義理の弟スンヒョンから電話がかかってくる。テスの妹であり、スンヒョンの妻スギョンの行方がわからないという。そして調査の結果、車内に残された毛髪の1つがスギョンのものと一致するが……。

『殺人の疑惑』（2013）

クク・ドンソク脚本・監督作。ソン・イェジン、キム・ガプス出演。メインキャストの2人の演技が素晴らしい秀作。

ダウンはある日、未解決である誘拐殺人事件の犯人が自分の父親ではないかと疑う。そして調査を開始した彼女は、ある事実にたどり着く……。

『嘆きのピエタ』（2012）

『メビウス』のキム・ギドク脚本・監督作。チョ・ミンス、イ・ジョンジン、ウ・ギホン、カン・ウンジン、チョ・ジェリョン出演。第69回ベネチア国際映画祭で、金獅子賞を受賞した傑作。

30年間親の顔も知らず、天涯孤独に生きてきた男イ・ガンド。債務者に重傷を負わせ、その保険金で、利子が10倍に膨らんだ借金を返済させる、血も涙もない借金取立て屋だ。そんなガンドの前に、ある日、ガンドを捨てた母だと名乗る謎の女が現れる……。

『殺人者の記憶法』（2017）

『サスペクト 哀しき容疑者』のウォン・シニョン監督作。ソル・ギョング、キム・ナムギル、オ・ダルス、ファン・ソクチョン、チョン・インギョム出演。アナザーストーリーである『殺人者の記憶法：新しい記憶』と同時に鑑賞がおすすめ。

アルツハイマーになった元連続殺人犯の男ビョンス。接触事故で偶然出会った男テジュから異様な雰囲気を感じたビョンスは、彼も殺人犯であることを直感する。警察にそれを告げるが、実はテジュこそが警察の人間であり、誰もビョンスの話を信じない。ビョンスは自らテジュを捕らえようとするが、アルツハイマーによる記憶の喪失とも彼自身闘わなければならなかった……。