コロナ禍以前の何気なくも愛おしい日常を切り取った映画『ちょっと思い出しただけ』が2022年2月11日(金)に公開。
『くれなずめ』『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~』など、話題作を続々と排出する注目の監督・松居大悟の最新作となる本作は、第34回東京国際映画祭で観客賞とスペシャル・メンションをW受賞し、映画ファンの期待も高まっている。FILMAGAではそんな本作のあらすじ・キャスト、見どころを紹介します。
映画『ちょっと思い出しただけ』(2022)あらすじ
怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの彼女・葉(よう)。めまぐるしく変わっていく東京の中心で流れる、何気ない7月26日。特別な日だったり、そうではなかったり。でも決して同じ日は来ない。世界がコロナ以前に戻れないように、二度と戻れない愛しい日々を、 “ちょっと思い出しただけ”……。
映画『ちょっと思い出しただけ』キャスト
照生/池松壮亮
照明スタッフとして働いている。過去には怪我をしてダンサーをやめた経験を持つ。
葉/伊藤沙莉
タクシードライバーで照生の恋人。
さつき/大関れいか
葉の友達。
中井戸/國村隼
照生と葉がよく行くバー「とまり⽊」のマスター。お客たちの悩みを優しく聞くオアシス的な存在。
フミオ/成田凌
「とまり⽊」の常連客。
牧田/市川実和子
照生の先輩。舞台照明を担当している。
ナグラ/鈴木慶一
タクシー運転手。
その他、キャスト
泉美/河合優実
康太/屋敷裕政
ミュージシャンの男/尾崎世界観
ジュン/永瀬正敏
ジュンの妻/神野三鈴
映画『ちょっと思い出しただけ』見どころ
本作の見どころは、近年多くの作品を送り出している松居大悟監督“初”の完全オリジナルラブストーリーであるところだろう。
監督のコメントでは『花束みたいな恋をした』や『愛がなんだ』など等身大の若者の恋愛模様が描かれた作品が引き合いに出されていて、本作もそういった日常を切り取ったちょっぴりビターで心温まる作品となっている。
また、物語のインスピレーション源となった主題歌「ナイトオンザプラネット」を作り上げたのは、クリープハイプのボーカル・尾崎世界観。彼自身がオールタイムベストとして挙げるジム・ジャームッシュ監督の同名映画に着想を得て書き下ろされた。また、尾崎世界観は劇中で重要な役割を果たす役どころを担っているので、そちらも合わせて注目したい。
また本作は、2021年度の第34回東京国際映画祭にて観客賞とスペシャル・メンションをW受賞し、Filmarksでは既に「ちょっとじゃないくらいに、どれも全部濃密で大切な時間だった」「松居大悟監督作の最高傑作」など、多くの高評価レビューが寄せられている。
映画『ちょっと思い出しただけ』は2022年2月11日(金)全国公開。ぜひ、劇場でご鑑賞ください。
映画『ちょっと思い出しただけ』作品情報
2022年2月11日(金)公開
監督・脚本:松居大悟
主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」(ユニバーサル シグマ)
制作・配給:東京テアトル
宣伝:FINOR 制作プロダクション:レスパスフィルム
製作:『ちょっと思い出しただけ』 製作委員会(東京テアトル ユニバーサル ミュージック)
公式サイト:https://choiomo.com/
公式Twitter:https://twitter.com/choiomo_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/choiomo_movie/
※2022年1月29日時点の情報です。