鬼才ヨアキム・トリアー監督が放つ北欧ホラー『テルマ』チケット販売中【Filmarksの上映企画・プレチケ】

Filmarksの上映プロジェクト

Filmarksリバイバル上映

映画館で名作を観るプロジェクト・プレチケで『テルマ』の上映が決定。

テルマ』上映イベント詳細

ヨアキム・トリアー監督最新作『わたしは最悪。』が7月1日(金)に劇場公開されることを記念して、アカデミー賞ノミネートを初めとした各国の映画賞を多く受賞したトリアー監督の代表作『テルマ』を上映!

北欧の神秘的な自然と洗練された街を舞台に、目を醒ました少女の”願い”が引き寄せる戦慄の結末。恐ろしくも美しいイノセントホラーを映画館でぜひご堪能ください。

上映後は本作をセレクトした茶一郎さんによるトークイベントも実施予定。

■上映作品:『テルマ
■日時:2022年6月23日(木)19:00開映/20:57トークイベント(21:30終了予定)
■価格:1,800円
■上映時間:116分
■字幕/PG12
■会場:池袋HUMAXシネマズ シネマ2(東京都豊島区東池袋1丁目22−10 ヒューマックスパビリオン

※システム利用料160円がかかります

茶一郎

Filmarks、 YouTube、各媒体にて、最新映画を中心に文章/動画を投稿しているレビュアー。学生時代に映画の魅力に気付き本業も映画の仕事に従事する。

Filmarks(@tyaichiro)/Twitter(@cha_ichiro)/YouTubeチャンネル「最新映画感想レビュー – 茶一郎

プレチケとは

「プレチケ」とは、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarksが企画する、映画館での上映サービスです。「あの名作をまた映画館のスクリーンで観てみたい」、そんな映画ファンの想いを映画館・配給会社と協同して形にします。一定数以上の購入枚数を達成すると開催が決定します。

公式サイト:https://premium-ticket.filmarks.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Filmarks_ticket(@Filmarks_ticket)

(C)PaalAudestad/Motlys

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  • Tomo
    4.2
    🇳🇴完璧なプロローグ🇸🇪 今にも割れそうな氷の上を歩いていく 父と幼い娘👨‍👧 雪深い森の中で一頭の🦌を見つけ、父は 猟銃を向けるが、その銃口はゆっくりと 娘へと向きを変える。 そして🦌は走り去り、なぜ撃たなかった の?と娘は父を見つめる……. 数年後、親元を離れオスロの大学に入り 寮生活をするテルマ。 ある日、窓に一羽の鳥🦅が衝突すると テルマは激しい発作に襲われる。 原因は不明だったが、それを機にテルマ に変化が起こり始める…… ホラーと見せかけて、作品の本質は、 少女が自由を獲得する青春ストーリー。 厳格なキリスト教の教えと、父の抑圧。 異常なほど過保護な父の言動には違和感 しかもてないが、重要な伏線。 そしてアンニャへの恋心が深くなるに つれ、テルマの心の葛藤が大きくなり、 封印された過去と能力が覚醒し始める🔥 その能力自体、遺伝的なものであるのか もしれないけど、危険⚠️で何とかしな ければと思うのは当然かもしれない。 それがプロローグに繋がるんだけど、 幼い娘を撃てなかった父は、テルマの 記憶と能力を薬物療法で封印し、長い 年月を見守っていくことを選択した。 それが正しい選択と思って見守ってきた ことが、結果的には身を滅ぼすことにな ってしまうのは何とも皮肉なことか😔 (これは親の立場からの見解ね)。 けどテルマは解放された。そして以前 より明るい表情で大学を歩く姿には、 自由を手に入れ人生を謳歌してる未来 が見えるような幸せなラストだったな。 🐍、🦌、🐦‍⬛、🍼、👩‍❤️‍👩、というキリ スト教では「禁忌」であるものがモチー フ。これらが分かりやすく効果的に表現 されてるとこ、またこのタイプの作品で、 サイキックがストーリーにマッチするこ とから考えても、とてもよき作品👏
  • 甘口カレー
    3.3
    大学に通うテルマ。ある日アンニャという女性と恋に落ちる。だがその日から、彼女に眠る超能力が目を覚まし… 雰囲気はめちゃくちゃ好み🤗 派手なシーンはほぼ無いけど、どこか不気味な雰囲気が映画を包みます。 北欧の映画らしい美しさもあります。 ただお話は2時間あるにしてはちょっと薄い気もしたかな🤔 終盤以外はそんなに激しい展開はありません。 もう少し色々起きて欲しかったですね。 あえてそうしてる可能性もありますが。 不気味な映画が好きなら楽しめるかと
  • なみこ
    3.9
    イノセンツがめっちゃ好みだったので、エスキル・フォクト脚本のこっちも気になり鑑賞。絵がきれいだし、気持ち悪いサイキックホラーでやっぱり好み。
  • 映画好き交流CINEPARA
    5
    【ショウキのレビュー】 2018/10/25 2022年175作目(劇場54作目)(再鑑賞) 約5年ぶりに大画面でテルマを観れるとは! もう大満足でした。最高、言うことなし。 以上! 2021年149作目(再視聴) 聖書的なキーアクセント。 ダンサーインザダークなどで有名な、 ラースフォントリアーの甥である ヨアキムトリアー監督の作品で、 サイコ・ダーク・ファンタジーです。 主人公のテルマは形容し辛いですが、 超自然的なパワーを持っていて、 願えば叶い、人も消せて、火も使える。 アベンジャーズでも大活躍できる 力を持っています。 なぜ超能力が覚醒したかというと、 テルマは厳格なキリスト教徒の両親に かなり抑圧されて育てられてましたが、 大学に入ってそれが変わっていきます。 厳格なキリスト教の教えに従っていくか、 それとも自分の欲望のままに生きるか、 この葛藤の中で超能力が覚醒します。 本作は一見、かなりミステリアスな 作品に見えると思うんですが、 プロットは至ってシンプルで、 テルマがレールに縛られた人生と、 自分が生きたい人生の間で もがき苦しむドラマになっているんです。 キャリーでもそうですが、 カルト的な宗教観を持つ抑圧的な親と、 そのコントロールから逃げる主人公で、 ひとつの形として物語が進んでいく。 ただ私がキャリーよりテルマが好きな点は、 テルマは親に対して従順なところです。 だからこそ自分ではもう止められない、 欲望と倫理の狭間でもがき苦しんで、 そこが上手く超能力ホラーに昇華され、 青春ドラマとして見えるのが好きです。 本作をさらに楽しむポイントとして、 重要なモチーフがいくつかあって、 シカ、カラス、蛇、同性愛、火です。 これは物語における、 聖書的なキーアクセントになってます。 まずシカ。 回想シーンになるんですが、 テルマの父親が鹿ではなく、 テルマに銃を向けるシーンです。 鹿ってキリスト的には悪魔みたいで、 父親からするとテルマが悪魔に 見えていたことを表しています。 次はカラスがガラスに追突するシーン。 カラスは不吉の象徴とされているので、 キリストに対してのテルマの反発という 不吉な予感を暗示してます。 次にテルマがアンニャを好きなった後、 布団やパーティーに幻覚で現れた蛇。 これはアダムとイヴの話です。 人間を神に背かせようと そそのかすのが蛇なんですよね。 つまり、テルマが同性愛という 誘惑にあっていることを象徴してます。 あとキリスト教は昔は 同性愛がダメだったみたいで、 そこもひとつのポイントになってます。 最後が火です。 これは実際に映画を見てください。 私のオールタイムベストです。 2021年36作目(再視聴) あまり同じ作品を見れないタイプですが、 本作は何回見ても本当に楽しめる。 今回も新しい発見がありました。 本作だけは★3.4というのが、 理解も納得も出来ないですね。(笑) 低評点の皆さんは見直してください! 以上、テルマの回し者より。 2020年26作目(再視聴) はいはい、何回見ても最高。 2019年87作目(再試聴) DVDを買ってやっと再試聴。 結末を知ってても面白い。 というか、ラストシーンが最高過ぎる。 寸土め感と不安を煽る演出と展開が、 どストライクでホントに最高の1本です。 2018年128作目(劇場14作目) エグい。 何で上映箇所が限られているのか不思議だ。 多くの映画の肝になるであろう、 煽り、焦らしのレベルが高すぎる。 煽りの描写は繊細かつ大胆。 視聴者の第六感が呼び覚まされるかのよう。 焦らしの仕掛けは届きそうで届かない。 手掛かりを掴まされては泳がされ、 仕掛けの質が良いから中々ありつけない。 ストーリーもとても好き。 煽り、焦らしを生かした形でオチる。 本作は北欧ホラーなんて紹介されてるけど、 これはホラーでもミステリーでもSFでも、 はたまた恋愛でもない何かのジャンル。 シャイニングのような狂気 キャリーのような反発感 鳥のような不穏さ どれもツボで面白かった。
  • えりみぎきき
    2.7
    前半は何が問題なのか、どういう趣旨の映画なのかわかりづらく、かなりダレて集中できなかった。 おばあちゃんのくだりをネタバレにならない程度でいいから伏線として冒頭に出してもいいかなー。ちょいと怪奇現象がわかりづらかった。 あと主人公スッキリしすぎじゃない?結局色恋かいみたいなw 赤ちゃんのシーンは直視できなかった…
テルマ
のレビュー(6084件)