スティーブン・スピルバーグが“恐竜”に命を吹きこみ、かつてないほどのリアルな映像体験をもたらしたことで、世界中で大人気を博した名作「ジュラシック・パーク」、「ジュラシック・ワールド」シリーズ。そして、シリーズ史上最大のスケールで描かれる待望の最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が、2022年7月29日に劇場公開されることが決定しました。シリーズ最終章を迎える本作では、「ジュラシック・ワールド」シリーズで監督を務めた、コリン・トレボロウが復帰を果たしています。
主演には引き続き、クリス・プラットと、ブライス・ダラス・ハワードが登場。そして、シリーズではお馴染みのレジェンドキャラクターである、3人の博士たちが再集結するところも見逃せません。
本記事では、映画界に偉大な歴史を刻んだ大人気シリーズの終幕、映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のあらすじ&キャスト、見どころをまとめてご紹介します。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2021)あらすじ
「ジュラシック・ワールド」が存在した島・イスラ・ヌブラルが火山の大噴火で破滅され、救出された恐竜たちは、世界中へと放たれてしまった……。あれから4年、人類は未だに恐竜との安全な共存の道を見出せずにいた。恐竜の保護活動を続けるオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、人里離れた山小屋で暮らしていた。そこで2人が守っているのは、14歳の少女・メイジー(イザベラ・サーモン)。彼女は、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られた、クローンの少女だったのだ。ある日オーウェンは、子供を連れたブルー(ラプトル)と再会する。しかし、何者かの手によってブルーの子供・ベータが、誘拐されてしまう。オーウェンはブルーに「俺が取り戻してやる」と約束し、クレアと共に救出に向かう。一方、サトラー博士(ローラ・ダーン)は、世界各地から恐竜を集めて研究しているバイオテクノロジー企業・バイオシン社を、ある目的から追っていた。そこへグラント博士(サム・ニール)も駆けつけ、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)に協力を求める。人類と恐竜の共存の前に立ちはだかる、バイオシンの恐るべき計画とは……? オーウェンとクレア、そして3人の博士たちは大切な命と、この世界の未来を守ることが出来るのか!?
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』キャスト
※()は、日本語吹き替え版キャスト
オーウェン/クリス・プラット(玉木宏)
恐竜行動学の専門家で、主にラプトルの行動を研究している。メイジーのDNAを狙う勢力から彼女を守るため、クレアと共に人目を避けて暮らしている。
クレア/ブライス・ダラス・ハワード(木村佳乃)
「ジュラシック・ワールド」の元管理責任者で、オーウェンのパートナー。オーウェンと共にメイジーを保護するうちに、彼女のことを深い愛情を持って育てるようになる。
メイジー・ロックウッド/イザベラ・サーモン
オーウェンとクレアと共に暮らす14歳の少女。ジュラシック・パーク共同創設者の亡き娘の遺伝子から生まれたクローン。思春期を迎え、山奥での暮らしに閉塞感を感じている。
エリー・サトラー博士/ローラ・ダーン(井上喜久子)
古植物博士。全米で発生しているイナゴの大群被害と、謎の企業・バイオシン社との接点を見つけ出し、グラント博士に協力を求める。
アラン・グラント博士/サム・ニール(菅生隆之)
著名な古生物学者。恐竜の発掘に人生を捧げてきたが、かつての恋人・エリーと再会し再び行動を共にするようになる。
イアン・マルコム博士/ジェフ・ゴールドブラム(大塚芳忠)
数学者。現在は、バイオシン社の内部で働いている。本社を訪れた、エリーとグラント博士と再会を果たす。
その他キャスト
フランクリン・ウェブ/ジャスティス・スミス(満島真之介)
DPGのITエンジニア。
ケイラ/ディワンダ・ワイズ(伊藤沙莉)
元軍人パイロット。現在は、裏社会で雇われ貨物パイロットのエースとして活躍している。
ラムジー/マムドゥ・アチー(日野聡)
強力なバイオテクノロジー企業・バイオシン社の高学歴社員。
ヘンリー・ウー博士/B・D・ウォン(近藤浩徳)
恐竜の創造を担当した遺伝子工学社。
ルイス・ドジスン/キャンベル・スコット(井上和彦)
バイオシン社と恐竜の密輸を行う闇市場をつなぐ謎の女性。
ジア・ロドリゲス/ダニエラ・ピネダ(石川由依)
DPGの獣医師。
バリー/オマール・シー(安元洋貴)
オーウェンの友人。
ソヨナ・サントス/ディーチェン・ラックマン(高山みなみ)
ゲンマ/ジャスミン・チウ(早見沙織)
スタッフ
■製作総指揮/ストーリー原案/脚本/監督:コリン・トレボロウ
■製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、アレクサンドラ・ダービーシャー
■製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー
■キャラクター原案:マイケル・クライトン
■ストーリー原案:デレク・コノリー
■脚本:エミリー・カーマイケル
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』見どころ
(C)2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.
前作『ジュラシック・ワールド 炎の王国』(18)で恐竜が世界中に放たれてから、4年後の世界を舞台に描いています。これまでのシリーズでは、恐竜と人間の壮絶な戦いと絆を描いてきましたが、彼らにとって安全な“共生”の道は果たして見出せるのでしょうか? そして、本作のタイトルにもある通り“新たなる支配者”とは、人間と恐竜の一体どちらなのか? ラストにかけて提示される予想を遥かに超えた衝撃的なアンサーと、恐竜たちがノンストップで強襲するハラハラドキドキの展開と冒険には、最後まで目が話せない予感です。
また何と言っても、過去シリーズで人気を博した恐竜の登場や、羽毛恐竜や肉食恐竜など、新たな恐竜たちの緊張感のある登場シーンにも、胸の高鳴りが収まることはないだろう。
そして、シリーズ一つのテーマである“家族劇”も、見どころの一つとなっている。今回は、主人公オーウェンと、彼のパートナーであるクレア、クローンの少女メイジー。実際に血の繋がりはないものの、メイジーを娘のように大切に思う彼らの新たな家族の形と、その行方にも着目して鑑賞して頂きたい一作となっています。そして、子供を連れてスクリーンに帰ってきた、ヴェロキラプトルのブルー。初期の作品を彷彿とさせるような、恐竜の母性本能と親子愛も見逃せないポイントとなっています。
(C)2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.
『ジュラシック・ワールド』シリーズで監督を務めてきた、名匠コリン・トレボロウが、本作でもメガホンを引き続き執っています。ちなみに「ジュラシック・パーク」生みの親である、スティーブン・スピルバーグも製作総指揮に回り、本作の制作に携わっています。
主演は前作に引き続き、恐竜行動学の専門家・オーウェン役にクリス・プラット、ヒロインのクレア役をブライス・ダラス・ハワードが演じています。また、2人が守っているクローンの少女・メイジー役には、イザベラ・サーモンが抜擢。
そして、サトラー博士(ローラ・ダーン)、グランド博士(サム・ニール)、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)など3人の博士たちも、過去作へのオマージュ溢れるシーンで本作にカムバック! 映画史に歴史を刻んだ記念すべき第一作目『ジュラシック・パーク』(93)から、主演を務めていたレジェンドたちの登場に、映画ファンからは歓喜の声が殺到している様子。その他にも、ディワンダ・ワイズ、マムドゥ・アチー、 B・D・ウォン、キャンベル・スコット、ダニエル・ピネダなど、超豪華俳優陣たちが共演を果たしました。
(C)2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.
約30年続いた、世界中で愛されて止まない大人気シリーズの集大成。スティーブン・スピルバーグの意思を引き継いだ監督と魅惑的なキャスティングで送る、壮麗な映像美で展開されていく新たな物語『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。
全てにおいてフルスケールアップを成し遂げた、ハイクオリティでスリル満点のエンターテイメントを、あなたも是非、劇場で堪能してみては?
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』作品情報
■原題:Jurassic World: Dominion
■上映日:2022年7月29日(金)
■配給:東宝東和
■公式HP:https://www.jurassicworld.jp/
(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved. (C)2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.
※本記事で紹介した映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされたものです。
※2022年6月17日時点での情報です。