映画のワンシーンみたいな“夏の思い出”作りがしたい…！夏休みムードが高まる映画3本

今年の夏、皆さんはどのように過ごしますか？

夏と言えば、海やプールや花火などイベントが盛り沢山。とっておきの思い出を沢山作れる、特別な季節になっていますよね。夏の思い出作りの参考になるような素敵なシーンがある映画をイラスト付きでご紹介。

『キングス・オブ・サマー』（2013）

あらすじ：高校生のジョー（ニック・ロビンソン）と親友の パトリック（ガブリエル・バッソ）は、ともに親への不満から家出を計画。二人は一風変わった少年ビアジオ（モイセス・アリアス）と一緒に、森に隠れ家を作って自立した生活を目指す。しかし、そこにジョーが想いを寄せるクラスメイトのケリー（エリン・モリアーティ）がやってきて、少年たちの友情に亀裂が生じはじめ……。

森の中に佇むツリーハウスで、穏やかな時間を友人たちと過ごす特別なキャンプ

本作で特に印象的なシーンと言えば、自立を誓った家出少年たちが森のツリーハウスで、食事をしながら談笑するシーンではないでしょうか。本作の世界観に近いもので言えば「キャンプ」や「グランピング」などが思い浮かぶと思います。子供から大人まで、友人、恋人、家族など、誰もが楽しめる真夏のアウトドアイベント。今年の夏は、豊かな自然に囲まれた森や川などで、大切な人たちと共にキャンプを楽しんでみては？

『南風』（2014）

あらすじ：東京の雑誌編集者・藍子は、とある取材のために台湾へ。台北の道のりを、モデル志望の16歳の少女・トントンと、台湾の青年・ユウと共に、自転車で駆け巡る。爽やかな夏の風を感じながら、自転車旅で取材をしていく中で、自分を見つめ直していく物語。

台湾の鮮やかな夏景色を舞台に、自転車でサイクリング旅！

本作は、台湾の美しい街並みをサイクリングで駆け巡るゆるめの旅映画です。もちろん劇中では、台湾を代表する観光スポット（九份、淡水など）も巡り、美味しい食事シーンなども沢山出てきます。観ているだけで旅行気分を存分に味わうことのできる、何ともお得感のある作品。電車や車ではなく、あえて融通が効く自転車で旅をすることで新たな発見と感動を見つけることができるかもしれません。弾丸台湾旅行はもちろん、行ったことのない国内の街をサイクリングで旅をしてみるのも、夏の思い出作りにピッタリ。お気に入りの自転車で、色んなところへ出かけてみよう！

『スケート・キッチン』（2018）

あらすじ：ニューヨーク郊外に住む17歳の内気な女の子カミーユはスケートボードに熱中しているが、怪我が原因で母親からスケートを止めるように言われる。そんなある日、彼女は“スケート・キッチン”と呼ばれる女の子たちだけのスケートクルーと出会い、彼女たちの一員となる。母親との関係は悪化しつつも、どんどんスケートにのめり込んでいくカミーユは、謎のスケートボーダー男子に恋をする。だが、この男子との関係はスケボーのトリックを決めるよりも難しいことが発覚する……。

今年の夏こそ、スケーターデビューしてみる？

2020年・東京オリンピックの新種目に追加されたり、専門的な学校が設立されたりなど、近年益々注目を集めるストリートスポーツ、スケートボード。本作では従来のストリート映画とは違って、ガールズスケーターがメインで出演。よりファッション感覚でスケートボードを感じやすいかも。仲間と一緒に街を滑ったり、がむしゃらにトリックの練習に励む彼女たちの姿は、まさに青春そのもの。スケートボードが気になっている人、この夏に何か夢中になれることを探している方には、是非とも鑑賞して頂きたい一作。

※本記事で紹介した映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づきセレクトされたものです。

※2022年8月4日時点での情報です。