いつまでも愛される母でいたい!参考にしたい映画の中のおしゃれなお母さん5人

2018.05.13
映画

可愛いと映画とファッションがすき

kyon

今日は母の日。いつもは家族のために献身的に働くお母さんが主役の日です。
子どもや旦那さんからお花やプレゼントはもらいましたか? ちょっぴりリッチな食事や、小旅行にでかける方もいらっしゃるかもしれませんね。

せっかく主役の1日ですから、おしゃれをして過ごしてみてはいかがでしょうか?

今日は、そんなおしゃれの参考にしていただきたい「映画の中のおしゃれなお母さん」を特集したいと思います。

映画の中でも、母は偉大なり。そんな彼女たちの中には個性的でファッショナブルなお母さんたちの姿もちらほら。そう、映画のお母さんたち、とってもキュートでおしゃれなんです!

儚くかわいいお母さん

サンドラ

ビッグ・フィッシュ』(2003)

周りにいつもホラ話を聞かせる父・エドワードにうんざりしていた息子のウィル。疎遠状態の中、父が倒れたと一報を受けたウィルは、駆けつけた病室で再び父の話に付き合うことに。物語はそんな父親の話と現実世界とが交差しながら展開していきます。

それまで父の話のすべてが嘘であると思っていたウィルでしたが、父親の痕跡を辿っていくにつれて、彼のエピソードの中にはいくつかの真実があることを知ります。その中には父と母・サンドラのエピソードも。

父・エドワードはあるとき、サンドラとのなれそめを語りはじめます。すでに婚約相手がいた若きサンドラに、猛烈にアプローチしていく青年・エドワード。サンドラが黄色の水仙を好きだと知り、彼はサンドラに水仙を使ったロマンテックなプロポーズを思いつきますー。

父が夢中になった女性・サンドラは、パステルカラーを基調としたワンピースやブラウス姿がメイン。過去を回想しているということもあり、どこかレトロな型のファッションになっています。水仙のプロポースの場面では、水仙の黄色とワンピースの水色が美しく対比され、画面の色味がとても美しい……! 衣装はティム・バートン作品ではおなじみのコリーン・アドウッド。

年を重ねたサンドラのファッションの変化にも注目してみてください。

完璧なまでに美しいお母さん

キャロル

キャロル』(2015)

トッド・ヘインズ監督の映画『キャロル』は、1950年代のニューヨークを舞台に、妻であり母であるキャロルと写真家を目指しているテレーズという2人の女性の恋を描いた作品です。

キャロルはまさしく家族のために完璧な母親を務めようとしている女性です。そんなキャロルを演じたのはケイト・ブランシェット。劇中に登場する数多くの50年代ファッションを着こなし、その完璧さの背後にみられるもろさも同時に感じさせる演技でキャロルという女性を表現しています。

50年代ファッションといえば、ディオールやバレンシアガ、ジバンシィといった女性の身体を美しく見せることにこだわりを持ったデザイナーたちの全盛期。まさしく当時の「VOGUE」などから飛び出してきたような装いに加え、衣装を担当したサンディ・パウエルによると、ジュエリーやバッグ・靴といった小物は同時代のヴィンテージを使ったというこだわりも。

赤を基調としたファッションをはじめとする上流階級ゆえの高級感漂うキャロルの装いと、当時のストリート・ファッションを参考にした一般市民のテレーズのカジュアルな装いとの対比を描くことで、キャロルを手の届かない女性像に仕立て上げている印象もあります。

そんな神秘的で美しすぎるキャロルの姿をぜひ堪能してみて下さいね。

カラフルな世界のお母さん

イレーヌ

モン・パリ』(1973)

本作は、パリのモンマルトルで暮らすカップル、イレーヌとマルコの子どもが、男性であるマルコのお腹に宿ったことからはじまるコメディ映画。

イレーヌを演じたのはカトリーヌ・ドヌーヴ。ジャック・ドゥミ監督らしい色とりどりの世界観にマッチしたカラフルなファッションの数々をドヌーヴが着こなしています。美容師という設定もあり、イレーヌのファッションは「可愛いっ」の連続! 水色のリボンタイのシャツに青色のニットを重ねたり、ポリューミーな毛皮を着たり、緑色を基調にしたオールインワンのスタイルなど、現代でも着られそうなファッションばかりです。後半に出てくるモデルの男性たちはGUCCIのコレクションにいても不思議ではないほど親和性が。

カラフルで可愛らしい世界観と共に描かれた男女の立場逆転のテーマ、普段がんばっているお母さんにこそ観てもらいたい一作です。

強くたくましいお母さん

ドーラ

ライフ・イズ・ビューティフル』(1998)

1998年に公開されてからずっと愛されつづける映画『ライフ・イズ・ビューティフル』。監督・脚本・主演すべてをロベルト・ベニーニが担当し、その年のアカデミー賞など多くの賞を受賞しています。

本作は、ファシズムが台頭するイタリアの1930年代後半から第2次世界大戦後までを舞台に、ユダヤ系イタリア人であるグイドとその妻ドーラ、そして愛息子ジョズエの絆を描いた家族の物語。はじまりは、ちょうど第2次世界大戦が勃発する1939年。すでに別の男性との結婚式を控えていたドーラに、グイドは数々のユニークなアプローチをしかけ、彼女の心を掴んでいきます。

そんなドーラが着ているピンクの装飾的なドレスは有名ですが、息子を授かり、母になってからも彼女のその上品なファッションは貫かれています。1930年代から1940年代のクラシカルなジャケットスタイルは今観ても魅力的です。

物語は次第にユダヤ人迫害の事態に。グイドも例外ではなく、収容所行きの列車に息子・ジョズエと共に乗らざるをえなくなります。ドーラはユダヤ系ではないので乗車リストに名前が記載されていなかったのですが、赤いジャケットスタイルできっちり装っている彼女が「私も乗せて」と言い放ち、自ら乗り込む姿には彼女の覚悟と共に力強い母親そのもの。

本作において、ファッションはまさに“人権”、“自由”の象徴。そして同時に戦争下における強制的な“統一”の役割も果たしています。映画冒頭から豊かに着飾る人々、ドーラもその中の1人でしたが、彼女のファッションがやがて収容所の縞模様の囚人服姿になっていく過程は、戦争の残酷な状況を台詞や戦闘シーン以上に表現しています。

愛と自由を与えるお母さん

アメラ

君の名前で僕を呼んで』(2017)

2018年4月27日から公開中の『君の名前で僕を呼んで』。17歳のエリオと24歳のオリバーの男性同士の恋を描いています。監督は『胸騒ぎのシチリア』のルカ・グァダニーノ。

1980年代の北イタリアの避暑地を舞台に、主人公エリオが家族で毎年やってくる避暑地に、大学教授の父親が呼んだ大学院生オリバーがやってくるところからはじまります。自信家で知的なオリバーと一緒に自転車で街を散策したり、音楽を聴いたり、読書をしたりするうちに、エリオはオリバーに対して友人以上の感情を抱きはじめます。対するオリバーもエリオに対する想いを自制しながらも、やがて止められないほど急速に惹かれ合うことに。

最初に息子オリバーの想いに気づくのが、母親のアメラです。ここで描かれるアメラやエリオの父親は、息子の恋を反対せずに行く末をただ静かに見つめるだけ。その姿を描き出すことで、この両親に育てられたエリオの主体性を持つキャラクターに説得力を与えています。

本作の衣装自体とても役柄に調和し、この作品に生きる人間たちにリアルさを与えていて引き込まれるのですが、それは側で見守るアメラのファッションにも当てはまります。熱い夏にアメラが着用しているのは、シンプルながら上品なバカンススタイル。シャツをショートパンツにインしているスタイルから、ときにはブラウンとイエローをメインにした水着姿まで。まるで楽園のような北イタリアでの6週間にぴったりなファッションに身を包むアメラの姿は、女性として、そして母親像として憧れます。

いかがでしたか?

映画の中のお母さんたちを見つめると、それぞれの人生を豊かに、ときに葛藤しながら生きる女性たちの姿がありありと登場しています。
母親であり、一人の女性である全国のお母さん。いつまでも美しくおしゃれでいてくださいね。

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