原作ファンも思わず納得! 【漫画原作映画】のハマり役が見れちゃう作品8選

可愛いと映画とファッションがすき

kyon

突然ですが、皆さん漫画はお好きですか?

少女漫画だけなら、少年漫画だけなら、むしろ何でも読む!など好みは分かれるかもしれませんね。

そんな私は小学生のときから生粋の漫画好きで、1度は漫画家になりたい!なんて思っていた時期もあったくらいです。

私も含め、漫画をよく読む方にとって、漫画原作の映画作品って気になってしまいますよね!特に思い入れの強い作品ならなおさら。

最近だと、「信長協奏曲」や「ちはやふる」などの映画化も話題になりました。

そこで今回、原作ファンの方々にも納得してもらえるんじゃないか!?と思うハマり役がいる漫画原作作品を8本選出したいと思います!

ここで紹介するのは全て私も愛読している漫画作品ばかりですので、ぜひわかるー!なんて皆さんと一緒に共感したいです。

主人公がハマり役!!な3本

『ラブ★コン』(2006):大谷敦士

『ラブ★コン』

まずは、今期話題のドラマ「ダメな私に恋してください」の原作を描いている漫画家、中原アヤさんの代表作『ラブ★コン』をご紹介したいと思います!

主人公は身長が高いのに名字が「小泉」のリサと、身長が低いのに名字が「大谷」の敦士(アツシ)の凸凹コンピ。

大阪を舞台にしたラブコメディとあって、関西弁で織りなすこの凸凹コンビの掛け合いは爆笑してしまいます。

そんな原作の大谷敦士を映画で演じるのは俳優の小池徹平さんです!

原作を知っている方なら、このそっくり加減びっくりしますよね!小池さん自身、大阪出身とあって関西弁もぴったりで見事なハマりっぷりを見せています。

原作でも普段は恋愛には不器用だけど、決めるところは決める男前なところが乙女心をくすぐる大谷くんが映画ではどんな活躍を見せるのか、ぜひこのハマり役を見てみて下さい!

原作おなじみのキャッチフレーズ、「きゅん死に」(きゅんきゅんして死んでしまいそうの意)間違いなしです!

『大奥』(2010):徳川吉宗

「大奥」を舞台にした作品はたくさんあって、いまだに観客を惹き付ける題材ですよね。

そんなこの題材に「もし大奥の世界が男女逆転だったら…?」という斬新な切り口で漫画を描いたのが、漫画家のよしながふみさんです。

この作品の何が素晴らしいかって、歴史の軸は変わらないのにこんなにも辻褄が合ってしまうのかという設定や構成の面白さで、これ実はありえる話なんじゃないかな、なんて思ってしまいます。

そしてこの漫画の実写化として製作された映画『大奥』。漫画でいうと第1巻の内容です。

柴咲コウさんが演じるのは、徳川幕府8代目将軍の吉宗で、この女吉宗が原作に負けず劣らずのハマり役になっています。

凛とした力強い吉宗を中心に、二宮和也さん演じる主人公の青年が男版大奥に入り、どのような進展を迎えるのかぜひ見てみて下さいね!

『新宿スワン』(2015):白鳥龍彦

『新宿スワン』

原作者の和久井健さん自身の経験を基に描かれた漫画「新宿スワン」は、主人公の白鳥龍彦が新宿歌舞伎町でスカウトマンの世界に入るところから始まります。

フィクションながら、そのリアルな裏側の描写は経験者ならではの視点で、読みながらハラハラしてしまうんです。

熱血でいてすぐ突っ走りやすい龍彦を演じるのは、綾野剛さん。

原作に合わせた金髪のパーマがより一層龍彦を思わせます。

外見はもちろん、演技もさすがと言いたくなります!

原作は全38巻という長篇漫画ですが、映画を監督した園子温さんはどう切り取ったのか、気になっている方はぜひご覧下さい。

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このハマり役を見て欲しい5本!!

『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2014):日浦匡也

さて、ここからはこのハマり役にぜひ注目して欲しい!と思う方々をご紹介したいと思います!

「土竜の唄」は、交番で勤務していた主人公の菊川玲二がひょんな事から関東1の暴力団に潜入捜査官として潜り、この組織の会長を検挙する任務を遂行してゆくというストーリーになっています。

続編製作も決定した映画『土竜の唄』、玲二を演じる生田斗真さんもかなりハマり役ではありますが、中でもハマっているのが組織の若頭の日浦匡也を演じた堤真一さんなんです!

”クレイジーパピヨン”という異名も持つ匡也は、その名の通り、蝶マニアであり、面白いことが大好きな男で、喧嘩も強ければ女にもモテるという魅力的なキャラクター。

主人公の玲二とともに映画でもかなり活躍していきます。

舞台は裏社会もので普段見ることのない世界ですが、登場人物が個性豊かで笑っちゃいます。三池監督ならではのアクションシーンもありますよ!

このクレイジーパピヨンが作中、ヒーローみたいにかっこいい場面があるので、見る機会がある方はぜひ堤真一さん演じる匡也もチェックしてみて下さい。

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『海月姫』(2014):尼〜ず

『海月姫』

(C)2014『海月姫』製作委員会(C)東村アキコ/講談社

オタク女子集団が美しすぎる女装男子、鯉淵蔵之介と出会ったことで、ファッションブランドを立ち上げたり、ファッションショーを開催したりするファッション・ラブコメディ「海月姫」。

原作はファッションを絡めた作品も多い漫画家、東村アキコさんです。

この女装男子を俳優の菅田将暉さんが演じ、その美しさでも非常に話題を集めた実写版『海月姫』は、かなりキャスティングがハマっています!

主人公は、ファッションとは無縁だと思っていたオタク集団、通称”尼〜ず”の1人でクラゲオタクの倉下月海で、こちらは女優の能年玲奈さんが演じています。

能年さんはもちろんですが、それ以外の尼〜ずメンバーのハマりっぷりはすごいんです!!

日本の和のものをこよなく愛するオタクの千絵子、三国志オタクのまやや、鉄道マニアのばんば、中高年男性を愛する枯れ専のジジの4人をそれぞれ馬場園梓さん(アジアン)、太田莉菜さん、池脇千鶴さん、篠原ともえさんが演じています。

漫画からそのまま飛び出したようなそっくりさとハマりっぷり、さらには映画ならではのファッションショーの場面など、思わず応援したくなる愛すべき尼〜ずたちをぜひご堪能下さいね。

私も原作大好きな1人ですが、とてもおすすめです!

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『脳内ポイズンベリー』(2015):脳内会議メンバー

『脳内ポイズンベリー』

(C)水城せとな/集英社 (C)2015フジテレビジョン 集英社 東宝

もしも普段私たちのありとあらゆる行動が脳内会議によって決められているとしたら、一体どのような感じなんだろう、そんな題材をある男女の恋愛を通して描いた漫画が「脳内ポイズンベリー」です。

作者は「失恋ショコラティエ」でも多数のファンを持つ水城せとなさんで、繊細な心理描写や恋愛模様などを描くのが得意な漫画家さんです。

主人公の櫻井いちこは、過去の恋愛にトラウマを抱えていますが、30歳を目前にしたあるとき23歳の早乙女に一目惚れしてしまいます。年下の早乙女にどう近づくか、はたまた近づかないようにするのか、いちこの脳内会議の慌ただしい様子が描写されています。

そんな脳内会議の老若男女のメンバー5人がこれまたハマり役で、5人のやり取りに笑ったり、切なくなったりしてしまいます。

議長である吉田、ポジティブ担当の石橋、ネガティブ担当の池田、衝動的な感情を担当するハトコ、主人公の記憶を司る岸などバラエティに富んだ脳内会議メンバーの配役は、西島秀俊さん、神木隆之介さん、吉田羊さん、桜田ひよりさん、浅野和之さんになっています。

特にネガティブを司る池田を演じる吉田羊さんはハマっていて、池田の言動に何度も笑ってしまいます。

原作でも映画でも、主人公が早乙女との恋愛を通して、自分らしくあることの大切さに気付くのが作品全体のテーマだと思うのですが、そんなテーマ通り、最後の展開は切なくも爽快な気持ちになります。

全体的に男女の恋愛模様の生々しさがじっくりと描かれていますので、恋愛映画がお好きな方はぜひ原作と合わせて見比べてみて下さい。

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『ヒロイン失格』(2015):中島杏子

『ヒロイン失格』

(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社

桐谷美玲さん、山崎賢人さん、坂口健太郎さんといった今旬の俳優さんたちが演じる主人公たちの三角関係が気になるラブコメディ作品『ヒロイン失格』。

キャスティングも豪華ですが、今回注目して欲しいのは主人公はとりの親友である中島杏子を演じた福田彩乃さんです!

ストーリーは、幼馴染みの利太と付き合うのは自分しかいないと信じて疑わない主人公、はとりをよそに利太があまり冴えない同級生の安達さんと付き合ってしまうところから始まります。

利太に何度もアタックをしてゆくはとりですが、あまり振り向いてもらえないうちに、学年1のモテ男の弘光くんから迫られ、利太と弘光くんの間で揺れ動いてゆくはとり…という図になっていきます。

直球型のはとりを側で見守り、ときに愛あるつっこみを入れるのが中島です。

原作でも良いポジションではとりの恋愛を支えているのですが、映画でも福田さん演じる中島がかなり良いつっこみを入れてくれて共感してしまいます!

三角関係を描いているため、ちょっとどろどろしたものを想像している方もいると思いますが、安心して下さい、原作の明るい雰囲気が映画にもちゃんと反映されています。

また、原作でも度々いろんな芸人さんたちのネタが仕込まれているのですが、映画ではまさに夢の競演!!と言えるような場面もありますので、それを探していくのも面白いですよ!

ぜひ主人公たちの側で脇をしめるハマり役にも注目してみてください。

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『バクマン。』(2015):新妻エイジ

『バクマン。』

(C)2015映画「バクマン。」製作委員会

トリを飾るのは、昨年公開され大人気を集めた映画『バクマン。』です。

週刊少年ジャンプの漫画家を目指す高校生、「サイコー」と「シュージン」を中心に漫画業界の裏側に迫った青春作品である「バクマン。」の原作者は「DEATH NOTE」も手掛けた大場つぐみさんと小畑健さんです。

漫画を原作者たちも2人組で描いていることから、その体験がまさに活かされているといってもいいでしょう。

そんな作画担当のサイコーと原作担当のシュージンを演じるのは、佐藤健さんと神木隆之介さん。

そしてこの2人のライバルとして立ちはだかるのが、染谷将太さん演じる天才高校生漫画家の新妻エイジです。

このエイジは原作でも、息をするように漫画を描くと言われているほど、漫画を愛し、次々とヒット作を生む変わり者なのですが、染谷さんも見事にその空気感を体現してくれています!

喋り方はもちろん、仕草や立ち姿など、映画の方が少し強めのキャラクターですが、それも含めハマっているんです。

漫画家の裏側、特に週刊誌で漫画を描くということがどれほどすごいことか、そして漫画業界の厳しさややりがいなど…知っているようで知らないことが盛りだくさんの本作は、漫画を普段読まない方にもおすすめしちゃいます!

余談ですが、映画でもジャンプが全面協力してくれているので、作中の一部ナレーションが「ONEPIECE」のルフィだったり、実際の編集部が出てきたりと、漫画好きにはたまらない演出もポイントです。

さらにエンドロールにも細かい気遣いが随所に散りばめられ、感動してしまいます!

見終わった後はきっと、夢を追いかけたくなるでしょう。

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ここで紹介した作品以外にも漫画原作作品はたくさんありますし、これからもたくさん実写化されていくと思います。ときに複雑な気持ちになる方もいらっしゃると思いますが、ハマり役を探してゆくと思いがけない出会いがあるかもしれません。

みなさんの中のハマり役をぜひ見つけてみて下さいね!

 

※2022年2月27日時点のVOD配信情報です。

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    とあるシーンが気になって観ただけなので実質数十分しか観てないんですが、ゴテゴテの演出がまさに少女漫画的でけっこういいなと思った 漫画原作のラブコメ映画ってみんなこうなの?すごくないか? 途中のバーのシーン、シャイニングみたいじゃなかった?
  • i
    -
    懐かしい~
  • minotin0604
    2
    最後まで鑑賞したけど、こういう展開の話って自分はあまり好きじゃないかな、ハッピーエンドになったし、キュンキュンするところもあるんだけどダメージを負う気持ちが結構あるからそっちに影響されちゃうんだよね💧‬
  • ジェーミーブルー
    2.5
    クドイ演出にストレス。高校の時はそれ楽しく観れてたんか、、 安達さんは嫌われてるけど1番人間味があって好きやで
  • いち
    2.5
     長い。
ヒロイン失格
のレビュー(63313件)