国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)は、サービス内のデータに基づき「5月第4週公開映画の初日満足度ランキング」を発表。先週末に公開され、高い評価を集めた最新映画10作品がランクインしました。
Filmarks映画初日満足度ランキング(5月第4週)
■10位『海を駆ける』
[★★★☆☆3.30/レビュー数:69件]インドネシア、スマトラ島の海岸で倒れていた謎の男ラウ。災害復興の仕事を行う人々たちが預かった彼のまわりで、不思議な現象が起こり始める。監督は『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭ある視点部門の審査員賞を受賞した深田晃司。ディーン・フジオカが主演をつとめる。
■9位『友罪』
[★★★☆☆3.43/レビュー数:685件]生田斗真と瑛太のW主演。町工場で働く同い年の男性、益田と鈴木の二人は打ち解けていくが、ある時から、益田は鈴木が17年前の殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。薬丸岳の同名小説を『64 ロクヨン』の瀬々敬久監督が実写映画化した人間ドラマ。
■8位『ゲティ家の身代金』
[★★★☆☆3.56/レビュー数:610件]1973年に起きた大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を巨匠リドリー・スコット監督が映画化。息子を誘拐された母ゲイルが、孫の身代金支払いを拒否するゲティや誘拐犯と対峙する、実話に基づくサスペンス。母親役をミシェル・ウィリアムズがつとめる。
■7位『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』
[★★★☆☆3.76/レビュー数:110件]平田家の人間模様をユーモアたっぷりに描いた山田洋次監督による喜劇映画「家族はつらいよ」シリーズ第3弾。今回のテーマは主婦への讃歌。妻の反乱で、掃除、洗濯、食事の準備など、家事の数々をやるハメになった平田家の人びとの大騒動を描く。
■6位『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇』
[★★★☆☆3.78/レビュー数:46件]名作アニメ「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクした「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編。1978年公開の劇場版をベースに、作家・福井晴敏が新たな物語を紡ぐ全7章。あらゆる生命を殲滅しようとするガトランティスと、旗艦アンドロメダを中心とした波動砲艦隊が激突する。
■5位『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』
[★★★★☆3.81/レビュー数:81件]イタリアでヒットを記録した痛快風刺コメディ『いつだってやめられる7人の危ない教授たち』の続編。人生のチャンスや転機に恵まれない不遇な天才たちが再び結集し、新たなメンバーも加わって、予測不能・抱腹絶倒の追跡劇が展開される。
■4位『恋は雨上がりのように』
[★★★★☆3.87/レビュー数:1,403件]眉月じゅん原作の同名コミックを小松菜奈×大泉洋の共演で実写映画化。45歳の冴えないファミリーレストラン店長に恋した17歳の女子高生の繊細な片思いを描くラブストーリー。メガホンをとったのは『帝一の國』『世界から猫が消えたなら』の永井聡監督。
■3位『ファントム・スレッド』
[★★★★☆3.94/レビュー数:467件]1950年代、英国ファッション界の中心的存在として活躍したデザイナーと、彼のミューズとなった若きウェイトレスとの究極の愛が描かれる。主演は、3度のアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ダニエル・デイ=ルイス。本年度アカデミー賞 衣装デザイン賞受賞作。
■2位『コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)』
[★★★★☆4.05/レビュー数:121件]人気アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」を再構築した劇場版3部作の完結編。世界支配をたくらむ巨大帝国ブリタニアと、ブリタニアに反旗を翻す黒の騎士団が遂に激突。激化する戦いは、人々の怒りや悲しみ、願いを飲み込んでいく。
■1位『犬ヶ島』
[★★★★☆4.07/レビュー数:2,023件]ウェス・アンダーソン監督最新作。近未来の日本を舞台に「犬インフルエンザ」の蔓延によって失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な冒険を描いた、全編ストップモーションアニメ。エドワード・ノートンやスカーレット・ヨハンソン、オノ・ヨーコほか豪華声優陣も話題。
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第68回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で銀熊賞(監督賞)を受賞した『犬ヶ島』が、見事先週の初日満足度1位を獲得。「観る者すべてを引き込む圧倒的な世界観」「監督の日本への愛を感じられた」「ウェス・アンダーソンのセンスには相変わらず驚かされる」「テンポ良く進んでいくストーリーに胸が高まった」など、本作を高く評価するレビューが投稿されています。
邦画では、人気アニメの劇場版完結編『コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)』が最上位という結果に。
以上全10作品、ぜひ映画館で!
本ランキングは、2018年5月第4週に公開された映画を対象に、公開日から2018年5月28日時点のFilmarksでの平均★スコア(5.0点満点)とレビュー数(Mark!数)を集計し、★スコアが高い作品から順に算出したものです。
※本ランキングは公開日から5月28日までの★スコアが3.0以上の作品を対象としています。 ※本ランキングは公開日から5月28日までのレビュー数(Mark!数)が30件以上の作品を対象としています。※★スコアが同率の場合は、Mark!数が多い作品が上位となります。※★スコアは、映画鑑賞後に各ユーザーが★の数(5.0点満点)で評価をしたものです。 ※レビュー投稿(Mark!)は、1作品につき1人1件までです。※本記事に掲載されているFilmarksユーザーのレビューは2018年5月28日時点のものです。
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