国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)は、サービス内のデータに基づき「7月第1週公開映画の初日満足度ランキング」を発表。先週末に公開され、高い評価を集めた最新映画8作品がランクインしました。
Filmarks映画初日満足度ランキング(7月第1週)
■8位『エヴァ』
[★★★☆☆3.13/レビュー数:60件]新進作家の男ベルトランは、執筆のために向かった別荘で美しい娼婦エヴァに心を奪われる。エヴァに近づくものの冷たくあしらわれ、苛立ちを募らせていく。やがて、彼の婚約者や出資者たちまでも巻き込み、官能と破滅の道を突き進んでいく。『エル ELLE』のイザベル・ユペールが魔性の女エヴァを演じる。
■7位『虹色デイズ』
[★★★☆☆3.49/レビュー数:142件]「別冊マーガレット」に連載された人気少女コミックを実写映画化し、性格も趣味もバラバラな男子高校生4人組の友情と恋を描いた青春ストーリー。注目の若手俳優、佐野玲於・中川大志・高杉真宙・横浜流星の4人がカルテット主演を務める。監督は『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の飯塚健。
■6位『セラヴィ!』
[★★★☆☆3.63/レビュー数:247件]『最強のふたり』のエリック・トレダノ&オリビエ・ナカシュ監督がおくる最新作。パリ郊外の古城で開かれる結婚式を舞台に、人々の人生と思惑が痛快に交差する様子を描いたフレンチ・コメディ。“ポンコツ”なウェディングスタッフが手がける結婚式は、トラブル続出の大惨事に。果たして式は成功するのか。
■5位『ルームロンダリング』
[★★★☆☆3.65/レビュー数:149件]池田エライザが主演をつとめる、こじらせオカルト女子がワケあり物件を浄化するファンタジー。TSUTAYA主催の映像クリエイター発掘コンテストで準グランプリ・Filmarks賞を受賞したオリジナルストーリーを映画化。崔洋一、廣木隆一らのもとで助監督を務めてきた片桐健滋の長編監督デビュー作。
■4位『アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜』
[★★★☆☆3.66/レビュー数:58件]「ひつじのショーン」シリーズを生み出し、これまでに4度のアカデミー賞受賞歴を持つニック・パーク監督とアードマン・アニメーションズが制作したストップモーションアニメ。人間が槍で狩りを行い、マンモスが生息する先史時代を舞台に、暴君から故郷を取り戻すためにサッカーで戦いを挑む原始人の少年と仲間たちを描く。
■3位『君が君で君だ』
[★★★★☆3.83/レビュー数:168件]松居大吾監督・脚本による完全オリジナルストーリー。池松壮亮が尾崎豊に、満島真之介がブラピに、大倉孝二が坂本龍馬に。愛する女性が憧れる人になりきって、10年間にも渡って彼女を見守り続けた男たち? ??愛の行方を描いた、異色の恋愛ドラマ。『息もできない』の女優キム・コッピがヒロイン役を務める。
■2位『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』
[★★★★☆3.83/レビュー数:365件]1973年、全世界が注目した、29歳の現役女子テニス世界チャンピオンと55歳の元男子世界チャンピオンによる、世紀のテニスマッチを描いたドラマ。『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが実在のテニス女王ビリー・ジーンを演じ、『リトル・ミス・サンシャイン』の監督コンビがおくる最新作。
■1位『菊とギロチン』
[★★★★☆3.87/レビュー数:68件]『64 ロクヨン』『友罪』の瀬々敬久監督が、構想30年、8年ぶりとなる自身のオリジナル企画として手がけた青春群像劇。関東大震災直後の大正末期、かつて実際に全国で興行されていた「女相撲」と、実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たちを描く、史実をもとにしたオリジナルストーリー。
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時代に翻弄されながらも自由を求めて疾走する若者たちを描いた青春群像劇『菊とギロチン』が、見事先週の初日満足度1位を獲得。
「平成末期の今だからこそ、観て聴いて考えたいことが詰め込まれてる映画だった」「圧倒的熱量。気合いの入り方が異次元」「最近観た映画の中で1番パンチのある映画」など、本作を高く評価するレビューが投稿されています。
海外作品では、主人公の声をエディ・レッドメインが演じていることでも話題の『アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜』が最上位という結果に。
全国映画動員ランキングトップ10
興行通信社調べの2018年7月7日〜7月8日の全国動員数ランキングは以下のとおり。
1位『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』[6月29日公開]
2位『万引き家族』[6月8日公開]
3位『虹色デイズ』[7月8日公開]
4位『空飛ぶタイヤ』[6月15日公開]
5位『それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星』[6月30日公開]
6位『50回目のファーストキス』[6月1日公開]
7位『パンク侍、斬られて候』[6月30日公開]
8位『名探偵コナン ゼロの執行人』[4月13日公開]
9位『ワンダー 君は太陽』[6月15日公開]
10位『デッドプール2』[6月1日公開]
■初日満足度ランキングとは
Filmarksの初日満足度ランキングは、2018年7月第1週に公開された映画を対象に、公開日から2018年7月9日時点のFilmarksでの平均★スコア(5.0点満点)とレビュー数(Mark!数)を集計し、★スコアが高い作品から順に算出したものです。
※本ランキングは公開日から7月9日までの★スコアが3.0以上の作品を対象としています。 ※本ランキングは公開日から7月9日までのレビュー数(Mark!数)が30件以上の作品を対象としています。※★スコアが同率の場合は、Mark!数が多い作品が上位となります。※★スコアは、映画鑑賞後に各ユーザーが★の数(5.0点満点)で評価をしたものです。 ※レビュー投稿(Mark!)は、1作品につき1人1件までです。※本記事に掲載されているFilmarksユーザーのレビューは2018年7月9日時点のものです。
(C)2017 MACASSAR PRODUCTIONS – EUROPACORP – ARTE France CINEMA – NJJ ENTERTAINMENT – SCOPE PICTURES、(C)2018「虹色デイズ」製作委員会(C)水野美波/集英社、(C)2017 – QUAD + TEN – TEN FILMS – GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION – PANACHE PRODUCTIONS – LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE、(C)2018「ルームロンダリング」製作委員会、(C)2017 Studiocanal S.A.S. and the British Film Institute. All Rights Reserved、(C)2018「君が君で君だ」製作委員会、(C)2018 Twentieth Century Fox、(C)2018 「菊とギロチン」合同製作舎
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※2022年5月25日時点のVOD配信情報です。