2022年第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品の『苦い涙』が2023年6月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
フランソワ・オゾン監督最新作
『苦い涙』公開日・邦題決定
『Summer of 85』『すべてうまくいきますように』のフランソワ・オゾン監督の最新作「Peter Von Kant」の邦題が『苦い涙』に決定。
2023年6月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開される。
フランソワ・オゾン監督『焼け石に水』(2000年)に続き、ドイツの映画監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの戯曲を20年ぶりに映画化。ファスビンダーの1972年の『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』が現代風にアレンジされている。
主人公のピーターには、『ジュリアン』『悪なき殺人』などに出演、2023年セザール賞主演男優賞にノミネートされた俳優ドゥニ・メノーシェ。ピーターの親友で大女優シドニー役に、アカデミー賞2度のノミネート、セザール賞最多5回受賞のイザベル・アジャーニ。ピーターの母親役に、『すべてうまくいきますように』に続きオゾン作品の出演となるハンナ・シグラ。ほか、美青年アミール役のハリル・ベン・ガルビア、助手カール役のステファン・クレポンなどが出演。
『苦い涙』あらすじ
著名な映画監督ピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)は、恋人と別れて激しく落ち込んでいた。助手のカール(ステファン・クレポン)をしもべのように扱いながら、事務所も兼ねたアパルトマンで暮らしている。ある日、3年ぶりに親友で大女優のシドニー(イザベル・アジャーニ)が青年アミール(ハリル・ベン・ガルビア)を連れてやって来る。艶やかな美しさのアミールに、一目で恋に落ちるピーター。彼はアミールに才能を見出し、自分のアパルトマンに住まわせ、映画の世界で活躍できるように手助けするが…。
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:ドゥニ・メノーシェ、イザベル・アジャーニ、ハリル・ベン・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ、アマンテ・オーディアール
(C)2022 FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION(C)Carole BETHUEL_Foz
※2023年2⽉16⽇時点の情報です。