国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」内のデータに基づいて「ホラー映画ランキング」を製作。2023年3月2日までに国内で公開され、Mark!(観た)数が5,000以上の「ホラーカテゴリ」映画を対象に、スコアを算出しました。
本記事では、詳しいランキング内容をチェック!
10位『ゲット・アウト』(2017)
【スコア数】★★★☆☆3.83【Mark!数】134,939[2017年10月27日公開]
『パラノーマル・アクティビティ』(07)『ヴィジット』(15)など数多くの人気ホラーを手掛けてきたジェイソン・ブラムが製作を務め、アメリカの人気コメディアンとして活躍していたジョーダン・ピールが初めてメガホンを取った作品。上流階級出身の白人彼女の実家を初めて訪れた黒人青年の身に起こる、底知れぬ恐怖を描いた脅威のサプライズスリラー。低予算での製作ながらも、人種差別問題に鋭く切り込んだ内容が話題を呼び異例の大ヒットを記録。第90回アカデミー賞においては作品賞を含む計4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。
9位『ミッドサマー ディレクターズカット版』(2019)
【スコア数】★★★☆☆3.84【Mark!数】13,212[2020年3月13日公開]
衝撃のデビュー作『へレディタリー/継承』(18)で一際注目を集めた、アリ・アスター監督による長編第2作目。オリジナル版ではカットされたショッキングな未公開シーンを追加した、ディレクターズカット版。スウェーデンの奥地・ホルガ村で開催される夏至祭を舞台に、現地を訪れたアメリカ人大学生グループが想像を絶するほどの恐怖に巻き込まれていく様子を描いた新感覚のサスペンス・スリラー。『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』(19)で、第92回アカデミー助演女優賞に輝いたフローレンス・ピューが主演を務めている。
8位『NOPE/ノープ』(2022)
【スコア数】★★★☆☆3.84【Mark!数】38,137[2022年8月26日公開]
『ゲット・アウト』(17)『アス』(19)など話題のスリラー作品を手掛ける、ジョーダン・ピール監督の長編第3作目。広大な田舎町の空に、突如として現れた謎の飛行物体。その不気味な飛行物体の謎を解明すべく、動画撮影を試みたとある兄妹の運命を恐怖を交えながら描く。『ゲット・アウト』にも出演したダニエル・カルーヤが、主演を務めている。その他、『ハスラーズ』(19)の、キキ・パーマ、『ミナリ』(20)の、スティーヴン・ユァンといった豪華俳優陣が脇を固めている。
7位『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)
【スコア数】★★★☆☆3.87【Mark!数】120,966[2017年9月1日公開]
『我は神なり』(13)を始め、韓国アニメーション界を牽引してきたヨン・サンホ監督による、長編実写デビュー作。韓国の大都市を結ぶ高速道路の中で、突如蔓延し始めた原因不明の謎のウイルス。感染拡大によって生まれる恐怖と、極限状態の中での生き残りや人間ドラマを描いた、決死のサバイバルアクションホラー。また、今作の前日譚となる長編アニメーション『ソウル・ステーション パンデミック』(16)が同時期に公開されるほか、『新感染半島 ファイナル・ステージ』(20)が続編として公開されている。
6位『エイリアン2 完全版』(1986)
【スコア数】★★★☆☆3.88【Mark!数】6,672
『オデッセイ』(15)の、リドリー・スコット監督が手掛けた人気SF映画『エイリアン』(79)の続編を、「ターミネーター」シリーズ「アバター」シリーズなどで知られる、ジェームズ・キャメロン監督が今作より新たにメガホンをとる。シリーズ2作目となる本作では、初公開時にカットされた15シーンを追加していることからオリジナル版よりも上映時間が約20分長くなっている。前作から57年後の宇宙を舞台に舞台に、宇宙船「ノストロモ号」で唯一生き延びた海兵隊・リプリーと、エイリアンが再び死闘を繰り広げていく様子をスリリングに描く。
5位『女神の継承』(2021)
【スコア数】★★★☆☆3.88【Mark!数】8,083[2022年7月29日公開]
『チェイサー』(08)『哭声 コクソン』(16)などを手掛けた、韓国映画界の鬼才ナ・ホンジンが原案とプロデュースを手掛け、『心霊写真』(04)で長編デビューを果たした、バンジョン・ピサンタナクーンが監督と脚本を担当するタイ・韓国合作のホラー。エキゾチックな秘境・タイ東北部イサーン地方を舞台に、祈祷師一族の美しき後継者と、一族を取材するためにやって来た取材陣に巻き起こる恐ろしい惨劇をドキュメンタリー形式で描いた衝撃作。
4位『遊星からの物体X』(1982)
【スコア数】★★★☆☆3.88【Mark!数】23,091[1982年11月13日公開]
『ハロウィン』(78)『クリスティーン』(83)などの名作ホラーを手掛ける、ジョン・カーペンター監督作。ハワード・ホークスが製作した古典的なSFホラー「遊星よりの物体X」のリメイク版。閉鎖的で極寒な南極の地を舞台に、観測隊員たちが謎の宇宙生命体に襲われ恐怖に遭遇する様子を手に汗握る展開で描いている。『ニューヨーク1997』(81)でも監督とタッグを組んだ、カート・ラッセルが主演を務めている。
3位『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)
【スコア数】★★★☆☆3.89【Mark!数】52,494[2021年12月10日公開]
『ベイビー・ドライバー』(17)の、エドガー・ライト監督作。ファッションデザイナーを夢見る主人公が、夢の中の60年代・ロンドンで同年代の女性と時空を超えて出会い、恐怖体験をしていく様子を幻想的に描いたタイムリープ・サイコ・ホラー。『ジョジョ・ラビット』(19)の、トーマシン・マッケンジーと、Netflix大ヒットシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』(20)の、アニャ・テイラー=ジョイの2大女優が、異なる時代の魅力的な2人の女性を好演している。
2位『ゾンビ/ディレクターズカット完全版』(1978)
【スコア数】★★★☆☆3.91【Mark!数】5,064
ゾンビ映画のジャンルを確立させ、様々な業界に革命をもたらしたホラー映画界の巨匠、ジョージ・A・ロメロが監督と脚本を担当。本作は、ロメロ監督が自ら再編集を手掛けた完全版となっており、オリジナル版よりも、幾つかのシーンがより詳細に描かれてるほか、音楽のセレクトが異なっていることなどが違いとして挙げられる。ショッピングモールを舞台に、ゾンビの大群から逃れようともがく男女4人の壮絶なサバイバルと運命を描いている。
1位『シックス・センス』(1999)
【スコア数】★★★☆☆3.92【Mark!数】122,098[1999年10月30日公開]
『オールド』(21)でメガホンをとった、M・ナイト・シャマラン監督の出世作。死者の姿を見ことができるゆえに孤独な少年・コールと、これまでに多くの子どもたちを救ってきた優秀な児童精神科医・マルコムの心の交流を思いがけない展開で描いた傑作ホラーサスペンス。『アルマゲドン』(98)の、ブルース・ウィリスが主演を務めるほか、少年コールを好演したハーレイ・ジョエル・オスメントは、第72回アカデミー賞・助演男優賞にノミネートされた事をきっかけに、天才子役として一躍その名を響き渡らせた。
※記事内の★スコアは、2023年3月2日時点でのものです。
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※本記事で紹介した映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)内のデータに基づきセレクトされたものです。
※2023年3月3日時点でのVOD配信情報です。