映画『ザ・ホエール』本編映像解禁!父と娘の想いが溢れる会話劇

Filmarks公式

NEWS FLASH

『ブラック・スワン』などのダーレン・アロノフスキー監督の最新作で、A24製作・配給の『ザ・ホエール』。圧巻の存在感を見せつけた主演のブレンダン・フレイザーは、本作で第96回アカデミー賞主演男優賞を初受賞。その他にもメイク・スタイリング賞の合計2部門を受賞した話題作の本編映像が公開となった。

ザ・ホエール』(2022)本編映像公開

公開された本編映像では、幼い頃に父から捨てられた経験がトラウマとなり、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱えている娘の17歳のエリー(セイディー・シンク)と、余命わずかの主人公チャーリー(ブレンダン・フレイザー)の複雑な親子関係が映し出される。

怒りに身を任せて生きるエリーにチャーリーは、「世界中に向かって怒る必要はない。僕だけに怒れ」と自身を犠牲にしてアドバイスをするが、エリーは「私をゴミみたいに捨て8年後に父親ぶるの?」と、一線を引いてしまう。過去に一度壊れた絆は取り戻せるのか。

ほぼワンシチュエーションの会話劇で構成される本作。大学でエッセイの講師をするチャーリーは言葉を用いてエリーを癒そうとするが、エリーは言葉を反抗する武器として使う。父と娘、それぞれの気持ちが溢れる口論シーンは激しく心を揺さぶる。

ザ・ホエール』は、2023年4月7日(金)、TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー。

ザ・ホエール』あらすじ

ボーイフレンドのアランを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代の男チャーリー。アランの妹・看護師のリズの助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てているが心不全の症状が悪化し、命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている。しかし、自分の死期がまもなくだと悟った彼は、8年前、アランと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘エリーに再び会おうと決意。彼女との絆を取り戻そうと試みるが、エリーは学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた。

監督:ダーレン・アロノフスキー
原案・脚本:サム・D・ハンター
出演:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、タイ・シンプキンス、サマンサ・モートン
公式:whale-movie.jp

(C)2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.

※2023年4⽉3⽇時点の情報です。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS