映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』あらすじ・キャスト・原作情報【松尾スズキ、自身監督作“初”主演!】

「大人計画」主宰である松尾スズキが監督・脚本・主演を務めた映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(いちまるはち かいばごろうのふくしゅうとぼうけん)が、2019年に公開されることが決定した。2018年、旗揚げから30年を迎えた大人計画。松尾スズキ自身も「松尾スズキ」として活動をスタートさせてから30年目という節目に、自身が手がける作品では“初”の主演を飾る。

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映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』あらすじ

“108”それは、煩悩の数―。もとい、ある男が妻への復讐として、全財産を使って抱く女の数である。名脚本家として成功している海馬五郎は、ある日、元女優の妻・綾子の浮気をFacebookの投稿によって知ってしまう。コンテンポラリーダンサーである“ドクタースネーク”という男への恋心を綴ったその投稿を見て、わめき散らす海馬。あまりのショックに離婚を考える海馬であったが、財産分与で資産の半分を慰謝料で支払わなければならないことを知り大激怒。“不貞”の妻に慰謝料で支払わなければならない1,000万円を、自分の“不貞”で使い切ることで復讐を決意した海馬。妻のFacebookの浮気投稿についた、108もの“いいね!” に湧き上がる猛烈な怒り。その数を目標に女を買いまくる、肉慾(よく)全開、前代未聞の復讐劇が幕を開ける―。

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映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』キャスト

海馬五郎/松尾スズキ

1962年、福岡県生まれ。1988年、舞台「絶妙な関係」で「大人計画」を旗揚げ。以降、主宰として数多くの作品の作・演出をつとめる。1997年「ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~」で、第41回岸田國士戯曲賞受賞。2001年「キレイ―神様と待ち合わせした女―」でゴールデン・アロー賞演劇賞を受賞した。2004年には『恋の門』で映画監督デビューし、第61回ヴェネツィア国際映画祭に出品された。2008年には『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。小説では、2006年「クワイエットルームにようこそ」、2010年「老人賭博」、2018年「もう『はい』としか言えない」の三作で芥川賞にノミネートされている。

松尾スズキコメント

ウディ・アレンが、メル・ブルックスが、ベン・スティラーが、そうであるように、コメディの世界に生きるものの一つの到達点として、監督主演映画が撮りたかった。30年、笑いと戦い続けた自称喜劇人松尾スズキが「愛とエロス」のカオスの中でのたうちまわる様をご笑納ください!

映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』原作情報

映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』作品情報

2019年秋公開
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:

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【文/Rie】

※2022年11月26日時点のVOD配信情報です。

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  • 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
    1.9
    ザベスさんの裸と岩井さんと松尾スズキの合体が見れる映画。 関わりのある女優とか可愛がってる女優をとにかく脱がせて、絡みたいだけに見えてずっとキモい。 松尾スズキの近くにいる女優はこうせざるを得ないんだよな、、芸能界こわい、、 そしてこの映画がフィルマーク通算108作品目だったという奇跡。
  • レネリー
    4
    Blu-rayにて鑑賞 かなり酷評が多く、蓋を開ければ日本人の歪んだ性格というか…なんというか…。 大前提でR18+指定作品を見て真っ当に評価をするのもまあ珍しいこと。 コメディ映画とかの評価にもありがちだがくだらないとか、下ネタに関して懸念がありすぎる日本のお堅い方々が多いので仕方ないのは今に始まった事ではない。 松尾スズキの芸達者ばりの天才肌がしっかりと反映された作品で、妻の浮気を勘違いし復讐のために108人の商売オンナに金を使い財産を使い果たそうとする漢の漂流記的なアレ。 心の底からそのくだらなさを大前提で置いておけばかなり楽しい作品だ。 マジでR18ってことはそういうことよ。 まともに捉えてたらそれはあなたの負け。
  • RRRi
    2.6
    松尾スズキの作った映画なら...想像がつくな。という感じ笑笑 中山美穂が出てるからここまでではないと思ったけれど、本当に、松尾スズキの好きなように作ったんだろうなぁ。 妻が浮気をしていると勘違いした男が108人との女と関係を持って復讐しようとする話。ほんとただそれだけ。 108は煩悩の数っていうのがキーなのかな。 煩悩=人が生きる時に感じる苦しみの原因になるもの 主人公は妻が浮気をしていると気がついてから妻を女性として浮かべては苦しむ。 この煩悩の数だけ女の関係を持つことで妻に復讐をしつつ苦しみを滅したいが、関係を持てば持つほど苦しみは増えていく一方なのが面白い。 ただ、性的なシーンが多すぎやしないか?松尾スズキが性を開放させただけの作品か?って感じてしまう...。 中山美穂よく出演したな〜正統派な映画とかしか選ばなさそうなのに。 そしてエンディングはまさかの星野源で笑った。 最後は想像にお任せなのかな?
  • Wao
    4
    愛すべきバカだった! バカすぎて面白かったけど、オチはもはや絶望だろw
  • うたまるこちゃん
    4
    誰がなんと言おうとも私は面白かった。
108~海馬五郎の復讐と冒険~
のレビュー(1544件)