ラブなハプニングが満載のラブコメディ作品のおすすめ『ノッティングヒルの恋人』や『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』など、22本をまとめてご紹介!
映画セレクト基準は?
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のレビューやスコアなどのデータに基づいています。
『ロマンティックじゃない?』(2019)
ニューヨークで建築家として働くナタリー(レベル・ウィルソン)は、仕事で認められようと奮闘するものの、頼まれることといえば、超高層ビルの設計とはほど遠いコーヒーとベーグルのお使いばかり。追い打ちをかけるように、ナタリーは路上で強盗に遭って意識を失ってしまう。目覚めた彼女を待っていたのはとっておきの悪夢。恋愛をずっと皮肉な目で見ていた自分が、なんとラブコメの世界のヒロインに!
『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』の、トッド・ストラウス=シュルソン監督作。ひょんなことからラブコメ界の世界に迷い込んだ主人公・ナタリーの運命をコミカルに描いたロマンスコメディ。主人公を『ピッチ・パーフェクト』の、レベル・ウィルソンが好演している。
『魔法にかけられて』(2007)
アニメーションの中の美しい王国アンダレーシアで暮らす心優しいジゼル。夢にまで見たエドワード王子との結婚式の日、ジゼルは魔女に騙され、恐ろしい世界へと追放される。たどり着いたのは、ロマンティックな“おとぎの国”とは正反対の“現代のニューヨーク”だった! 大都会の冷たい人たちに戸惑うジゼルを助けたのは、現実主義でバツイチの弁護士ロバート。動物と話し、ところ構わず歌いだすジゼルに驚き、時にうとましく思うロバートは、彼女と過ごすうちにその素直で心優しい姿に惹かれていく……。しかし彼女を追って現代にやってきたエドワード王子やその家来、更にジゼルを罠に陥れたナリッサ女王の登場で、ニューヨークの街は大パニックに!!
『102』や『ターザン』などを手掛けた、ケヴィン・リマ監督作。アニメーションの世界で暮らしていたプリンセスが、正反対の実写世界に追放されてしまったことから始まる大冒険とハプニングをユニークに描いた、ファンタジックなラブコメディの大ヒット作。
『ノッティングヒルの恋人』(1999)
ロンドンのノッティングヒルで旅行書専門の書店を営んでいるウィリアムは、店にやってきたハリウッドのトップ女優・アナと出会う。その後、街角でアナと衝突し、持っていた飲み物でアナの服を汚してしまった。慌てたウィリアムは、近くにある自分のアパートへアナを連れていくことに。不器用だが一生懸命なウィリアムをアナは気に入り、次第に二人は仲を深めていくが……。
『恋とニュースのつくり方』の、ロジャー・ミッシェル監督作。スター女優と本屋の店主の身分差違いの恋の行方を描いた、ロマンティックコメディの名作。脚本は、『ブリジット・ジョーンズの日記』のリチャード・カーティスが担当するほか、エルヴィス・コステロがバラードで歌い上げる主題歌「She」も大ヒットを記録した。
『ワタシが私を見つけるまで』(2016)
シングルでいるのもラクじゃない。恋人は途切れたことがないが、ひとりでは背中のジッパーすら上げられない主人公アリス。シングル・ライフを謳歌し毎晩パーティー三昧な親友ロビン。仕事に打ち込み恋愛を避けてきた産婦人科医メグなど様々な“おひとり様”が登場。眠らない街ニューヨークで、遊びまわるだけでは決して満たされることのない独身女性の葛藤をユーモアを交え軽快に描き出す。
『あと1センチの恋』の、クリスチャン・ディター監督作。『そんな彼なら捨てちゃえば?』の原作者で知られるリズ・タシーロのベストセラー小説「ひとりな理由はきかないで」を原作に、ニューヨークで暮らす独身女性4人の日常と恋愛、自分自身を愛することの大切さを、ユーモアを交えながら赤裸々に綴ったラブコメディ。
『プリティ・ウーマン』(1990)
実業家のエドワード(リチャード・ギア)は、ビバリーヒルズで偶然にヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)という娼婦と出会う。ウォール街の狼として知られる仕事一筋のエドワードにとって、無邪気なヴィヴィアンとの出会いは新鮮で、彼女にとっても彼の住む世界は見たことのない眩しいものだった。二人は一週間だけのパートナーとしての契約を結び、一緒に暮らし始める。娼婦からトップレディへと変貌するヴィヴィアンとの生活は、エドワードの心に変化をもたらした。
『プリティ・プリンセス』や、『ニューイヤーズ・イブ』などを手掛けた、ゲイリー・マーシャル監督作。ウォール街の実業家とハリウッドの娼婦が惹かれ合う様子を軽快なテンポで綴った、シンデレラストーリー。娼婦からトップレディへと華麗なる変貌を遂げた、ジュリア・ロバーツの圧巻の演技も見どころ。
『世界にひとつのプレイブック』(2012)
妻の浮気が原因で心のバランスを崩しすべてを失くしたパッドは、近所に住むティファニーと出会う。過激な発言と突飛な行動を繰り返すティファニーに振り回されるパッドであったが、彼女も実は夫と死別し、心に傷を抱えていた。ティファニーは強引にパッドを誘い、ダンスコンテストへの出場を決意する。人生の希望の光を取り戻すためのふたりの挑戦がはじまった……。
『アメリカン・ハッスル』の、デヴィッド・O・ラッセルが監督及び脚本を担当。それぞれ愛する人を失い心に深い傷を負った男女が、再生していくまでの様子を笑いと涙を交えながら描いたヒューマンラブコメディ。第85回米アカデミー賞では、主演を務めたジェニファー・ローレンスが主演女優賞を受賞した。
『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』(2018)
自分の容姿にコンプレックスがあり、仕事も恋も積極的になれないレネー(エイミー・シューマー)。ある日、自分を変えようと通いはじめたジムでハプニングに見舞われ、頭を打って気を失ってしまう。そして目覚めると、絶世の美女に変身していたのだ(と思いこんでしまう)! 見た目はそのまま、超絶ポジティブな性格に生まれ変わったことでレネーは自信に満ち溢れ、仕事も恋愛もすべてが絶好調になるが……!?
『そんな彼なら捨てちゃえば?』で脚本を務めたマーク・シルヴァースタインと、アビー・コーンによる共同監督作。事故から目覚めたら超絶ポジティブになった主人公の勘違いから始まる、共感度マックスのラブコメディ。ハリウッドで最もホットなコメディアンで、その等身大の親しみやすさから圧倒的な人気を誇るエイミー・シューマーが主人公レネーを好演している。
『メリーに首ったけ』(1998)
見た目も性格もすべてが完璧なメリー(キャメロン・ディアス)は学園の超人気者。そんな彼女に恋をしたテッド(ベン・スティラー)はお似合いどころか学園一の超ダサダサ男。13年後、彼は未だに未練があり、彼女を探し始める。
ファレリー兄弟監督作。キャメロン・ディアスの出世作となった傑作ロマンティック・コメディ。主人公を中心にドタバタ喜劇が巻き起こるストーリーで、ロマンスコメディを思いっきり楽しめる。
『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)
出版社に務める32歳独身のブリジット(レネー・ゼルウィガー)は、今年も二日酔いのまま新年を迎える。パーティーで紹介された弁護士のマーク(コリン・ファース)ともうまくいかず、自分を変えるために日記をつけ始めるのだが……。
ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」を基にしたヘレン・フィールディングが執筆した同名小説の映画化。原作、映画ともに大ヒットを記録。ロマンティック・コメディを代表する名作。
『10日間で男を上手にフル方法』(2003)
恋愛コラムで、男と別れたい女性のために“10日間で相手にフラれる方法”を執筆するために、広告マンのベン(マシュー・マコノヒー)と付き合うことになった女性ライターアンディ(ケイト・ハドソン)。しかしベンの方でも10日間で相手の女性を自分に夢中にさせるという賭けをしていたのだった。
監督は軽妙な演出に定評のあるドナルド・ペトリ。2大スター共演の大人のラブ・コメディは、公開後瞬く間にメガヒット作となり、“逆恋愛マニュアル”としても話題を呼んだ。
『50回目のファースト・キス』(2004)
交通事故の後遺症で1日しか記憶を保てないルーシー(ドリュー・バリモア)に獣医のヘンリー(アダム・サンドラー)が一目惚れする。彼は毎日告白し、彼女方は毎日恋をし、ファースト・キスをする。
監督はピーター・シーガル。主演の二人は『ウェディング・シンガー』(98)以来の共演。2018年には日本で福田雄一監督、山田孝之、長澤まさみ主演でリメイク作品が製作されている。
『ラブソングができるまで』(2007)
元ポップスターのアレックス(ヒュー・グラント)は時代に完全に取り残されていた。人気の歌手から作曲の依頼を受けるが思うようにいかない。そんな時、彼の家にバイトできていたソフィー(ドリュー・バリモア)の意外な才能に気づき、作曲の手伝いを頼むのだが……。
監督・脚本は『噂のモーガン夫妻』などのマーク・ローレンス。王道のストーリー展開、80年代を彩るポップス、軽快なキャラクター。三拍子揃った傑作ロマコメ作品。
『ベガスの恋に勝つルール』(2008)
ラスベガスでの一夜。すっかり意気投合したジョイ(キャメロン・ディアス)とジャック(アシュトン・カッチャー)は酒を飲んだ勢いでその日のうちに結婚してしまう。翌日、正気に戻った二人はすぐに婚姻無効の手続きをするのだが……。
監督は新鋭トム・ヴォーン。“ロマコメの女王”キャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーが夢の共演。しかし本作でキャメロン・ディアスは第29回ゴールデンラズベリー賞最低女優賞にノミネートされている。
『あなたは私の婿になる』(2009)
ニューヨークの出版社で編集長を務めるマーガレット(サンドラ・ブロック)は40歳独身のキャリア・ウーマン。しかしカナダ人の彼女はビザの申請を後回しにしていたせいで国外退去を命じられる。築き上げてきたキャリアを守るため彼女はアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ)と結婚することに……。
監督は『幸せになるための27のドレス』などのアン・フレッチャー。主演のサンドラ・ブロックは、自ら製作総指揮を務めた。
『男と女の不都合な真実』(2009)
TVプロデューサーのアビー(キャサリン・ハイグル)は、男性に求める理想が高すぎて恋愛から離れていた。隣人の医師に好意を寄せてみても進展しない。そんな彼女が、自身がプロデュースする番組で嫌々コンビを組まされたパーソナリティのマイク(ジェラルド・バトラー)と心を通わせていく……。
監督は『キューティ・ブロンド』などのロバート・ルケティック。下ネタ連発のロマコメ作品だが、大人の恋愛事情の“現実と嘘”が赤裸々に描かれている。
『ラブ&ドラッグ』(2010)
プレイボーイのジェイミー(ジェイク・ギレンホール)は、火遊びのしすぎで会社をクビになるが、すぐに製薬会社の営業職につく。ある日、パーキンソン病を患うマギー(アン・ハサウェイ)と出会い、すぐに関係をもつが、今までの相手とは違う気持ちを抱いている自分に気がつくのだった。
監督は『ラストサムライ』などの名匠エドワード・ズウィック。気軽なセックスの相手から、真実の愛にたどり着くまでを描く。二人の刺激的なベッドシーンも話題となった。
『抱きたいカンケイ』(2011)
研修医として忙しい日々を送るエマ(ナタリー・ポートマン)は、大学寮のパジャマ・パーティで気になっていたアダム(アシュトン・カッチャー)と再会し、なりゆきで一線を越えてしまう。エマは、恋愛関係のないセックス・フレンドになることを提案するのだが、アダムはエマに好意をもっており……。
監督は『ゴーストバスターズ』などのアイヴァン・ライトマン。ナタリー・ポートマンは本作がコメディ作品初主演で、珍しくコミカルな演技をみせてくれている。
『ステイ・フレンズ』(2011)
敏腕ヘッドハンターであるジェイミー(ミラ・クニス)は、ロサンゼルスを拠点に活躍するアート・ディレクターのディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)をニューヨークに招く。二人は徐々に心を通わせていくが、ある時ジェイミーの提案で二人は、気軽なセックス・フレンドの関係となる。
華やかな恋愛が美男美女によって展開される本作は数あるロマンティック・コメディ作品中でも必見の1本。男女の性生活があまりにリアルに描かれており、ドラマの筋を追っていくだけでも楽しめる。
『ラブ・アゲイン』(2011)
離婚の危機に立たされているキャル(スティーブ・カレル)は、これまでのつまらない人生を嘆くが、バーで知り合った遊び人のジェイコブ(ライアン・ゴズリング)に恋愛指南を受けるうちに希望を見出していく。しかしジェイコブが結婚を考えている女性が自分の娘であることを知り、関係性は一転する。
豪華キャスト陣による珠玉のロマンティック・コメディ。いつからでも恋愛をやり直し、本気になろうとする登場人物たちの等身大の生き方は多くの共感を呼んだ。
『ウォーム・ボディーズ』(2013)
ゾンビ化が蔓延しつつある世紀末の世界。ゾンビの青年R(ニコラス・ホルスト)は食欲を満たすため街に繰り出し、人間の青年の脳を食らう。しかしそのせいで青年の恋人であったジュリー(テリーサ・パーマー)に恋をしてしまう。二人の関係が深まっていくにつれ、Rは人間の心を取り戻していく……。
世界中で大ヒットを記録したゾンビホラー・ロマコメの誕生。ゾンビと人間の恋を描くという奇抜な設定だが、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をベースにした物語は、純粋なラブストーリーとして楽しめる。
『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』(2015)
34歳独身のナンシー(レイク・ベル)は、長年男性と交際をしていない。年を重ねるにつれて、どんどん理屈っぽくなり可愛げがなくなっていく……。そんな彼女がひょんなことから40歳のバツイチ男ジャック(サイモン・ペッグ)と出逢い、ブラインドデートをすることに。偽りのデートの後に、二人が見つけたものとは。
主演のサイモン・ペッグが製作総指揮を務めたロマンティック・コメディ。美男美女ではない、ちょいイタ男女の恋愛珍騒動はクスッとした笑いに溢れ、好感が持てる。
『クレイジー・リッチ!』(2018)
大学教授のレイチェル(コンスタンス・ウー)は、恋人ニック(ヘンリー・ゴールディング)の親友の結婚式に出席するためシンガポールを訪れる。そこで彼女が知ることになるのは、ニックが同国でも名立たる一族の御曹司であるという事実であった。家族に紹介されたレイチェルは周囲から嫉妬の視線を浴びせられるように……。
アジアNo.1バチェラーを巡る騒動を描く本作は、全米で大ヒットを記録。アジア系俳優が主要キャストを占めるハリウッド作品としても注目を集めた。
【文/チャーリー】
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