映画『まく子』あらすじ・キャスト・原作情報・予告編【草彅剛が浮気性のダメ親父を熱演!】

2014年に発表した「サラバ!」で、第152回直木賞を受賞した西加奈子の小説「まく子」が映画化。2019年3月15日(金)より公開となる。

まく子

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映画『まく子』あらすじ

小さな温泉街に住む小学生5年生の「ぼく」(サトシ)は、子どもと大人の狭間にいる。ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちがおそろしかった。女の人とみれば、とたんにだらしなく笑う、父ちゃんみたいには絶対になりたくなかった。 だから、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。 そんなある日、コズエが突然やってきた。コズエはとても変で、とてもきれいで、なんだって「まく」ことが大好きで、そして彼女には秘密があった……。

まく子

映画『まく子キャスト

サトシ/山﨑光

まく子

ひなびた温泉街の旅館の息子。小学5年生。

2003年、千葉県出身。2010年の映画『ちょんまげぷりん』でスクリーンデビューを果たす。主な出演作に『真夏の方程式』(13)。本作で映画初主演を務める。

山崎光コメント

サトシの子供から大人になる過程の複雑な気持ちが、自分の今の境遇と重なり、コズエとの出会いによって、見える世界が少しずつ変わっていくサトシに、僕自身もドキドキしていました。とても魅力的な作品です、たくさんの方に観ていただきたいです。

コズエ/新音(にのん)

不思議な転校生。

2004年、東京都出身。雑誌「VERY」の専属モデルを務めるクリス・ウェブ佳子の長女。モデルとしてキャリアをスタートさせ、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門・正式招待作品『Blue Wind Blows』で映画初出演を飾る。ロックバンドRADWIMPSの楽曲「狭心症」のMVにも出演している。

新音コメント

台本をもらった、その日から「まく子」の持つ世界観を表現できるのがとても嬉しく、私にとって特別な作品になりました。

光一/草彅剛

まく子

サトシの父。家族を愛しつつも浮気をしてしまうダメな父親だが、息子の成長を陰ながら見つめ背中をそっと押す。

1974年、愛媛県生まれ、埼玉県出身。1988年SMAPのメンバーとして活動をスタートさせる。俳優としては映画『シュート!』(94)、『BALLAD 名もなき恋のうた』(09)、『中学生円山』(13)、ドラマ『成田離婚』(97)、『僕の生きる道』(03)をはじめ数々の作品に出演。

草彅剛コメント

「まく子」は、誰しもが持っている、どうしても失ってしまう大事な感情、想いを、もう一度取り戻してくれる作品です。僕たちの前にいきなり出てきて、花火のように僕らの日常を映してくれて、「あいつ、バカだなぁ」って笑いながら、幸せをまいてくれる、この映画もみなさんにとって、そんな存在になる映画だと嬉しいです。

明美/須藤理彩

まく子

サトシの母。思春期の息子を温かく見守る。

1976年、神奈川県出身。現在の事務所であるアミューズのオーディションに合格し、芸能活動をスタートさせる。NHK朝の連続テレビ小説『天うらら』(98)でドラマ初主演。主な出演作に映画『僕等がいた』(12)、「深夜食堂」シリーズ、NHK 朝の連続 テレビ小説『半分、青い。』(18)などがある。

須藤理彩コメント

不思議な出会い、出来事。もしかしたら、今起こっていること全てが幻だっとしても、その時感じたことは心の深くに刻まれて「自分」は少し成長したんだと、、、
そんな思春期の息子を見守る母の役です。母も、そんな息子から、学ぶのです。人を愛する気持ちを。。。

つみきみほ
村上純(しずる)

映画まく子』監督・脚本

鶴岡慧子

初長編映画『くじらのまち』(12)でPFFアワード2012 グランプリ&ジェムストーン賞をW受賞。第63回ベルリン国際映画祭をはじめ、各国の映画祭で高く評価された。

映画まく子』原作

映画まく子』予告編

映画『まく子』作品情報

2019年3月 15日(金)より、テアトル新宿ほか全国ロードショー
監督・脚本:鶴岡慧子
(C)2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)
公式サイト:http://makuko-movie.jp

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【文/ビルボーイジン】

 

※2021年5月31日時点のVOD配信情報です。

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  • NekoNatu
    2.5
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  • AM
    3.5
    私はこの映画が好きです。 思春期を迎える男の子が描写されています。ファンタジー要素もあります。 派手さは無いけど、いい映画です。 父親役の草彅剛、色気やばすぎ。 男前で色気ムンムンで…あんな男いたらやられるわ。
  • ニカイドウ
    4.5
    良かった。漁港の肉子ちゃんがコケたっぽいので、同じ原作者の「まく子」をアマプラで見ました。 感想を一言で言うと、淡い。 大人になりたくない小学6年生の男の子が、不思議な経験を通して大人になっていく話です。 映画見る時は泣くと泣くために見るようになるので、冷静に見るためには泣いたらあかんって話を聞いたので、泣かないように見た。笑 映画も良かったんやけど、多分原作めっちゃ良いやろうなぁ。原作を読みたくなった。 新しい地図の草彅くん出てた。
  • 松井の天井直撃ホームラン
    -
    ↓のレビューは。以前のアカウントにて鑑賞直後に投稿したレビューになります。 ☆☆☆★★ 大人になりたくない男の子の前に現れた美少女の宇宙人と、温泉街に起こる一つのファンタジー。 原作読了済み。簡単に。 原作を読んで思った事は。さっぱりと要領を得ない話にどうして良いのやら…と。 とにかく、ひたすらダラダラとした男の子から見た。大人達や町、自分の身体の変化等。 読んでいても、どこに面白さを求めたなら良いのか?分からず終いで(-.-;) それだけに。映画ではここまで分かりやすく描かれていたのには、少しだけ脱帽する思いでした。 とは言っても、物凄く面白い…って話でもないのですが…。 原作で彼女は、石垣の砂粒を撒くのですが。流石にそれでは画的に…って訳でしようか?枯葉をひたすら撒く。そのたどたどしさから、ちょっとだけ《宇宙人っぽく》見え。コズエ=梢でも有り、無理の無い変更点となっていた気もする。 ちなみに、ほぼほぼ原作通りに進んているが。何故だかミライ役だけは映画には登場しない。 草彅剛のダメ親父振りはまずまず。 髙橋優の歌は蛇足感が否めない。 男の子も良かったけれど、(鑑賞後、公式サイトを見て『ちょんまげぷりん』の男の子だったのを知る)少女役の新音ちゃんの初々しさが最大の収穫と言っても過言ではないですね(u_u) 2019年3月17日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン3
まく子
のレビュー(1614件)