主演:山田涼介 × 浜辺美波 内田英治監督最新作『サイレントラブ』2024年1月公開決定

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第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『ミッドナイトスワン』(20)などの内田英治監督がオリジナル脚本で描く最新作『サイレントラブ』が2024年1月に全国公開されることが決定。特報とティザービジュアルが公開された。

【公開決定】『サイレントラブ』(2024)

青年・蒼が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏。「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい。」ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、そう願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていくが……。静かに思いを紡いでいくラブストーリー。

主人公の蒼(あおい)役には、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)、『鋼の錬金術師』(17)、『燃えよ剣』(21)など数々の話題作に出演し、作品ごとに異なる顔を見せてきた山田涼介。恋愛映画初主演となる本作では、声を発することをやめた不器用な主人公を繊細に演じている。そして、不慮の事故で目が不自由になり、絶望の中でもがくピアニスト・美夏(みか)役には、『思い、思われ、ふり、ふられ』(20)、『約束のネバーランド』(20)、『シン・仮面ライダー』(23)など様々なジャンルでその存在感を示す浜辺美波。蒼と出逢うことで絶望の淵から希望を見出していく難しい役どころを演じ切った。

音楽を担当するのは、『風の谷のナウシカ』(84)、『千と千尋の神隠し』(01)、『君たちはどう生きるか』(23)などスタジオジブリをはじめとした作品で音楽を担ってきた久石譲。優しくもどこか切ない音色が二人の物語に花を添えている。

そして今回、ティザービジュアルが公開された。美しい光の中で、お互いの存在を確かめあうかのように惹かれあう蒼と美夏の姿が描かれており、切なくて繊細なラブストーリーを期待させる仕上がりとなっている。

【特報映像】『サイレントラブ』

あわせて公開となった特報映像では、二人が交流を深めていく様子が美しい映像と音楽にのせて描かれている。言葉と表情で心を通わすことができない中、お互いの手に触れた感触を確かめ合うように、その心はゆっくりと交差していく。映像の最後には、降りしきる雨の中で悲しみの表情を見せる蒼の姿が……。果たして二人にはどんな運命が待ち受けているのか?

【内田英治監督コメント】『サイレントラブ』

言葉が氾濫する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたい。そう考えて出来上がったオリジナル作品でございます。役者さんの表情や、内面の気持ちの変化だけでストーリーが進んでゆく。優しさや怒りや悲しさが、音楽によって静かに奏でられてゆく。そんな静かな静かな純愛物語でございます。

本作では山田涼介さん、浜辺美波さんと初めてご一緒させていただきました。極度に純粋な若い二人の愛の感情を、ほとんどセリフに頼らずに表現しなければならない。そんな難しい役を最高な形で演じていただきました。撮影現場では驚くほど静かに佇んでいながら、その視線の力強さが印象的だった山田さん。静かな優しさがそのまま演技に投影されていた浜辺さん。お二人が持つ素の魅力がより作品に力を与えたと思います。

そして音楽を久石譲さんに担当していただきました。その昔、映画を夢見ながら記者をやっていた頃に憧れからインタビューさせていただき「いつか映画監督になったら音楽を作っていただきたい」とお話しして、25年がたちました。今回はその夢が叶った作品でもあります。出来上がった曲を聴いただけで涙してしまいました。そんな曲の数々が、山田さん、浜辺さんの静かな演技と融合します。みなさんぜひお楽しみに。

『サイレントラブ』は、2024年1月 全国ロードショー。

『サイレントラブ』あらすじ

希望もなくただ生きているだけの蒼がある日出会ったのは、事故で目が不自由になった音大生の美夏。何があってもピアニストになるという夢を諦めない美夏に心を奪われた蒼は、彼女をすべての危険から守ろうとする。だが、美夏に想いを伝える方法は、そっと触れる人差し指とガムランボールの音色だけ。蒼の不器用すぎる優しさが、ようやく美夏の傷ついた心に届き始めた時、運命の濁流がふたりをのみこんでいく。

原案・脚本・監督:内田英治
出演:山田涼介、浜辺美波
音楽:久石譲
配給:ギャガ
公式:gaga.ne.jp/silentlove

(C)2024「サイレントラブ」製作委員会

※2023年9⽉11⽇時点の情報です。

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