国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)は、ユーザーが投稿した★スコア・レビュー数をもとに、「4月第2週公開映画の初日満足度ランキング」を発表。先週末に公開され、高い評価を集めた最新映画4作品がランクインしました。
4位『麻雀放浪記2020』
[★★★☆☆3.07/レビュー数:314件]
ギャンブラーの主人公・坊や哲がいるのは、2020年の“未来”。なぜ? 人口が減少し、労働はAI(人工知能)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれている……そしてそこは“東京オリンピック”が中止となった未来だった……嘘か? 真か!? 1945年の“戦後”からやってきたという坊や哲が見る、驚愕の世界。その時、思わぬ状況で立ちはだかるゲーム“麻雀”での死闘とは!? 『孤狼の血』などの白石和彌監督作品。主演は斎藤工が務める。
3位『ザ・プレイス 運命の交差点』
[★★★☆☆3.49/レビュー数:92件]
カフェ「ザ・プレイス」の奥のテーブルに昼も夜も座っている男の元には、人生に迷ったものたちがひっきりなしに訪ねてくる。彼らが自らの願いや欲望を叶えるためには、男が告げる行為を行わなくてはならない。息子をガンの病から救うために見ず知らずの少女の殺害を命じられる男、神の存在を感じたいために妊娠を命じられる修道女、アルツハイマーの夫を救うために爆弾を仕掛けることを命じられる老婦人など……。9人の男女それぞれに無理難題が与えられる。全ての願望には他人の運命という代償が必要だった。次第に交差してゆく訪問者たちの運命、その先に待ち受けるものとは。
2位『バイス』
[★★★☆☆3.72/レビュー数:1,183件]
「バイス」:バイス・プレジデント(副大統領)を指すだけでなく“悪徳”や“邪悪”という意味もこめられている。ジョージ・W・ブッシュ政権下で、ワイオミングの田舎の電気工から“事実上の大統領”に上り詰め、アメリカを自在に支配し、アメリカ史上最も権力を持った、チェイニー副大統領の姿の前代未聞の裏側を描いた社会派エンターテイメント。主演のクリスチャン・ベイルが大幅な肉体改造を行い、チェイニー副大統領を演じたことでも話題の作品。
1位『マックイーン:モードの反逆児』
[★★★☆☆4.03/レビュー数:132件]
デザイナー、アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー作品。ロンドンの労働者階級出身で、日々の食費にも困っていた青年が、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビュー。次々と開いたセンセーショナルなショーは、大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれ、彼の名前「アレキサンダー・マックイーン」は、たちまち世に広まった。そして 1996年、弱冠 27歳で「ジバンシィ」のデザイナーに抜擢されて世界を驚かせる。一方で、自身のブランドのショーはますます過激になり、「モードの反逆児」と名付けられるが、デヴィッド・ボウイやレディー・ガガの衣装やビョークのミュージックビデオの監督、プーマやティム・バートンとのコラボなどラブコールは後を絶たず、34歳で大英帝国勲章を授与される。だが、富と名声の絶頂期にいた 40歳で突然、自ら命を断ってしまう。 いったい彼はどんな人物で、いかにして現代のおとぎ話のような成功を果たし、なぜ燃え尽きてしまったのか?
ドラマティックな生涯を丁寧に追ったドキュメンタリー
4作品がランクインする中、『マックイーン:モードの反逆児』が初日満足度1位を獲得。
「感情がダイレクトに伝わってくるドキュメンタリー」「華やかさの裏にある全てが描かれていた」「彼の命がけのショーをスクリーンで見て、魂が震えた」「ファッションに詳しくなくても楽しめる」など、本作を高く評価するレビューが投稿されています。
国内作品では、『麻雀放浪記2020』が最上位にランクインする結果となりました。
■全国動員ランキングもチェック
興行通信社調べ、2019年4月6日〜4月7日の全国動員数ランキングTOP10は以下の通り。※( )内の矢印は先週からの変動
1位(→)『映画ドラえもん のび太の月面探査記』[3月1日公開]
2位(→)『ダンボ』[3月29日公開]
3位(→)『翔んで埼玉』[2月22日公開]
4位(→)『キャプテン・マーベル』[3月15日公開]
5位(→)『バンブルビー』[3月22日公開]
6位(↑)『君は月夜に光り輝く』[3月15日公開]
7位(↑)『映画 少年たち』[3月29日公開]
8位(↓)『映画 プリキュアミラクルユニバース』[3月16日公開]
9位(→)『グリーンブック』[3月1日公開]
10位(NEW)『バイス』[4月5日公開]
■初日満足度ランキングとは
Filmarksの初日満足度ランキングは、前週に公開された映画を対象に、公開日から公開週の週末のFilmarksでの平均★スコア(5.0点満点)とレビュー数(Mark!数)を集計し、★スコアが高い作品から順に算出したものです。
【あわせて読みたい】
※ 2019年公開予定の最新おすすめ映画40本【邦画篇】
※2019年公開予定の最新おすすめ映画50本【洋画篇】
※ 【この春観たい映画No.1は?】4月公開映画の期待度ランキングTOP10発表
※本ランキングは公開日から4月8日までの★スコアが3.0以上の作品を対象としています。 ※本ランキングは公開日から4月8日までのレビュー数(Mark!数)が50件以上の作品を対象としています。※Mark!及び★スコアは、メンバー登録から一定期間Filmarksを利用しているユーザーから投稿されたものを対象にしています。※★スコアが同率の場合は、Mark!数が多い作品が上位となります。※★スコアは、映画鑑賞後に各ユーザーが★の数(5.0点満点)で評価をしたものです。 ※レビュー投稿(Mark!)は、1作品につき1人1件までです。※本記事に掲載されているFilmarksユーザーのレビューは2019年4月8日時点のものです。
※2022年3月27日時点のVOD配信情報です。