『ミツバチのささやき』（1973）、『エル・スール』（1982）などのビクトル・エリセ監督の31年ぶりの新作『瞳をとじて』が2024年2月9日（金）に公開されることが決定。併せて日本版ポスターが到着した。
【公開決定】『瞳をとじて』（2023）
22年前、映画の撮影中に失踪した主演俳優フリオ・アレナス。映画監督でフリオの親友だったミゲルは、フリオの失踪事件の謎を追うTV番組から出演依頼を受け、フリオと過ごした青春時代を、そして自らの半生を追想していく。かつての親友は、なぜ姿を消したのか。ふたりの記憶をめぐる【人生】と【映画】の物語。
記憶を巡る壮大な叙事詩を描くのは、御年83歳のビクトル・エリセ監督。本作は、第76回カンヌ国際映画祭カンヌプレミア部門にて発表され、スペインが誇る伝説の巨匠復活のニュースに世界が騒然、待望の新作に歓喜する声が溢れた。公開後は「エリセの切実で完璧な帰還」（VARAETY）、「30年以上待つだけの価値ある傑作」（eCartelera）と評されるなど、絶賛を集めた。
そして、元人気俳優ミゲルの娘・アナを演じるのは、アナ・トレント。監督のデビュー作『ミツバチのささやき』（1973）で、撮影当時5歳で主演に抜擢された彼女が、50年ぶりに同じく“アナ”の名前を持つ女性を演じることも話題となった。
さらに、日本版ポスターが公開された。ポスターは、映画館のスクリーンに投影された目を閉じた少女の顔に手を伸ばす、元・映画監督ミゲルのシルエットが映し出されたもの。この少女は一体誰なのか、そしてタイトル『瞳をとじて』（英題：Close Your Eyes）とは何を意味するのか。
『瞳をとじて』は、2024年2月9日（金）TOHOシネマズ シャンテ他 全国順次ロードショー。
『瞳をとじて』あらすじ
映画「別れのまなざし」の撮影中に主演俳優フリオ・アレナスが失踪した。それから22年、当時の映画監督でありフリオの親友でもあったミゲルはかつての人気俳優失踪事件の謎を追うTV番組から証言者として出演依頼を受ける。取材協力するミゲルだったが次第にフリオと過ごした青春時代を、そして自らの半生を追想していく。そして番組終了後、一通の思わぬ情報が寄せられた。「フリオによく似た男が海辺の施設にいる」……。
監督・脚本：ビクトル・エリセ
出演：マノロ・ソロ、ホセ・コロナド、アナ・トレント
配給：ギャガ
公式：gaga.ne.jp/close-your-eyes/
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※2023年11⽉1⽇時点の情報です。
