A24 × ケリー・ライカート監督 映画『ファースト・カウ』監督によるキャスティング秘話&新場⾯写真11点解禁!

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世界中の映画祭にて157部門ノミネート、27部門受賞したケリー・ライカート監督作『ファースト・カウ』の場面写真が公開された。

【新場⾯写真】『ファースト・カウ』(2019)

舞台は西部開拓時代のオレゴン州。アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理⼈のクッキー(ジョン・マガロ)と中国⼈移⺠のキング・ルー(オリオン・リー)は、ドーナツ作りを通して少しずつ友情を育んでいく。

メガホンを取ったのは、現代アメリカ映画の最重要作家と評され、いま最も高い評価を受ける監督のひとりであるケリー・ライカート。本作は映画人からの評価も高く、ポン・ジュノジム・ジャームッシュトッド・ヘインズ濱口竜介ら、名だたる監督らが称賛し、⾃⾝の最⾼傑作との呼び声も⾼い。

物語の核となるのは、クッキーとキング・ルーの友情。ライカート監督は、2人をキャスティングした経緯について「ジョン・マガロのことは『キャロル』(2015)でよく知っていて、初めて彼とスカイプしたとき、彼自身にクッキーの要素が多いと思いました。彼が引き受けてくれるか、はっきりしなかったので、決まったときはものすごく嬉しかったです。キング・ルー役は、キャスティング・ディレクターのゲイル・ケラーが必死に探してくれ、私たちは何百人もの役者をみました。オリオンには3、4回朗読をやってもらったのですが、どれもかなり面白かった記憶があります。」と語っている。さらに、2人の行方を大きく左右する長官を、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)や『ネバーランド』(2004)など、名作に多数出演するトビー・ジョーンズが演じ、物語に彩を添えている。

この度、奇跡のように美しい瞬間が映し出された場面写真11点が公開された。クッキーとキング・ルーが温かい光に包まれながらたたずむ様子や、オレゴンの地に初めて牛が降り立つ場面、大自然の中で2人が出会うシーンや、トビー・ジョーンズ演じる長官の姿も。まさにアメリカの原風景といえる、広大な未開拓の地を発見することができる。

『ファースト・カウ』は、2023年12月22日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開。

ファースト・カウ』あらすじ

物語の舞台は西部開拓時代のオレゴン州。アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルー。共に成功を夢見る2人は自然と意気投合し、やがてある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である牛からミルクを盗み、ドーナツで一攫千金を狙うという、甘い甘いビジネスだった……!

監督・脚本:ケリー・ライカート
脚本:ジョナサン・レイモンド
出演:ジョン・マガロ、オリオン・リー、トビー・ジョーンズ
配給:東京テアトル、ロングライド
公式:firstcow.jp

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※2023年11⽉8⽇時点の情報です。

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