映画ファンが「正直、気軽にはオススメできない…」と躊躇する「衝撃的にしんどい作品」6選

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『ミッドナイトスワン』『さがす』など。正直、気軽にはオススメできない「しんどい映画」を、6本まとめてご紹介!

実在の事件に着想を得た衝撃作から、日本アカデミー賞・最優秀作品賞を受賞した感動作まで。本記事では、正直気軽にはオススメできない「しんどい映画」を、6本ピックアップ。

現代に蔓延る様々な社会問題や、家族の本質についてじっくりと考えさせられる良作をまとめてご紹介します。

映画セレクト基準は?

本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされたものです。

ミッドナイトスワン』(2020)

『異動辞令は音楽隊!』(22)の、内田英治監督・脚本作。出演は、草彅剛、服部樹咲、田中俊介、吉村界人、真田怜臣、上野鈴華ほか。第44回日本アカデミー賞にて、最優秀作品賞と最優秀主演男優賞の2部門を受賞。

あらすじ:故郷を離れ、新宿のショーパブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー・凪沙。ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。理解しあえるはずもない二人が出会った時、かつてなかった感情が芽生え始める。

MOTHER マザー』(2020)

『セトウツミ』(16)の、大森立嗣監督・脚本作。出演は、長澤まさみ、阿部サダヲ、奥平大兼、夏帆、皆川猿時、仲野太賀(太賀)ほか。実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て描かれている。第44回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞。

あらすじ:ゆきずりの男たちと関係を持つことで、その場しのぎの生活をおくる自堕落で奔放な女・秋子。しかし、彼女の幼い息子・周平には、そんな母親しか頼るものはなかった。やがて寄る辺ない社会の底辺で生き抜く、母と息子の間に“ある感情”が生まれる。そして、成長した周平が起こした“凄惨な事件”。彼が罪を犯してまで守りたかったものとは…….?

岬の兄妹』(2018)

『さがす』(22)の、片山慎三監督・脚本作。出演は、松浦祐也、和田光沙、北山雅康、岩谷健司、中村祐太郎、風祭ゆきほか。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内コンペティション長編部門にて、優秀作品賞と観客賞を受賞。

あらすじ:港町、仕事を干され生活に困った兄は、自閉症の妹が町の男に体を許し金銭を受け取っていたこと を知る。罪の意識を持ちつつも互いの生活のため妹へ売春の斡旋をし始める兄だったが、今まで理解のしようもなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れ、戸惑う日々を送る。そんな時、妹の心と体にも変化が起き始めていた……。ふたりぼっちになった障碍を持つ兄妹が、犯罪に手を染めたことから人生が動きだす。地方都市の暗 部に切り込み、家族の本質を問う、心震わす衝撃作。

母性』(2022)

『月の満ち欠け』(22)の、廣木隆一監督作。ベストセラー作家・湊かなえによる、同名小説を原作としている。出演は、戸田恵梨香、永野芽郁、三浦誠己、中村ゆり、山下リオ、高畑淳子、大地真央。

あらすじ:女子高生が自ら命を絶った。その真相は不明。事件は、なぜ起きたのか? 普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。愛せない母と、愛されたい娘。同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、ふたりの話は次第に食い違っていく…….母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」…….2つの告白で事件は180度逆転し、やがて衝撃の結末へ。母性に狂わされたのは母か? 娘か? ……この物語は、すべてを目撃する観客=“あなたの証言”で完成する。

さがす』(2022)

『岬の兄妹』(18)の、片山慎三監督による商業デビュー作。出演は、佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也、森田望智、石井正太朗、松岡依都美ほか。

あらすじ:大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、 智は煙のように姿を消す。ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった……。

母さんがどんなに僕を嫌いでも』(2018)

『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』(12)の、御法川修監督作。小説家&漫画家・歌川たいじが、自身の壮絶な生い立ちを綴った同名のコミックエッセイを原作としている。出演は、仲野太賀(太賀)、吉田羊、森崎ウィン、白石隼也、秋月三佳、小山春朋ほか。

あらすじ:一流企業で働き、傍目には順風満帆な生活を送る主人公のタイジ(仲野太賀/太賀)だったが、実は幼い頃から母・光子(吉田羊)に心身ともに傷つけられてきた経験を持っていた。辛い気持ちを悟られまいと、つくり笑いを浮かべながら、本心を隠し精一杯生き抜いてきたタイジ。やがて大人になったタイジは、心を許せる友人たちと出会い、彼らに背中を押されながら、かつて自分に手をあげた母親と向かいあう決意をする。

 

※最新の配信状況は、各動画配信事業者の公式サイトにてご確認下さい。

※2023年11月20日時点の情報です。

(C)2020 Midnight Swan Film Partner(C)2020「MOTHER」製作委員会(C)SHINZO KATAYAMA(C)2022 映画「母性」製作委員会(C)2022『さがす』製作委員会「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

 

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