2023年12月劇場公開予定の映画一覧(邦画編)【『市子』『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』など】

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POISON

2023年12月に劇場公開される新作邦画の中から、注目の作品をピックアップ!

『市子』『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』など。本記事では、2023年12月に劇場公開される、注目の邦画作品を一覧にまとめてご紹介します。

映画セレクト基準は?

本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づき、セレクトされています。

2023年12月1日(金)公開

怪物の木こり』(2023)

『悪の教典』(12)の、三池崇史監督作。作家・倉井眉介の同名小説を原作としている。出演は、亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮ほか。

あらすじ:絵本「怪物の木こり」に登場する怪物の仮面で顔を隠し、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件。次のターゲットに選ばれたのは、弁護士・二宮彰。しかし彼は、犯人をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった! 様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、捜査は混迷を極めていく。事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される……極限状況に追い込まれた二宮の逆襲が始まる。

隣人X 疑惑の彼女』(2023)

『君に届け』(10)の、熊澤尚人監督・脚本作。第14回小説現代長編新人賞を受賞した、パリュスあや子の同名作を原作としている。出演は、上野樹里、林遣都、ファン・ペイチャ、野村周平、川瀬陽太ほか。

あらすじ:ある日、日本は故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。週刊誌記者の笹は、スクープのため正体を隠してX疑惑のある良子へ近づくが、やがて笹の中に本当の恋心が芽生え始める。しかし、良子がXかもしれないという疑いを払拭できずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開へ……!

青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』(2023)

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』(19)の、増井壮一監督作。鴨志田一による、同名の人気ライトノベルシリーズを原作としている。出演は、石川界人、瀬戸麻沙美、久保ユリカ、東山奈央、種﨑敦美ほか。

あらすじ:恋人の桜島麻衣の卒業式を迎えた梓川咲太。七里ヶ浜の海岸で麻衣を待っていると、彼の目の前に子役時代の麻衣にそっくりな小学生が現れる……。不可思議な体験を思い返していた咲太のところに、父親から電話がかかってくる。それは、花楓に起きた出来事を受け止めきれず、長いこと入院していた母親から届いた「会いたい」という願い。母の願いに応え、花楓と共に母親と会うことを決めるも久しぶりの対面の機会に緊張を隠し切れない。そんな咲太の体には見慣れない傷跡が現れ……。

女優は泣かない』(2023)

CMプランナー・ディレクター・シナリオライターとしてマルチに活躍する、有働佳史の長編初監督作。出演は、蓮佛美沙子、伊藤万理華、上川周作、三倉茉奈、吉田仁人ほか。

あらすじ:スキャンダルで仕事を失った女優・安藤梨花(本名:園田梨枝)が、10年ぶりに地元の田舎町に帰ってきた。理由は密着ドキュメンタリーの撮影のため。しかし、現場にやってきたのはテレビ局のバラエティ班AD・瀬野咲ただ一人。全くソリが合わない二人の前途多難な撮影がスタート。やがて小さな町で噂が広まり、撮影のことを内緒で帰郷した梨枝の存在も家族の耳に入る 父・康夫と大喧嘩の末、町を飛び出した梨枝。その父は今、末期ガンで生死の境を彷徨っていた。父の病状を知りながら、父を避けていた梨枝に怒り心頭の家族。果たして、ドキュメンタリー撮影の行方は? そして、梨枝と康夫の確執は……?

MY (K)NIGHT マイ・ナイト』(2023)

『わたしは光をにぎっている』(19)の、中川龍太郎監督・脚本作。出演は、川村壱馬、RIKU、吉野北人、安達祐実、穂志もえか(保紫萌香)ほか。

あらすじ:夫の浮気を知り、満たされない心を埋めようとする主婦。余命わずかな母親に婚約者を紹介したい高校教師。映える写真を撮り続けるフォロワー7万人のインスタグラマー。それぞれに悩みや思いを抱え、“救い”を求めている3人の女性たち。彼女らが頼ったのは、女性を癒やし、世界を救う「MY KNIGHT」 の“デートセラピスト”=一夜かぎりの恋人たち……。夜の横浜を舞台に、3組の男女の誰も知らない物語が始まる。

朝がくるとむなしくなる』(2022)

『左様なら』(18)の、石橋夕帆監督・脚本作。出演は、唐田えりか、芋生悠、石橋和磨、安倍乙、中山雄斗ほか。

あらすじ:会社を辞め、コンビニでアルバイトとして働く希。慣れない接客業に⼾惑い、店⻑の冗談をうまくかわせない。むなしい思いが続いていたある⽇、中学時代のクラスメイトだった加奈⼦がバイト先にやって来る。思わぬ再会に、最初はぎこちなく振る舞う希であったが、何度か顔をあわせるうちに加奈⼦と距離を縮めていき、希の⽇常が少しずつ動き出していく……。

4つの出鱈目と幽霊について』(2023)

『ボディ・リメンバー』(20)の、山科圭太監督作。出演は、小川あん、斉藤陽一郎、祷キララ、伊東沙保、吉田正幸ほか。

あらすじ:第1話「CAT IN THE FOG」小説家・渡辺は、ある郊外の街に滞在し執筆していた。渡辺はその街にとりつかれ、彷徨うことになる。第2話「SISTERʼS VIEW」ミドリは森の奥で父親のオバケを見たと、姉のアオイを連れて行く。しかしそれは父親ではなかった。第3話「幽霊を愛する方法」ユタカと、その亡きパートナーの弟マコトとの共同生活。突然マコトが、兄ちゃんの幽霊になったと告げる。第4話「むかしむかし、ある国で」就活生の真希は、自分の生き方や社会に対して疑問を持っていた。そんなとき盲目の旅人ナカダと出会い、ある示唆をうける。それぞれの幽霊についての語りは、ときに重なり、やがておぼろげに1つの世界をつくっていく……。

光る校庭』(2022)

比嘉一志監督・脚本作。出演は、梅垣然太、笹木祐良、安達祐実、光石研、里園侑希ほか。

あらすじ:行方不明のまま死亡とされてしまった父を持つ大場智哉は、小学5年生の夏に東京から母の実家へと移り住む。転校先の小学校で智哉は、大病を患うクラスメイト・西川翼と出会う。体の弱い翼を過剰なほど気づかう担任やクラスメイトたちに違和感を抱きつつも、智哉は翼との距離を縮めていく。そして、翼の存在が智哉にとっての死生観を刺激しはじめる。2人の少年と、それぞれの家族の小さな前進があたたかく描かれるひと夏の物語。

2023年12月2日(土)公開

ホゾを咬む』(2023)

高橋栄一監督・脚本作。出演は、ミネオショウ、小沢まゆ、木村知貴、河屋秀俊、福永煌ほか。

あらすじ:不動産会社勤めの茂木ハジメは、妻のミツと二人暮らしで子供はいない。ある日、ハジメは仕事中に普段とは全く違う格好のミツを街で見かける。帰宅後聞いてみると、ミツは一日外出していないと言う。 ミツへの疑念や行動を掴めないことへの苛立ちから、ハジメは家に隠しカメラを設置。ある日、ミツの真相を確かめるべく尾行しようとすると、見知らぬ少年がハジメに付いて来る。そしてついに、ミツらしき女性が誰かと会う様子を目撃したハジメは……。

2023年12月8日(金)公開

市子』(2023)

『名前』(18)の、戸田彬弘による原作・監督作。出演は、杉咲花、若葉竜也、森永悠希、渡辺大知、宇野祥平ほか。

あらすじ:川辺市子は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川の元に訪れたのは、市子を探しているという刑事・後藤。後藤は、長谷川の目の前に市子の 写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。これまで 彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は市子が 置いていったカバンの底から一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる……。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023)

『光を追いかけて』(21)の、成田洋一監督作。作家・汐見夏衛による、同名小説を原作としている。出演は、福原遥、水上恒司(岡田健史)、伊藤健太郎(健太郎)、嶋﨑斗亜、上川周作ほか。

あらすじ:すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合は、進路をめぐって母親・幸恵と喧嘩をして家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月……戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。そこで様々な人々と出会い、日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった……。

窓ぎわのトットちゃん』(2023)

「映画 ドラえもん」シリーズの、八鍬新之介監督作。黒柳徹子が、自身の幼少時代について綴ったベストセラーを原作としている。出演は、大野りりあな、小栗旬、杏、滝沢カレン、役所広司。

あらすじ:落ち着きがないことを理由に、小学校を退学になってしまったトットちゃん。新しく通うことになったトモエ学園の校長先生は、 出会ったばかりのトットちゃんに優しく語りかけた。「君は、ほうとうは、いい子なんだよ。」 トットちゃんの元気いっぱい、 すべてが初めてだらけの日々が始まる……。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(2023)

TVアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」シリーズの、井上圭介監督作。山口悟による、同名のライトノベルを原作としている。出演は、内田真礼、蒼井翔太、柿原徹也、鈴木達央、松岡禎丞ほか。

あらすじ:前世でプレイしていた乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の世界に、悪役令嬢として転生してしまったカタリナ・クラエス。ゲームの結末は、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡……。幾多の破滅 フラグが降りかかるも、持ち前の明るさと鈍感力で見事回避したカタリナだが、平和な日々は長くは続かない……。新たな出会い、新たな事件。そしてカタリナをめぐる恋の攻防が、ふたたび巻き起こる!?

ブルーを笑えるその日まで』(2022)

武田かりん監督・脚本作。出演は、渡邉心結、角心菜、丸本凛、成宮しずく、佐藤ひなたほか。

あらすじ:安藤絢子(アン)は、ひとりぼっちの女の子。唯一の居場所は薄暗い立ち入り禁止の階段。不思議な商店で、魔法の万華鏡を貰ったアンは、同じ万華鏡を持った生徒・佐田愛菜(アイナ)と出会う。二人はすぐに仲良くなり夢のような夏休みを送るが、屋上には昔飛び降り自殺した生徒の幽霊が出るという噂があり……アイナはその幽霊なのではないかという疑念を抱きながらも、お互いにとってかけがえのない存在になっていく二人。そんな楽しかった夏休みも終わりに差し掛かるのだった……。

恐解釈 桃太郎』(2023)

『女囚霊』(22)の、鳴瀬聖人による監督・脚本作。出演は、早河ルカ、仁科貴、佐倉萌、冨田伊織、朝木ちひろほか。

あらすじ:数々のホラー映画をヒットさせてきたエクストリームが、ホラー専門サイト、オソレゾーンと最強タッグを組んだ注目の映画制作プロジェクト“恐”解釈。第2弾となる今作では、日本人なら誰もが知るおとぎ話「桃太郎」が、バイオレンスなバトルホラーに生まれ変わってスクリーンを直撃! 幽霊・鬼・妖怪が入り乱れる、悪夢のパラノーマル・バトルロワイヤルが誕生した。

マリの話』(2023)213

『二十代の夏』(16)の、高野徹監督作。出演は、成田結美、ピエール瀧、松田弘子、戎哲史、パスカル・ヴォリマーチほか。

あらすじ:冬がはじまったばかりの海辺の町。シナリオ執筆中の映画監督・杉田は、偶然出会ったマリという若い女性に心奪われ、映画に出演してほしいと声をかける。情熱的で、にくめない杉田のキャラクターに、戸惑いながらも恋心を抱くマリ。やがて恋仲に落ちた二人だったが、その関係に悩むマリは、愛猫を探す不思議な女性・フミコと出会うことで、“ある決心”をする。

彼方の閃光』(2023)

『パラダイス・ネクスト』(19)の、半野喜弘監督作。出演は、眞栄田郷敦、池内博之、Awich、尚玄、伊藤正之ほか。

あらすじ:生まれて間もなく視力を失った10歳の少年・光(ヒカリ)。光にとって世界は“音”であり、彼はカセットテープに自分の世界を録音してゆく。光の眼は手術をすれば視力を得られる可能性があった。母の説得により、手術を受けることを決意するが……。20歳になった光は、東松照明 (1930-2012) の写真に強く導かれるように長崎へ。旅先で出会った自称革命家の男・友部にドキュメンタリー映画製作に誘われ、長崎・沖縄の戦争の痕跡を辿ることに。その中で、心に傷を負いつつもたくましく生きる詠美、沖縄を愛し家族を愛する糸洲と出会う。戦争の痛ましい記憶と彼ら3人の生き様は、光の人生を大きく揺さぶり始める。そして、51年後の2070年、71 歳になった光。彼の生きる世界は大きく変容していた……。

宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター』(1977)

舛田利雄監督作。出演は、納谷悟朗、富山敬、仲村秀生、一龍斎春水(麻上洋子)、広川太一郎ほか。

あらすじ:西暦2199年。地球は謎の星間国家ガミラスの攻撃を受け滅亡の危機に瀕していた。遊星爆弾による放射能汚染は地表全土に広がり、地下都市に逃れた人類を刻々と蝕みつつあった。地球防衛軍も敗退し希望の全てを失った時、14万8千光年の彼方、惑星イスカンダルの女王スターシャからのメッセージが届く。イスカンダルには地球の滅亡を救う放射能除去装置コスモクリーナーDがあるという。そして、さらにそのメッセージには、人類の技術水準を遥かに上回る機関「波動エンジン」の設計図が託されていたのだった!

光る鯨』(2023)

『ラストラブレター』(16)の、森田博之による監督・脚本作。出演は、関口蒼、佐野日菜汰、古矢航之介、中神円、瀧石涼葉ほか。

あらすじ:築50年の都営団地を舞台に、一冊の小説「光る鯨」をめぐるSFヒューマンストーリー。コンビニのアルバイト店員・志村イトは、失踪した幼馴染みを追って幼少期に住んでいた都営団地へと向かう。そこの老朽化したエレベーターに乗り、この世界とよく似ているが全く違う異世界=パラレルワールドへ降り立つ。そこで彼女は現実の世界から消えてしまった人々と再会するのだが……。

ダンジョン飯 Delicious in Dungeon』(2023)

『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』(23)の、宮島善博監督作。漫画家・九井諒子による、人気同名作を原作としている。出演は、熊谷健太郎、千本木彩花、泊明日菜、中博史、早見沙織ほか。

2023年12月9日(土)公開

王国(あるいはその家について)』(2018)

『螺旋銀河』(14)の、草野なつか監督作。出演は、澁谷麻美、笠島智、足立智充、龍健太。

あらすじ:出版社の仕事を休職中の亜希は、⼀⼈暮らしをしている東京から、1時間半の距離にある実家へ数⽇間帰省をすることに。それは、⼩学校から⼤学までを⼀緒に過ごしてきた幼なじみの野⼟⾹の新居へ⾏くためでもあった。野⼟⾹は⼤学の先輩だった直⼈と結婚して⼦供を出産し、実家近くに建てた新居に住んでいた。その家は温度と湿度が⼼地よく適正に保たれていて、透明の膜が張られているようだった。まるで世間から隔離されているようだと亜希は思った。最初は⼈⾒知りをしていた野⼟⾹の娘・穂乃⾹は、亜希が遊びの相⼿をしているうちに彼⼥に懐いた。⼀⽅、野⼟⾹からはとても疲れているような印象を受けた。数⽇後、亜希は東京の⾃宅にいた。彼⼥は机に座り⼿紙を書いていた。夢中でペンを⾛らせ、やがて書き終えると声に出して読み始める。「あの台⾵の⽇、あの⼦を川に落としたのは私です」そして今、亜希は警察の取調室にいる。野⼟⾹との関係や彼⼥への執着、直⼈への憎悪について、亜希は他⼈事のように話し始めた。

物体 -妻が哲学ゾンビになった-』(2023)

伊刀嘉紘による、原作・監督・脚本作。出演は、管勇毅、門田麻衣子、竹中凌平、藤崎卓也、川瀬陽太ほか。

あらすじ:夫婦で不法投棄の不燃物を漁る悟と亜居。廃材からオーダーメイド玩具を作りながら、ふたり慎ましく暮らしていた。ある日、意図せず持ち帰った昆虫から未知の寄生体が妻の頭蓋内に侵入。脳を蚕食され、妻はすこしずつ壊れていく……。じわじわと感染を拡げつつあるこの奇妙な寄生体疾患において、感染者同士は属性を共有しあうという特性があった。あろうことか、亜居は連続殺人鬼の属性を継承してしまう。感染から一ヶ月後、すべての脳細胞が失われ、自我意識を喪失した亜居は完全なる“哲学ゾンビ”となった。改正脳死法に従い、人権を喪失した亜居は一種の危険生物と見なされ、「殺処分」の宣告が下されてしまう……。

2023年12月15日(金)公開

屋根裏のラジャー』(2022)

『二ノ国』(19)の、百瀬義行監督作。イギリス人作家、A.F.ハロルドによる小説「ぼくが消えないうちに」を原作としている。出演は、寺田心、鈴木梨央、安藤サクラ、仲里依紗、杉咲花、山田孝之ほか。

あらすじ:彼の名はラジャー。世界の誰にも、その姿は見えない。なぜなら、ラジャーは愛をなくした少女の想像の友だち……イマジナリー。しかし、イマジナリには運命があった。人間に忘れられると、消えていく。失意のラジャーがたどり着いたのは、かつて人間に忘れさられた想像たちが身を寄せ合って暮らす「イマジナリの町」だった……。

The NightBefore』(2023)

『dear TOKYO』(17)の、堀井綾香監督作。出演は、福地桃子、青木柚、前原瑞樹、さいとうなり、髙橋雄祐ほか。

あらすじ:「prologue」ゴミ処理場跡地に集まった、エン、マル、マドカ。彼らはここに来る前、エンを中心に革命を実行していた……。「飛べない天使」とある地方で暮らす優佳は、会社の飲み会からの帰り道に商店街を走る男を目撃。男は手に持った枕から羽を撒き散らし、天使のように去っていった。その夜、再び男に遭遇した優佳は、その男・聡太郎からある場所に連れていって欲しいと頼まれ……。

Polar Night』(2023)

『天使の欲望』(13)の、磯谷渚監督作。出演は、河野知美、峰平朔良、廣田朋菜、北澤響、梅田誠弘ほか。

あらすじ:12歳の少女・真琴は、絵画教室の先生・衣良を一目見るなり、心を奪われた。しかしあるトラブルをきっかけに、衣良は街を去ってしまう。6 年後、大学生になった真琴は友人と訪れた展示会をきっかけに衣良と再会。あの時と何も変わっていない、彼女の姿。衣良には秘密があった。生身の人間でありながら、血を吸わなければ生きていけない宿命を背負っていたのだった……。

99%、いつも曇り』(2023)

瑚海みどりによる、監督・脚本作。出演は、瑚海みどり、二階堂智、永楠あゆ美、Ami Ide、KOTAほか。

あらすじ:母親の一周忌で叔父に言われた「子供はもう作らないのか」の一言に、大きく揺れる楠木一葉(45)。生理も来なくなって子供は作れないと言い放つ一葉の目には、夫・大地(50)が子供を欲しがっている姿が映る。流産した経験もあり子作りに前向きになれない一葉は、自分がアスペルガー傾向にあることに悩みを持っていた。養子を取ることを薦められるも、次第にズレていく一葉と大地の行方は……。

阪神タイガースTHE MOVIE2023-栄光のARE-』(2023)

今村圭介監督作。

あらすじ:18年ぶりのリーグ制覇と、38年ぶりに悲願の1位を獲得した阪神タイガース。監督、コーチ、選手の証言を交えたながら、プロ野球・阪神タイガースの2023年の軌跡をたどった貴重なドキュメンタリー。

Daughter (ドーター)』(2023)

菅野祐悟監督作。出演は、竹中直人、関川ゆか、上地由真、近藤勇磨、若林瑠海ほか。

あらすじ:幼くして母親を亡くした娘・美宙と、 死んだ妻の幻影を追い求める父親・晴人。交錯する愛情に翻弄される親子、そして突きつけられる悲劇……。生きること、死ぬこと、愛すること……そんな人生の問いに晴人は人生を掛け、彷徨い、到達した“答え”とは?

2023年12月22日(金)公開

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(2023)

片桐崇監督作。漫画家・遠藤達哉による、大ヒット同名作を原作としている。出演は、江口拓也、種﨑敦美、早見沙織、松田健一郎、中村倫也(中村友也)、賀来賢人ほか。

あらすじ:世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。西国ウェスタリスの情報局対東課・WISE(ワイズ)の敏腕諜報員エージェント・黄昏(たそがれ)こと、ロイド・フォージャーがいつものように任務に当たっていたところ、進行中のオペレーション“梟ストリクス”の担当を変更する、という指令が。しかし新たな担当に選ばれたのは、無能な男だった……。その頃イーデン校では、優勝者に“星ステラ”が授与されると噂の調理実習が実施されることに。少しでもオペレーション“梟ストリクス”の進展を示しWISEワイズへ任務継続を交渉する為、ひいては世界平和を守る為、ロイドは審査員長を務める校長の好物である“フリジス地方”の伝統菓子“メレメレ”を作ることをアーニャに提案。本場の味を確かめるため、フォージャー家は家族旅行でフリジスへ向かうことに。その一方でヨルは、出発前にロイドと謎の女のやりとりの一部始終を目撃してしまい、仮初めの関係に一抹の不安を覚えながらの家族旅行となってしまう……。そんな家族旅行の途中、列車内でアーニャは怪しげなトランクケースを発見。その中にはなぜかチョコレートが……。不思議に思っていると、トランクケースの持ち主が戻って来てしまい、驚いた拍子にアーニャは誤ってそのチョコレートを飲み込んでしまう……。ところが、そのチョコレートには世界平和を揺るがす重大な秘密が……!? そしてたたみかけるように、旅先で起こるハプニングの連続! 世界の命運は、またしてもこの仮初めの家族に託されてしまった……。

2023年12月23日(土)公開

火だるま槐多よ』(2023)

『眼球の夢』(16)の、佐藤寿保監督作。出演は、遊屋慎太郎、佐藤里穂、工藤景、涼田麗乃、八田拳ほか。

あらすじ:大正時代の画家・村山槐多の「尿する裸僧」という絵画に魅入られた法月薊(のりづき・あざみ)が、街頭で道行く人々に「村山槐多を知っていますか?」とインタビューしていると、「私がカイタだ」と答える謎の男に出会う。その男、槌宮朔(つちみや・さく)は、特殊な音域を聴き取る力があり、ある日、過去から村山槐多が語り掛ける声を聴き、度重なる槐多の声に神経を侵食された彼は、自らが槐多だと思いこむようになっていたのだった。 朔が加工する音は、朔と同様に特殊な能力を持つ者にしか聴きとれないものだが、それぞれ予知能力、透視能力、念写能力、念動力を有する若者4人のパフォーマンス集団がそれに感応。彼らは、その能力ゆえに家族や世間から異分子扱いされ、ある研究施設で”普通”に近づくよう実験台にされていたが、施設を脱走して、街頭でパフォーマンスを繰り広げていた。研究所の職員である亜納芯(あのう・しん)は、彼らの一部始終を観察していた。 朔がノイズを発信する改造車を作った廃車工場の男・式部鋭(しきぶ・さとし)は、自分を実験材料にした父親を殺そうとした朔の怒りを閉じ込めるために朔のデスマスクを作っていた。薊は、それは何故か村山槐多に似ていたと知り……。

その他(放送日時未定作品)

愛のゆくえ』(2023)

『親知らず』(20)の、宮嶋風花による監督・脚本作。出演は、長澤樹、窪塚愛流、林田麻里、兵頭功海、平田敦子ほか。

あらすじ:幼馴染の須藤愛と伊藤宗介は、愛の唄が鳴り響く街・北海道で暮らしている。愛の実母であり、宗介にとっての育ての親・須藤由美は、大きな愛情でこの世界を守っていたが、由美の突然の死により、2人の世界は大きく崩壊。宗介と離れ、父親の住む東京へ引っ越す愛。赤髪の不良少年や、ホームレス達など、社会の隅で生きる人々と関わる中で、愛は由美から受けた愛情を思い出し、一人故郷に帰ることを決意する。しかし、帰って来た故郷で待っていたのは、由美の格好をした宗介だった。二人は、愛する人を失った事実とどう向き合い、生きていくのだろうか。

テンカウント』(2023)

外山草による監督・脚本作。漫画家・宝井理人による、シリーズ累計280万突破の人気同名作を原作としている。

あらすじ:無愛想なカウンセラーと、潔癖症な社長秘書の、センシティブな恋のセラピー。

夢叶えるサウナ』(2023)

『リアル鬼ごっこ』(15)の、平岡亜紀による監督・脚本作。出演は、市川美織、天木じゅん、平田梨奈、宮瀬なこ、福地清ほか。

「サウナ部」の4人は、サウナに集まり、たわいも無い日々の話をすることで疲れを癒やしていた。そんな頃、のぞみは5年付き合った彼氏から別れを告げられる。そして、30歳を目前に、サウナへ現れなくなる既婚者の友人や夢を追いかける友人など、着実にライフステージを上がっていく友人たちを目にし、次第に自分の将来に不安を覚えていく……人生の重要な選択を迫られる、悩めるアラサー女子4人の友情物語。

ココでのはなし』(2023)

こささりょうま監督作。出演は、山本奈衣瑠、結城貴史、三河悠冴、生越千晴、宮原尚之ほか。第11回アンタキヤ国際映画祭にて、審査員特別賞・最優秀監督賞・最優秀女優賞・最優秀編集賞の4部門を獲得。

あらすじ:都内にあるゲストハウス「ココ」を舞台に、そこで働く従業員たちと宿泊客たちを中心とした青春群像劇をユーモアを交えながら描く。

裸を脱いだ私(仮題)』(2022)

『PARALLEL』(21)の、灯敦生監督作。出演は、川上奈々美。

あらすじ:現役AV俳優、ストリッパーから世界的に活躍する役者を目指して。第2のキャリアステージへ進む、川上奈々美の一年間に密着(セルフドキュメントを含む)。彼女が生きてきた世界はどのようなものなのか、どのような女性たちがいる世界なのか。彼女が進もうと決意した新しい道には何が待ち受けているのか。依然、色濃く残る偏見の向こうに、失敗を繰返しながらも活きいきと経験を積んでゆく一人の女性のお話。

フィリピンパブ嬢の社会学』(2023)

『みとりし』(18)の、白羽弥仁監督作。作家・中島弘象の実体験を綴った著書を原作としている。出演は、前田航基、一宮レイゼル。

あらすじ:フィリピンパブを大学の研究対象にしていた日本の大学院生・中島翔太(前田航基)は、 パブで偶然出会ったフィリピン人女性のミカ(一宮レイゼル)に強く押されて、お付き合いを始めることに。しかし、彼女は偽装結婚をしていることが後になって判明する。月給6万円、ゴキブリ部屋に監視付、休みは月に2回だけといった彼女の過酷な生活環境を目のあたりにする翔太。一方、強く逞しいミカは現状にめげることなく働き続け、故郷・フィリピンの両親の元に翔太を連れていく。彼女を大切に想う気持ちが次第に強まる翔太は、ミカに懇願されてヤクザの元に乗り込むことになるが……。

 

 

 

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※2023年11月30日時点の情報です。

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