【濱口竜介監督 最新作】映画『悪は存在しない』ポスタービジュアル公開!

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『ドライブ・マイ・カー』(2021)の濱口竜介監督最新作『悪は存在しない』のポスタービジュアルが公開された。

【ポスタービジュアル】『悪は存在しない』(2024)

舞台は、長野県・水挽町(みずびきちょう)。東京からも近く、緩やかに発展してきたその町で⾃然に囲まれ慎ましく暮らす巧とその娘・花。しかしある日、彼らの住む近くにグランピング場を作る計画が持ち上がる。

本作の制作のきっかけは、音楽家・石橋英子から濱口監督への映像制作のオファー。『ドライブ・マイ・カー』(2021)で意気投合したふたりは試行錯誤のやりとりをかさね、監督は「従来の制作手法でまずはひとつの映画を完成させ、そこから依頼されたライブパフォーマンス用映像を生み出す」と決断。そうして石橋のライブ用サイレント映像「GIFT」と共に誕生した。自由に、まるでセッションのように作られ、監督も「初めての経験だった」と語る映画と⾳楽の旅は、やがて本⼈たちの想像をも超えた景⾊へとたどり着いた。

主演は、当初はスタッフとして参加していた大美賀均。共演には、新人ながら鮮烈な印象を残す西川玲、物語のキーパーソンとして重要な役割を果たす人物に小坂竜士渋谷采郁らが脇を固める。

この度、ポスタービジュアルが解禁された。監督の前作『偶然と想像』(2021)のビジュアルと同じくイタリア版ビジュアルのイラストが使用されたポスターには、ふたりの穏やかな⽣活の様子が描かれている。

『悪は存在しない』は、2024年4月26日(金)Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国公開。

悪は存在しない』あらすじ

長野県、水挽町。自然が豊かな高原に位置し、東京からも近く、移住者は増加傾向でごく緩やかに発展している。代々そこで暮らす巧(大美賀均)とその娘・花(西川玲)の暮らしは、水を汲み、薪を割るような、自然に囲まれた慎ましいものだ。しかしある日、彼らの住む近くにグランピング場を作る計画が持ち上がる。コロナ禍のあおりを受けた芸能事務所が政府からの補助金を得て計画したものだったが、森の環境や町の水源を汚しかねないずさんな計画に町内は動揺し、その余波は巧たちの生活にも及んでいく。

監督・脚本:濱口竜介
企画・音楽:石橋英子
出演:大美賀均、西川玲、小坂竜士、渋谷采郁、菊池葉月、三浦博之、鳥井雄人、山村崇子、長尾卓磨、宮田佳典、田村泰二郎
配給:Incline
公式:https://aku.incline.life/

(C)2023 NEOPA / Fictive

※2024年1⽉25⽇時点の情報です。

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