「これは鮮やかな色彩で全力で殴ってくる作品だ」
それが私が本作、平山夢明原作の映画『Diner ダイナー』を観た最初の感想でした。蜷川実花監督作品を観るのは初めてだったのですが、画面が、画面が極彩色で美しい!! 現実離れした圧倒的色彩美と、美麗且つ頭のネジが10本くらい外れた登場キャラクターたちの織りなす予想もつかない、容赦もない展開の心地よさにひたすら身をゆだねた2時間でした。
そんな話題の作品『Diner ダイナー』の華麗でアクが強いキャラクターたちを4コマでざっくり紹介していきます。主演は藤原竜也、共演に玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、小栗旬、土屋アンナ、真矢みき、奥田瑛二という豪華出演陣です。玉城ティナの衣装がむちゃんこかわいい。
どのキャラクターもその個性の強烈さに初見でハートをわし掴みにされるのですが、特に主演の藤原竜也演じるボンベロの登場シーンは「う、歌いますかぁーッ!?」とインパクト抜群で一発で藤原竜也ワールドに引きずり込まれました。ボンベロ登場シーンは何度もテイクを繰り返してあのバージョンにしたそうで、それも納得な出来の吸引力でしたよ、わし掴みにされましたよ。あと個人的に土屋アンナの胸元にも視線をわし掴みされました、てへへ。
こんな「100メートルくらい離れた距離から見てはいたいけどお近づきにはなりたくない(だって殺されるから)」なキャラたちの中に放り込まれた薄幸の少女・オオバカナコがどう立ち回っていくのか、また「殺し屋と一般人の接触」によってカナコが、そして殺し屋たちがどんな変化と顛末を遂げていくのか、必見です!
映画『Diner ダイナー』は現在、全国の映画館で絶賛公開中です。色彩美とキャラの濃さに酔いしれて!!
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※2021年5月14日時点のVOD配信情報です。