2017年にWEBメディア「オモコロ」で連載開始後、女性たちから共感と反響を集め、第23回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した、小山健によるコミック「生理ちゃん」を実写映画化。2019年11月8日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開となる。
突然やって来る “生理ちゃん”に振り回されながらも、仕事にも恋愛にも一生懸命な主人公の青子を演じるのは誰もが知る実力派女優の二階堂ふみ。夢を諦め実家生活を送りながらSNSに毒を吐き続けるフリーター・りほを幅広い演技力で大ブレイク中の伊藤沙莉が演じる。
さらに松風理咲、須藤蓮などのフレッシュな若手から、実力派の岡田義徳やお笑い芸人リットン調査団の藤原光博など、多彩なキャストたちがそれぞれの“生理ちゃん”たちに向き合う。
映画『生理ちゃん』あらすじ
あまね出版「ZooE」の編集部で働く米田青子(二階堂ふみ)は、仕事もプライベートも充実している。そんな青子の彼氏、久保勇輔(岡田義徳)は、2年前に奥さんを亡くし、一人娘かりん(豊嶋花)がいる。11歳だが、普通の女の子よりも少しマセていて、お母さんのことを大切に思っている。忙しい時、悩んでいる時、はっきり言って面倒くさい…月に一回のものがやってくる。
締切り間近の編集部で、青子の後輩の山内裕(須藤蓮)は、担当しているエッセイの先生と連絡を取れなくなって困っていた。上司の渋谷誠(藤原光博(リットン調査団)に休載するつもりなのかと迫られていた。 山内は休載を避けるべく、以前から面白いと思っていた“煮え湯飲み子”を青子と一緒に探すことに。
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米田青子/二階堂ふみ
女性ファッション誌の編集部でバリバリ働くワーキング女子。 思春期の娘がいる久保と交際中で悩みが尽きない。
1994年9月21日生まれ。映画『ガマの油』でスクリーンデビュー。主な映画出演作は、『ヒミズ』(12)、『ほとりの朔子』(14)、『私の男』(14)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『SCOOP!』(16)、『何者』(16)、『リバーズ・エッジ』(18)、『翔んで埼玉』(19)、『人間失格』(19)など。2020年のNHK連続テレビ小説「エール」のヒロインを務める。
山本りほ/伊藤沙莉
青子の働く編集部で清掃のバイトをするフリーター。 夢もあきらめ実家で暮らしながらSNSで毒を吐き続ける。
1994年5月4日生まれ。シリアスな役からコメディまで幅広い役柄をこなす実力派として、多数のドラマや映画に出演。近年では『全員、片想い/MY NICKNAME is BUTATCHI』(16)、『獣道』(17)で主演を務めた。その他の主な出演作に、映画『blank13』(18)、『パンとバスと2度目のハツコイ』(18)、『榎田貿易堂』(18)、『寝ても覚めても』(18)。『ペット2』(19)デイジー役での声の出演も記憶に新しい。第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第40回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。
米田ひかる/松風理咲
青子の妹。受験生。
2001年1月17日生まれ。2017年公開の映画『トモシビ〜銚子電鉄6.4kmの軌跡〜』で初主演を果たす。『兄友』(18)のドラマと劇場版にてヒロインに抜擢。2019年には石田ひかりとの二人芝居『A列車に乗って行こう』にて初めての舞台に挑んだ。今後の活躍が期待される若手女優である。
久保勇輔/岡田義徳
青子の彼氏。前妻を亡くし一人娘のかりんと暮らす。
1977年3月19日生まれ。アニメーション映画『マダカスカル』シリーズのメルマン役での声の出演など、人々の記憶に残る数々の話題作に出演。その高い演技力で男女を問わず人気を誇る名優である。近年の出演作に『コンフィデンスマンJP—ロマンス編—』(19)、『今日も嫌がらせ弁当』(19)、『王様になれ』(19)、『3人の信長』(19年)、『いつかのふたり』(19)など。
久保かりん/豊嶋花
久保の一人娘。11歳。
2007年3月27日生まれ。1歳の時から芸能活動を開始し、子役として数々のドラマや映画に出演。近年ではドラマ『トットちゃん!』(17)で黒柳徹子の幼少期を演じ話題を呼ぶ。その後も映画『めんたいぴりり』(19)、などに出演。今後の活躍に期待したい現役中学生。
山内裕/須藤蓮
青子の職場の後輩。
1996年7月22日生まれ。16年に『第31回 MEN’S NON-NO 専属モデルオーディション』にてファイナリストに選出される。その後、18年放送の京都発地域ドラマ『ワンダーウォール』(NHK BSプレミアム)でメインキャストとして出演。以降、映画『21世紀の女の子』(19)、『よこがお』(19)などに出演。
北村ゆきち/狩野見恭兵
ひかるの彼氏。悶々とする日々。
1999年5月26日生まれ。『くちびるに歌を』(15)で俳優デビュー。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(16)で山田孝之演じる主人公・丑嶋馨の中学生時代を演じて注目を集める。その後も映画『心が叫びたがってるんだ。』(17)、などに出演。今後の活躍が期待できる新人。
渋谷誠/藤原光博
青子の上司。
1962年6月8日生まれ。1986年水野透とお笑いコンビ『リットン調査団』を結成。お笑い活動の傍ら、ドラマや映画に多数出演し、その演技力にも定評がある。現在放送中のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(19/TBS)では工場長・新堂智也役を演じ話題を集める。
映画『生理ちゃん』監督・脚本・音楽
監督:品田俊介
1980年3月6日生まれ。ドラマを中心に多くの演出を手掛ける。近年の主な作品に『信長協奏曲』(14)、『失恋ショコラティエ』(14)、『世にも奇妙な物語』(16)、『ナオミとカナコ』(16)、『人は見た目が100パーセント』(17)、『隣の家族は青く見える』(18)、『ルパンの娘』(19)など。本作が初監督映画となる。
脚本:赤松新
1975年2月10日新潟県生まれ。吉本興業所属。映画『闇金ドッグス6』(17)、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(19/TBS)など俳優として活動する傍ら、脚本執筆も精力的に行っている。2017年、フジテレビヤングシナリオ大賞にて執筆作『アンラッキーな夜』が佳作に入選。ドラマ『世にも奇妙な物語’18 秋の特別編』(18/CX)では脚本1作、原案1作を担当した。長編映画脚本は本作が初となる。
音楽:河内結衣
JR東日本、KOSE、DOCOMOなど多くのCM音楽を手がける。2017年NHKエンタープライズ「FLOWER UNIVERSE -東信 花宇宙の旅-」でエンターテイメント部門 審査委員会推薦賞受賞。他にもテレビドラマ、舞台等の音楽など幅広く活躍。
映画『生理ちゃん』原作
小山健
マンガ家。会社員時代に趣味でブログに描いたマンガを単行本にまとめた「手足をのばしてパタパタする」(KADOKAWA)をきっかけに様々なメディアで活躍。17年、お父さん目線の育児コミック「お父さんクエスト」(ポプラ社)が大きな話題となる。同年WEBメディア・オモコロで連載を開始した「生理ちゃん」がSNSを中心に大ヒット、18年にKADOKAWAより単行本化し、現在、2巻まで刊行中。19年、同作にて第23回手塚治虫文化賞 短編賞を受賞。
映画『生理ちゃん』予告編
映画『生理ちゃん』作品情報
2019年11月8日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次ロードショー
配給:吉本興業
公式サイト:http://thepeggies.jp/
(C)吉本興業 (C)小山健/KADOKAWA
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【文/ビルボーイジン】
※2021年3月15日時点のVOD配信情報です。