
FILMAGA編集部は2024年も面白い映画を求めて日々たくさんの作品を観てきました。今年もアクションにホラー、サスペンスに恋愛とさまざまな映画が公開されましたが、その中から編集部員それぞれの好みで「これは推し!」な作品をご紹介します!
お気に入りの映画が多い中、吟味に吟味を重ねたので楽しんでもらえたら幸いです! 次観る作品を探している皆さん、私たちの推しムービー、いかがですしょう!
「ファン大歓喜のシェアードユニバース作品」
編集長・遠藤のベストムービー

PROFILE:あの日、あの場所であの作品観たんだなぁ〜と振り返りながらエモーショナルな気持ちになりました。日常に映画があるって素敵だなと改めて思います。2024年もたくさんの映画に背中を押してもらえて、大切だなと思える作品に出会えました。幸せです!
遠藤が推すのは『ラストマイル』(2024)
あらすじ:流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー“前夜に届いたのは爆弾だった。世界的なショッピング最大手の巨大物流倉庫センターを舞台に繰り広げられるサスペンス作品。ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』の世界観と交差しながら、決して止めることのできない物流業界の真の姿が浮かび上がってくる。
遠藤:邦画ではなかなか観ることがない、複数作品の世界観がクロスする構成の本作。地上波ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』のキャラクターが『ラストマイル』の世界に登場する瞬間は鳥肌が立ちました。それぞれのドラマの登場人物が、ドラマ終了後こんな風に変わらず過ごしていたんだ……(安堵)という気持ちに。『ラストマイル』の物語は、サスペンスではありますが、脚本・野木亜紀子さんが得意とするリアルなお仕事描写が特徴的で、主人公・エレナのブルドーザーのような働き方に共感するものが多かったです。これまで仕事で乗り越えてきたこと、乗り越えられずに苦しんだ経験がある方こそ沁みるものが多いと思います。そんなしんどい経験も救いに変えてくれるような作品です。最終的にはなんだかまだまだ走っていけそうな前向きな気持ちになります!
「期待を遥かに超える131分」
編集部員・堤のベストムービー

PROFILE: ベストムービーを考えていると1年の記憶が走馬灯のように駆け巡り、今年も良い作品とたくさん出会えたなと温かな気持ちになりました。色々と迷いましたが、今年はこの映画に決定です!
堤が推すのは『チャレンジャーズ』(2023)
あらすじ:人気と実力を兼ね備えたタシ・ダンカン(ゼンデイヤ)は、絶対的な存在としてテニス界で大きな注目を集めていた。しかし、試合中の大怪我で、突如、選手生命が断たれてしまう。選手としての未来を失ってしまったタシだったが、新たな生きがいを見出す。それは、彼女に惹かれ、虜となった親友同士の2人の男子テニスプレイヤーを愛すること。だが、その“愛”は、10年以上の長きに渡る彼女にとっての新たな<ゲーム>だった。はたして、彼女がたどり着く結末とは……。
堤:2024年ベストムービーに選んだのは、ルカ・グァダニーノ監督の『チャレンジャーズ』。 追いつけないほど目まぐるしいラリーの応酬、高まる鼓動を加速させるEDM。とにかく臨場感。映画館に向きすぎている! いっときも目を離せない終始興奮しっぱなしのラブ・ゲームでした。複雑に絡み合う三人の恋模様も本作の見どころなのですが、読めない女・タシの狂気と、子犬2匹がマウントを取り合い戯れているようなアートとパトリックのラベリングし難い関係性。クィアムービーとしてもまた一線を画す名作だと思います。ゼンデイヤのアンドロジナスな色気に、マイク・ファイストのパピーフェイス、ジョシュ・オコナーの危険な眼差し……。テニスに人生を捧げた、ある意味で呪われた3人の運命。観た人の6割は「I TOLD YA」Tシャツを検索して値段に渋い顔をしたんじゃないでしょうか……。配信も開始しているので、是非ご自身の目でご確認ください!
イラスト:FILMAGA
*2024年12月13日時点の情報です。


