映画ファンから人気の高い映画「ターミネーター」シリーズ。本記事では全6作品ある同シリーズ作品を公開年別に並べてご紹介!
『ターミネーター』(1984)
「シュワちゃん」の愛称で広く親しまれているアクション俳優アーノルド・シュワルツェネッガーを世界的スターへ押し上げた大人気SFアクション・シリーズの記念すべき第1作目。
近未来では人類とサイボーグが対立し、激しい闘いが繰り広げられていた。殺人サイボーグのターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、革命軍の指導者ジョン・コナーを未来に産むこととなるサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を抹殺するため1984年のロサンゼルスへ送り込まれてくる……。
監督は『殺人魚フライングキラー』(81)などの低予算B級映画を手掛けていたジャームズ・キャメロン。本作はハリウッドのアクション映画の規模としてはかなりの低予算で製作され、キャメロン監督の演出はスマートなストーリーテリングを展開する脚本術にも及ぶ。公開後の大ヒットを受け製作予算が一気に1億ドルとなったことが本作のシリーズの成功を裏付けている。
『ターミネーター2』(1991)
『タイタニック』などのジェームズ・キャメロン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演によるSFアクション・シリーズ第2弾。
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)とターミネーターT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)との激闘から10年後のロサンゼルス。今度は未来で人類の指導者となるサラの息子ジョン(エドワード・ファーロング)を暗殺すべく2体のターミネーターが送り込まれる。精神病院に収容されているサラと命を狙われたジョンはT-800の助けを得て、恐るべきT-1000との闘いに挑む。
アーノルド・シュワルツェネッガー扮するターミネーターT-800とともに未来から送り込まれるT-1000(ロバート・パトリック)の一切容赦のない恐怖が強烈な印象を刻んでいる本作。ジェームズ・キャメロン監督の表現力を支える当時最先端であったVFX技術は、「スター・ウォーズ」シリーズや、スピルバーグ作品で有名なデニス・ミューレンによるもの。第64回アカデミー賞では視覚効果賞を見事受賞した他、音響賞(録音賞)、音響編集賞、メイク・ヘアスタイリング賞に輝いた。
『ターミネーター3』(2003)
低予算ながらこれまでのSF映画にはない激しいアクション描写と主演俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの圧倒的迫力によって世界的大ヒット作を巻き起こした「ターミネーター」シリーズ第3弾となる本作。
恐怖のターミネーターT-1000から命からがら逃げ延びたジョン・コナー(ニック・スタール)は10年の歳月を経て、自分探しのため放浪を続けていた。そんなある日、未来から再び新たなターミネーターが送り込まれる。女性型のT-X(クリスタナ・ローケン)はT-1000を凌ぐ戦闘力で襲いかかる中、ジョンの前にはT-800と同形のT-850が現れるのだが……。
『ターミネーター2』でシリーズが完結したものと考えていたジェームズ・キャメロン監督は本作へは関与しておらず、『U-571』(00)ジョナサン・モストウに監督が交代となり、ジョン・コナー役の俳優もエドワード・ファーロングからニック・スタールに変わっている。とはいえモストウ監督の持ち味であるダイナミックなドラマ表現がシリーズに新たな側面を持たせている。
『ターミネーター4』(2009)
前作『ターミネーター3』で描かれた世界観を引き継ぎつつ、ついに「審判の日」が訪れ荒廃してしまった世界の様子が物語られるシリーズ第4弾。
2018年、革命軍の指導者となったジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は、「審判の日」を迎えた世界で超高性能コンピューターネットワーク「スカイネット」率いる機械軍への抵抗を続けていた。過去に送り込まれジョンの父親となるカイル・リース(アントン・イェルチン)や謎の男マーカス・ライト(サム・ワーシントン)との出逢いによってターミネーターとの死闘は最終局面に入る。
カリフォルニア州知事就任によって俳優業を休業していたアーノルド・シュワルツェネッガーに代わり主演を務めたのは「バットマン」シリーズのリブート化である「ダークナイト・トリロジー」の人気実力派俳優クリスチャン・ベイル。監督は『チャーリーズ・エンジェル』(00)のマックGが担当。人類とターミネーターとの宿命の時が描かれる。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)
アメリカ映画界を代表する巨匠ジェームズ・キャメロン監督とアクション・スターの代名詞アーノルド・シュワルツェネッガーによって生みだれたSFアクション・シリーズのリブート作として製作され、シリーズ第5作目にあたる。
「審判の日」から30年もの間繰り広げられた人軍と機械軍との壮絶な闘いは人類軍の勝利で集結。その歴史を変えるべくスカイネットはターミネーターT-800を1984年のロサンゼルスに送り、サラ・コナー(ジェイソン・クラーク)を抹消しようとする。しかしそこで待ち受けていたのは置いた姿のT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)だったのだ……。
『ターミネーター3』以来、12年ぶりにアーノルド・シュワルツェネッガーが主演に復帰した本作。若きサラ・コナー役にテレビドラマ・シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(11〜19)のエミリア・クラーク、ジョン・コナー役に『猿の惑星: 新世紀』(14)のジェイソン・クラーク、監督は『マイティ・ソー ダーク・ワールド』(13)のアラン・テイラーが担当し、「ターミネーター」シリーズが新たに始動した。
『ターミネーター ニュー・フェイト』(2019)
大ヒットSFアクション「ターミネーター」シリーズ第6弾となる本作。ジェームズ・キャメロン監督が製作に復帰し、『ターミネーター2』以来の正統な続編として位置づけられる。
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)の奮闘によって何とか「審判の日」は回避された。しかし未来からは新たにターミネーターREV-9がやって来て、メキシコシティに住む女性ダニー(ナタリア・レイエス)に襲いかかる。さらに未来からは最強の女戦士グレース(マッケンジー・デイヴィス)がやって来てダニーと弟の命を救う。そしてサラもまたターミネーターとの闘いに立ち上がるのだった。
シリーズを象徴するアーノルド・シュワルツェネッガー扮するT-800の登場はもちろん、革命軍の指導者サラ・コナー役にリンダ・ハミルトンが28年ぶりに復帰し大きな注目を集めた本作。監督は『デッドプール』(16)のティム・ミラー が担当。シリーズの時系列上で見事なストリーテリングと映像表現を発揮した。
※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。






