映画「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズまとめ！ジョニー・デップ×ティム・バートン作品の魅力をおさらい

ルイス・キャロルの小説「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」を原作に、主人公アリスのその後の話を描いて実写映画化。本記事では、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズをまとめてご紹介。

『アリス・イン・ワンダーランド』（2010）

19歳になったアリス（ミア・ワシコウスカ）は、幼い頃の不思議の国での思い出を夢だと思い込んでいた。そんなある日、母や姉に婚約を仕組まれていたと気付き逃げ出したアリスは、通りがかった白ウサギを追いかける。すると、小さい頃と同様に穴に落ち、不思議の国へと再び迷い込んでしまう。しかし、その不思議の国は、アリスが知っていた世界とは異なり、赤の女王（ヘレナ・ボナム=カーター）に支配された暗黒の世界へと変わってしまっていたのだ。かつての冒険で出会った友マッドハッター（ジョニー・デップ）やチェシャ猫とも再会し、アリスはこの国を救うためにやってきた“救世主”だと知らされる。

初めは不安がっていたが、皆を守るために勇気を振り絞って戦いに挑む少女アリスをミア・ワシコウスカが好演する。監督は、『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』など不思議な世界を多く描いてきた巨匠ティム・バートン。独特で色鮮やかな世界観がこの作品にぴったりだ。

『アリス・イン・ワンダーランド／時間の旅』（2016）

前作から数年後、アリスは（ミア・ワシコウスカ）マッドハッター（ジョニー・デップ）を助けるため、再び不思議の国へ向かう。死んだ家族を探してほしいと言うマッドハッターに、アリスは不可能だと告げる。すると彼は落ち込み病床に伏してしまうのであった。どうにかして彼を救おうと、アリスは時間を遡ることができるクロノスフィアを手に入れようと考える。しかし、時間を司るタイム（サシャ・バロン・コーエン）は、クロノスフィアを持ち出すと世界が崩壊すると言い、それには反対するのであった。それでもアリスはマッドハッターのために、過去へ戻ろうとする……。

前作の監督ティム・バートンが製作指揮を担当し、「ザ・マペッツ」などのジェームズ・ボビンが監督を務める。見た目も心もより大人になったアリスがパワフルな今作品。限られた時間の中で生きていく意味やその大切さを考えさせられる。

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