映画「ゴッドファーザー」シリーズ一覧!全3作品のあらすじ&キャスト情報まとめ

旅と映画と哲学と

タナカリオ

映画「ゴッドファーザー」シリーズ一覧。『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザーPART II』『ゴッドファーザーPART III』のあらすじ&キャストをまとめて紹介。

あるマフィアの栄華と衰退を描く「ゴッドファーザー」シリーズ。マフィアの世界のバイオレンスな部分がありながら、人生の哲学、家族愛が描かれる重厚な人間ドラマとして映画史上に残る傑作として名高い作品。今回は「ゴッドファーザー」三部作をまとめてご紹介。

ゴッドファーザー』(1972)

ゴッド・ファーザーこと、ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)は、アメリカ最大の勢力を誇るイタリア系マフィア、コルレオーネ・ファミリーのボスである。ある日、ドンは同じく巨大な勢力を持つタッタリア・ファミリーの麻薬取引を断ったことから、襲撃され危篤状態になる。この事件をきっかけに、裏社会に入っていなかった三男のマイケル(アル・パチーノ)が裏社会に入り、抗争は激化していく。

マフィア世界のバイオレンスな描写もありつつ、重厚な人間のドラマが描かれる。圧倒的な存在感のマーロン・ブランド、そして表の社会から裏の社会へ染まっていくマイケルを演じたアル・パチーノなどの名優たちの演技が光る。第45回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、脚色賞を受賞し、歴史に残る名作となった。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

ゴッドファーザーPART II』(1974)

コルレオーネ・ファミリーの長となったマイケルは、次々と苦難が襲いかかるが、ファミリーを守るために手段を選ばず敵を排除していった。しかし冷酷な手段でのし上がるマイケルに妻は離れていってしまい、家族は崩壊していく。家族を守るために行動しているのに、なぜ離れていってしまうのか。マイケルは家族を守り続けた父のことを想う。

父がファミリーのドンになった過去の話と、マイケルの現在の話が同時に展開される。孤独だったドンが仲間を得ていく様子と、仲間に囲まれながらもだんだん孤独になっていくマイケルが上手く対比され進んでいく。若かりし頃の父ドンをロバート・デ・ニーロが演じ、アル・パチーノに負けない圧倒的な存在感を見せつけた。第47回アカデミー賞では作品賞、監督賞など6部門で受賞。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

ゴッドファーザーPART III』(1990)

マイケルは組織を合法化しようと、バチカンとの連携を考えていたが、計画は難航していた。一方で後継者にと考えていた息子はファミリーを継がずオペラ歌手になることを志願する。後継者のことも考えなくてはならなくなったマイケルは、甥のヴィンセント(アンディ・ガルシア)に目を向け、後継者として育てようとするのだが……。

半世紀に及ぶコルレオーネファミリーの終焉を描く物語。マイケルの別れた妻や過去に対する懺悔や苦悩、マフィアの世界から抜け出そうとする葛藤を中心に描かれる。高い完成度でシリーズの完結作品にふさわしいとのレビューが多数寄せられている。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

※2020年4月28日時点の情報です。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS