映画「CUBE」シリーズまとめ!正式シリーズは全何作品?時系列で観るならどの順番?

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タナカリオ

映画「CUBE」シリーズ一覧!正式に続編とされる全3作品のあらすじ&見どころを公開順と時系列順でご紹介。

映画「CUBE」シリーズは、死のトラップが張り巡らされた立方体(キューブ)の中で謎を解きながら脱出を試みる密室サスペンス。“見知らぬ人たちが密室の脱出に挑む”という密室サスペンスの先駆け的作品です。類似作品が多い「CUBE」シリーズですが、正式なシリーズ作品は全3作品のみ。今回は公開順&時系列順に紹介。

CUBE』(1997)

目が覚めると謎の立方体(キューブ)の中に閉じ込められていた複数人の男女。彼らは年齢も職業もバラバラで、お互いに全く関係がなかった。そのキューブには死のトラップが張り巡らされており、一体何の目的なのかわからないまま、彼らは脱出を試みる。

SFのような舞台、密室からの脱出のミステリー要素、人の裏切りが上手く絡み合い、たった90分程の尺はあっという間に過ぎる。過激なシーンもあるが、内部の人間模様や謎解きが主になって展開される。セットはキューブ1つ、役者は7人と低予算で作られた。

CUBE2』(2002)

白く明るい立方体の部屋で目覚めたケイト(カリ・マチェット)。キューブの6面の壁にはそれぞれ扉がついており、その先にはケイトと同じようになぜここにいるかわからない複数人の男女がいた。ここから出るには謎を解かなければいけないと察し、脱出を試みるが、様々なトラップが仕掛けられており、次々と殺害されていってしまう。

前作に比べて、キューブが明るくなり人々を見渡しやすくなっている。一度扉を閉めると、別の部屋に繋がっていたり、死んだはずの人物と会ったりと、時間や次元が繋がっていないという“ハイパーキューブ”となっており、前作以上にミステリー要素がパワーアップ。監督は前作のヴィンチェンゾ・ナタリから変わりアンジェイ・セクラが務めている。

CUBE ZERO』(2004)

キューブの中で、1人の男がトラップによって無残に殺された。その様子をモニターで見ていたキューブ技師のウィン(ザカリー・ベネット)は、この実験の意図がわからなかった。ウィンはキューブの中にいる1人の女性レインズ(ステファニー・ムーア)のことが気になったことをきっかけに、キューブの目的の非道さを知り、レインズを救い出すため自らキューブの中に入り込む。ウィンとレインズは様々なトラップをくぐり抜け、出口まで向かう。

1作目と2作目ではキューブの内部のみが描かれたが、今作は外部まで舞台が広がる。キューブの真実、キューブに集められた人の共通点などがわかる完結編となった。『CUBE2』で脚本と製作を務めたアーニー・バーバラッシュが監督を手がける。

時系列に並べると?

(1)『CUBE ZERO』(2004)

(2)『CUBE』(1997)

(3)『CUBE2』(2002)

CUBE ZERO』はネタバレ要素が含まれますので、2回目以降の鑑賞で時系列順に並べてみるのがおすすめです。

※2020年5月26日時点の情報です。

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