サイズは”極小”!でもちょうどいいヒーロー映画『アントマン』を君はもう観たか!?

映画が好きなただのBar主人

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2015年、マーベルコミックスのとあるキャラクターを主人公にした映画が公開され“割と”ヒットしました。そんな作品が『アントマン』です。

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『アベンジャーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』等近年大ヒットを軒並み連発で景気の良いマーベル作品たち。2016年以降も続々公開されます。

筆者は一通りアメコミ原作映画は観ておりますが、個人的に近年は『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』以外いまいちピンときていないのも事実。

そんな中、久々にこの『アントマン』は観る前から期待しておりましたが案の定良かった!何も考えずにスカッとするこんなヒーロー映画を待っていましたよ私は!1月20日よりレンタル開始の本作の魅力を“ちょうどいい感じ”で紹介します。

大きいことはいいことだ?小さ過ぎることもいいことなんですよ!

※先に説明しておきますが、筆者はアメコミ映画好きですが原作まで読み通すほどのファンではございません。あしからず。

本作はマーベルコミックスを原作とするヒーロー映画。『アントマン』は従来のヒーローとは違い“特殊スーツで小さくなれる”という異色の特殊能力を持つ、ある意味一番厄介なヒーローです(敵側からしたら)。

1.5センチまで小さくなったアントマンの視点から描かれる世界はアドベンチャー的な要素も強く、子供だけでなく大人が観てもワクワクすること間違いナシ!是非とも大きいスクリーンで観て欲しい(かった)ですね。

1989年公開の『ミクロキッズ』でも小さいモノから描かれる視点にドキドキしましたが、この『アントマン』はマーベルとディズニーの豊富な資金源で実現したCG技術で現代最高峰のミクロ(側から見た)映像をみせてくれます!

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▲『ミクロキッズ』も楽しい映画です。懐かしい!

小さくなれる特殊能力を活かして敵地に潜入するシーンはスパイ映画としての要素も強い。大きくなったり小さくなったりして銃弾を避けながら戦うアクションは実に新鮮で本作は映像技術が進化した今だからこそ実現できた作品と言えるでしょう。

そしてアントマンは直訳すれば「蟻男」。蟻を従えても行動します。この蟻さんたちが蟻だけに良く働くしみんなカワイイ!特に相棒として一緒に飛び回る「アントニー」とか愛らし過ぎです!そう、本作は全体的にかわいらしいのです。

偉い人は分からないので敢えて言いましょう。でかければ強いってもんじゃない、小さ過ぎることも立派な強さ(うざさ)なのです!

修行して悪を成敗するストーリーと愛すべき登場キャラたち。そう、これですよ!

この『アントマン』の主人公は大企業の社長でもなければ神様でもなく、凄い頭脳をもった科学者でもなく、しまいには若くもありません。単なるコソ泥の中年(前科あり)です。

そんな地味~な主人公がひょんなことからヒーローになるんだからいい話じゃないですか!若者でなくこんな冴えないおっさんが修行するヒーロー作品は実はあまりないかも?でも大筋は実に王道なのです。

個人的に最近のヒーロー映画が暗いと感じるなか、本作は登場人物が皆さん気持ちよくて映画全体の良い雰囲気に一役買っています。映画自体は明る過ぎず絶妙なバランス(これが素晴らしい)!

『キャプテン・アメリカ/ウインターソルジャー』で悪役を喜々として演じていたロバート・レッドフォードも良かったですが、本作ではマイケル・ダグラスが主人公を導く科学者役を好演しております。歴戦の名優がこういう形で現代の娯楽作の脇を固めてくれるのは何とも嬉しいですね!

近年名脇役としての活躍が目覚しいマイケル・ぺーニャも主人公の仲間として憎めないキャラを好演。マイケル・ぺーニャは他のマーベル作品にも登場するとのことで個人的に嬉しい限り!

異色な設定だけど実は王道。1年に最低でも1つはこんな作品が必要なのです

アメコミ映画や映画自体を観ない人に「お勧めのヒーロー映画を教えて!」と言われたら筆者は間違いなく『アイアンマン(初代)』かこの『アントマン』を推します。特に『アントマン』は肩を張らない、ちょうど良さがいいのです。

本作の制作費は約1億ドルとアメコミ映画としては比較的高くない“ちょうどいい”感じで、全世界興行収入も4.1億ドルと実に“ちょうどいい感じ”です。そのへんも実に愛したくなる作品でございます。

子供が観ても(機関車トーマスが出てくるシーンは最高!)面白いし、大人の視点からでも楽しめる娯楽作。主人公と元嫁の現夫との関係性は今までの映画でも珍しいではないでしょうか??

お金をかけた大作ならば、映画好きでも全然観ない人でも誰が観ても楽しめる、『アントマン』のような娯楽作品を少なくともハリウッドは毎年作らねばいかんと思うわけでございます。

そしてアントマンも参戦する2016年注目のマーベル作品『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が遂に4月29日に日本公開です!アントマンはどんな活躍をするのか…全力で期待しましょう!

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  • 千年女優
    4
    窃盗罪による3年間の服役生活を終えた凄腕の泥棒スコット・ラングが、前科から世間や家族からの冷たい視線に晒され、仲間と再び犯罪の道へと戻ろうとした所を元SHIELDで体のサイズを自在に操る初代アントマンであるハンク・ピムに見初められ二代目アントマンへ就任する様を描くMCU5作目のヒーロー誕生物語です。 MCU第二フェーズのラストを締める本作は、もはや一定のクオリティーと成功が約束された作品であり、主人公であるスコットのキャラクターと同様に肩に力の入っていないポップな味わいが魅力のヒーロー誕生物語です。 知的で冷静な大人のキャラが大半を占めるアベンジャーズの面々において、陽気でおバカな立ち振る舞いのできるスコットの存在は、ティーンエージャーで他とは違う立ち位置にあるスパイダーマンと共にシリーズに艶やかな彩りを加えています。『エイジ・オブ・ウルトロン』と『シヴィル・ウォー』という内省的な物語に本作が挟まれることでシリーズ全体のバランスを取る、MCUの巧みな戦略が伺える一作です。
  • 久保田まんまみーや
    3.5
    おもちゃや昆虫が好きな子どもが特に楽しめそうな映画でした。 身体能力はそのまま、体が1.5cmになって戦うヒーローの話です。 父と娘の家族愛が描かれている話で戦闘も独特、他作品と被らないヒーロー像をしていました。
  • 西島衛
    3.8
    エドガーライト節がちらほら感じれて嬉しくなった。
  • ミネの映画アカウント
    4.1
    記録用【暖かい、すき、】
  • こじ
    3.6
    楽しくなった
アントマン
のレビュー(100805件)