ドラマファンが「続きが気になる…」と寝不足に！1話観ると止まらない国内ドラマとは？

「とりあえず1話だけ」と気軽に観始めたら、続きが気になって思わず一気観してしまう……！　今回は、そんなハマる国内ドラマの中からFilmarksで人気の10本をご紹介します。

『ブラッディ・マンディ』（2008）

龍門諒原作・恵広史作画による人気コミックをTVドラマ化。「TRICK」シリーズなどの蒔田光治が脚本を担当。三浦春馬、吉瀬美智子、佐藤健、成宮寛貴、川島海荷、松重豊出演。

高校生でありながら天才ハッカーの裏の顔を持つ高木藤丸。最凶最悪のウイルステロ「ブラッディ・マンデイ」から大切な人を守るため、世界的テロ組織に立ち向かう……。高校生ハッカーとテロ組織の戦いをスリリングに描いたアクション・サスペンス。予測不能の展開に思わずハマってしまう人が続出した。

三浦春馬の連続TVドラマ初主演作であり、10年にはシーズン2が放送。

『流星の絆』（2008）

東野圭吾の同名小説をTVドラマ化。『ゆとりですがなにか』などの宮藤官九郎が脚本を担当。二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香、要潤、尾美としのり、設楽統出演。

洋食屋「アリアケ」の子どもである功一、泰輔、静奈の3兄妹は、夜中に流星群を見に出かけた間に両親が何者かに惨殺されてしまう。固い絆で結ばれて育った3兄妹は、事件から14年後の時効が近付いた頃、犯人の可能性が高い人物に遭遇する……。

コメディ要素も取り入れた本格派ミステリー。張り巡らされた伏線と、次第に明らかになる事件の真相に釘付けになる。

『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』（2010）

『ケイゾク』の堤幸彦演出、西荻弓絵脚本でおくる新感覚の刑事ドラマ。戸田恵梨香、加瀬亮、竜雷太、神木隆之介、福田沙紀、城田優出演。

科学では解明できない特殊な事件を捜査するために設立された「未詳事件特別対策係（通称・未詳）」。IQ 201の天才だが変人の当麻紗綾と、元警視庁特殊部隊の瀬文焚流が配属される。2人は、“スペックホルダー”と呼ばれる特殊能力者たちが巻き起こす事件の捜査にあたる。

スペックホルダーとの対決を通して、当麻と瀬文のそれぞれの過去も明らかになっていく。細かな伏線や遊び心のある仕掛けが施され、先が気になると共に何度でも見返したくなるドラマ。スペシャルドラマやスピンオフ、劇場版のほか、『ケイゾク』の続編としてのポジションも併せ持ち、多くの関連作をさまざまな角度から楽しめる。

『ストロベリーナイト』（2012）

誉田哲也による警察小説「姫川玲子」シリーズをTVドラマ化。竹内結子、西島秀俊、小出恵介、宇梶剛士、丸山隆平出演。

ノンキャリアで異例の出世を遂げた刑事・姫川玲子は、ある男性の死体の捜査にあたる。被害者は過去にとある事故を起こしていたことが判明し、やがて衝撃的な事実に結びつく……。女性刑事と部下たちが難事件に挑むさまを描いたサスペンスドラマ。メンバーの人物像を掘り下げた群像劇の要素も持ち、濃密な展開から目が離せない。のちに劇場版公開、それに伴うスペシャルドラマも放送。

『Nのために』（2014）

“イヤミスの女王”と称される湊かなえの同名小説をTVドラマ化。『リバース』などの奥寺佐渡子が脚本を担当。榮倉奈々、窪田正孝、賀来賢人、原日出子出演。

高層マンションで暮らすセレブ夫婦が殺害された。その場に居合わせたのは希美、成瀬、安藤、西崎の4人。その場で西崎が逮捕される。そして10年後、事件に疑いを持つ元刑事の高野が、事件を追い始める……。現在と過去を交錯しながら事件の真相が明かされる。それぞれが抱える罪と愛を描いた純愛ミステリー。

『シグナル 長期未解決事件捜査班』（2018）

韓国のTVドラマをリメイク。「結婚できない男」シリーズなどの尾崎将也が脚本を担当。坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄洋（池田テツヒロ）出演。

ある事件がきっかけで心に傷を負い、独学でプロファイリングを学んだ刑事の三枝健人。ある日の夜、廃棄処分寸前の無線機からの声に気付く。それは過去からの呼びかけだった……。現在と過去をつなぐ謎の無線機を通じて、15年前の同じ事件を追う刑事と交信し、時効間近の誘拐事件を追うヒューマンサスペンス。21年に劇場版の公開とスペシャルドラマの放送が予定されている。

『アンナチュラル』（2018）

『逃げるは恥だが役に立つ』などの野木亜紀子が脚本を担当。石原さとみ、井浦新（ARATA）、窪田正孝、市川実日子、薬師丸ひろ子、松重豊出演。

法医解剖医の三澄ミコトが勤務するのは、死因究明の専門機関「不自然死究明研究所（UDIラボ）」。不自然死に至った遺体が日々運び込まれる現場で、ミコトは個性豊かなメンバーとともに、死因解明と“生”の真実を明らかにすべく尽力する。

「法医学は未来のためのもの」を信念に、不条理な死を解明していく、新感覚の法医学ミステリー。一話完結型でありながら、登場人物の人間模様や過去の因縁が少しずつ明かされ、目が離せない。

『宇宙を駆けるよだか』（2018）

川端志季の同名コミックをTVドラマ化。『信長協奏曲』などの岡田道尚が脚本を担当。重岡大毅、神山智洋、清原果耶、富田望生、霧島れいか、六角慎司出演。

幼なじみの火賀俊平、水本公史郎、小日向あゆみ。ずっと好きだった公史郎と付き合うことになり、初デートの日を迎えたあゆみだが、クラスメイトの海根然子と体が入れ替わってしまう。あゆみにひそかに想いを寄せていた火賀が、いち早く異変に気付く……。

“入れ替わり”がテーマのサスペンス・ラブストーリー。入れ替わった清原果耶と富田望生の演技力に圧倒される。

『あなたの番です』（2019）

秋元康が原案・企画を担当。田中圭、原田知世、西野七瀬、横浜流星、木村多江、生瀬勝久出演。

歳の差15歳の新婚夫婦、手塚菜奈と翔太は、結婚を機にマンションを購入し、新居へと引っ越す。住民会に参加した菜奈は、殺したい人の名前を書いてクジを引くという“交換殺人ゲーム”に巻き込まれ、やがて周囲で連続殺人が発生する。

「第1章」「第2章・反撃編」の2クール連続で放送されたミステリー。相次ぐ衝撃の展開に、ネット上で考察が飛び交うなど大きな話題を呼んだ。

『テセウスの船』（2020）

東元俊哉による同名コミックをTVドラマ化。『朝が来る』などの高橋麻紀が脚本を担当。竹内涼真、榮倉奈々、上野樹里、鈴木亮平、安藤政信、貫地谷しほり出演。

生まれる前に父が逮捕され、“殺人犯の息子”として隠れるように生きてきた田村心。妻・由紀の勧めで父と向き合うことを決意し、父の逮捕現場を訪れた心だったが、不思議な霧に包まれ、気付くと事件直前の平成元年にタイムスリップしていた……。

家族の笑顔を取り戻すことを願う主人公が、過去の世界で父の事件の真相を追う。熱い家族愛と驚愕の展開から目が離せない本格派ミステリー。

※本記事で紹介する作品は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年9月5日時点の情報です。