ドラマ&映画「SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係」シリーズ一覧!全作品のあらすじを放送&公開順に紹介

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SPとテロリストとの戦いを描く「SP 警視庁警備部警護課第四係」シリーズ。ドラマ・スペシャルドラマ・劇場版をまとめてご紹介。

「SP 警視庁警備部警護課第四係」シリーズは、岡田准一演じる特殊能力を持つ井上を主役に、警視庁警備部警護課第四係がテロリストや国家も揺るがす陰謀との戦いを描く連続ドラマとそれに続く劇場版作品。そのハリウッド映画並みのアクションで深夜ドラマにして高視聴率を誇る人気作品となりました。

今回は劇場版、スペシャルドラマも含めてまとめて紹介します。

SP 警視庁警備部警護課第四係』(2007)

警視庁所属のSP・井上薫(岡田准一)はテロリストによる都知事襲撃を自分の力を使って事前に食い止める。井上は幼い頃にテロによって両親を目の前で亡くしたことをきっかけに超人的な五感や記憶力を持っていた。その後もその特殊能力を生かし、テロリストたちと戦っていく。

2007年からフジテレビで放送された連続ドラマ。脚本を直木賞作家の金城一紀、監督を「踊る大捜査線」シリーズの本広克行が務めた。特殊能力を持つSP・井上を岡田准一、井上の上司・尾形を堤真一、井上のパートナー・笹本を真木よう子が演じる。

ドラマのクオリティとは思えない岡田准一による肉体的なアクションシーンが見どころ。このドラマのために長い時間をかけて肉体改造やSPの戦闘術を身につけた。さらに第四係の魅力あるメンバーとテロリストたちとの頭脳戦など、次が待ち遠しくなる展開で深夜ドラマでありながら平均視聴率15%越えの人気ドラマとなった。

『スペシャルアンコール特別編』(2008)

連続ドラマの内容を時系列に再編集し、さらに描かれなかったエピソードを加えた総集編。井上の過去も織り交ぜながら、散りばめられた伏線を確認できる内容となっている。連続ドラマを観終わった後に観ておきたい。

SP 野望篇』(2010)

井上は信頼していた上司・尾形(堤真一)が陰謀を抱えているような発言をしたことから、不信感を募らせていた。そんな中、与党幹事長の伊達(香川照之(市川中車))の警護に当たっていた第四係のメンバーは、テロリストの攻撃に遭い、国家規模の陰謀に巻き込まれていく。

劇場版二部作の前編。尾形の正体に疑問を抱くラストシーンとなったドラマ版に続く内容となっている。爆発シーンも加えた街中のアクションシーンは迫力満点。

SPドラマスペシャル 革命前日』(2011)

『SP 野望篇』での事件から2ヶ月、第四係のメンバーは異例の休暇を過ごしていた。尾形の元には明日からの計画決行に向けてテロリストのリーダーからメールが届く。一方で、井上は脳の症状が悪化していることから休養を勧められていた。

『SP 野望篇』のダイジェストも含め次の『SP 革命篇』へと繋がるエピソードを描くスペシャルドラマ。第四係のプライベートな部分も見ることができ、『SP 革命篇』を観る前に必ず観ておきたい作品だ。

SP 革命篇』(2011)

第四係は国会での内閣不信任案採決の警備に着く。一方で尾形は野望を実現するべく人生を賭けた計画を実行しようとしていた。国会に銃声が鳴り響き、テロリストたちの行動が始まるのだった……。

劇場版二部作の後編。前編に続く内容でありながら、ドラマ版の伏線も繋がり驚愕の真相が明かされる完結編。スピード感溢れる前編と比べ、真相を明かす物語中心となっている。それでも迫力あるアクションシーンは健在で、国会議事堂がテロリストに占拠されるシーンはリアリティもあり興奮せざるを得ない。ドラマ版を見たら、真相を知る劇場版まで目が離せない。

(C)2010「SP」プロジェクトチーム(C)2011「SP」プロジェクトチーム

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年10月2日時点の情報です。

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