映画とオーケストラが夢のコラボ「ディズニー・イン・コンサート」日本初上陸!

映画は三度のメシの次に好き

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ライブイベントが非常に充実しているディズニー。「ディズニー・オン・クラシック」「ディズニー・ライブ!」「ディズニー・オン・アイス」などと、1年を通して子供から大人まで楽しめるプログラムが毎年開催されています。

その中でも今年特に注目を集めているのがディズニー・イン・コンサートです。今回はその魅力に迫ってみようと思います。

「ディズニー・イン・コンサート」って何?

このコンサートは、ディズニー映画を”全編”大スクリーンで、100名以上のオーケストラとコーラスの生演奏つきで楽しむことができる5日間限定のプログラムです。

今年の演目は『アリス・イン・ワンダーランド』と『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』。日本でも大人気の映画作品を特別な迫力満点の特別なステージで鑑賞できます。

日本初上陸!記念すべき第1弾の見どころは?

最強タッグ!ティム・バートン×ダニー・エルフマン

今回の第1弾として選ばれた『アリス・イン・ワンダーランド』と『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』ですが、これらの作品に欠かせない人物と言えば、監督/製作のティム・バートンと作曲者ダニー・エルフマンです。ティム・バートンは、まさに今まで見たことのないこの奇妙独特な世界の生みの親であり、その世界観をさらに深く心躍らせるものにする最強のスパイスが、ダニー・エルフマンの音楽です。この2人は映画界の最強タッグと言っても過言ではないくらい、作品からは出会うべきして出会った二人なんだと感じます。

あの感動をもう一度!ティム・バートン&ダニー・エルフマン映画音楽コンサート

実は昨年8月、同じ東京国際フォーラムにて「ティム・バートン&ダニー・エルフマン映画音楽コンサート」という映画ファンにはたまらないイベントが開催され、大盛況に終わりました。そのコンサートの内容はというと、ティム・バートンとダニー・エルフマンがタッグを組んだ『ピーウィーの大冒険』『バットマン』『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』などの有名すぎる映画たちの一部映像と、ティム・バートンが描いた原画やイラストがスクリーンに映し出される中、ダニー・エルフマンの美しい音楽をコーラスとオーケストラの生演奏で堪能できるというものでした。

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その中でとりわけ好評だったこの2作品を、今回の公演に選んだとのことです。

さらにこのコンサートの目玉だったのは、ダニー・エルフマン本人が登場したこと!『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の中で、主人公ジャック・スケリントンの歌唱部分を担当している彼が、目の前で生声を!またアンコールでは特別にウギー・ブギーのパートも披露。映画をよくご存知の方は、それだけでこれがどんなに貴重なことか分かりますよね!今年も再来日が予定されています。昨年とは一味違うパフォーマンスが期待できるかもしれません。

作品1.『アリス・イン・ワンダーランド』

ここからは、実際に見ることのできる2つの作品を紹介していきます。まずコンサートの最初を飾るのは、2010年公開作品『アリス・イン・ワンダーランド』。続編も2016年に予定されてる程、人気の作品です。

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ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、ディズニーがアニメーション映画化したことでも有名ですが、ティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』は主人公のアリスが19歳になってからのお話です。

あらすじ

アリスは19歳不思議の国の記憶、それは幼い頃に行ったことのあるような、でも夢の中の出来事だったような…。そんな世界への冒険に、アリスは再び出ることになります。不思議の国へたどり着くと、おかしな住人たちは健在でしたが、何やら以前と雰囲気が違います。そこは、あの恐ろしい赤の女王が支配する世界へと変わっていたのでした。

誰も見たことのなかった不思議の国

アリスを演じるのは、当時20歳のミア・ワシコウスカ。可愛らしさと、透き通るような美しさを兼ね備えており、19歳へと成長したアリス役にはピッタリです。そしてティム・バートン作品ではおなじみジョニー・デップ(マッドハッター)やヘレナ・ボナム=カーター(赤の女王)、アン・ハサウェイ(白の女王)も登場します。

ティム・バートン×最新のCG技術によって、不思議の国は美しく壮大な世界に。さらに、ダニー・エルフマンの音楽が、より奇妙でおかしなキャラクターたちの個性を引き出します。コンサートでは音楽と映像が始まると同時に、どんどん不思議な世界へと導かれるはずです。皆さんがよく知っている、でも見たことのないストーリーやキャラクターとの出会いは、必ずや夏の思い出として、目と耳に焼きつくことでしょう。終わった後、まるで夢を見ているかのようになるかもしれません。

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作品2.『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

もう1つの作品『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は、1994年に公開されたティム・バートン原作/製作、ヘンリー・セリック(モンキーボーン/ジャイアントピーチなど)監督のアニメーション長編映画です。ストップモーション・アニメーションの技法を使っており、実際の造形物を1コマずつ動かしながら撮影するというとても気が遠くなるような作業を繰り返して製作されています。

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日本でも根強い人気で、ディズニーランドではハロウィンやクリスマス時期になるとアトラクションやグッズで盛り上がります。また、今でも3D上映が毎年イクスピアリで行われるなど、時代を感じさせず常に新鮮な気持ちで楽しむことができます。

あらすじ

主人公のジャック・スケリントン「ハロウィン・タウン」のかぼちゃキングとして、ハロウィンを盛り上げていました。しかし、何か物足りなさを感じていたジャックは、ある日「クリスマス・タウン」につながるドアを見つけ、クリスマスのツリーやイルミネーション、プレゼントにお菓子とキラキラした世界に心を奪われてしまいます。ハロウィン・タウンに帰ってきたジャックは、どうにかクリスマスを取り入れようと奮闘。ハロウィンにクリスマスを混ぜたら…それはとんでもない世界。始めたジャックさえも手に負えない状況になっていきます。

キャラクターと、聴いたら忘れられない音楽

子供が泣き出してしまいそうな恐ろしい世界。でもどこか憎めない個性豊かなキャラクターに夢中になること間違いなし。ハロウィン・タウンの仲間たちが歌う曲はいつの間にか口ずさんでしまい、怖かったはずが、次第に愛着が湧いてきます。余談ですが、日本語吹替版では市村正親さんがジャック・スケリントン役を担当されています。数々の名作・名曲を演じてきたスターの歌声は、容赦ないクオリティです。ぜひ日本語吹替版でも一度聴いてみてください。

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今後も期待!新しいディズニー映画鑑賞スタイル!

ディズニー映画には、この他にもたくさんの素晴らしい作品がありますので、今後もディズニー・イン・コンサートが毎年開催されて、大好きなあんな曲やこんな曲が生で聴けると嬉しいですね!

『アリス・イン・ワンダーランド』は8月4日(火)/5日(水)、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は8月7日(金)~9日(日)東京国際フォーラムホールAにて開催されます。チケット好評発売中です。残席少なくなっておりますので、購入ご検討の方はお早めに!

ちなみに先日、ダニー・エルフマンから日本のファンへのメッセージも公開されていましたね。

その他詳しい情報は、公式サイトをご確認ください。

ディズニー・イン・コンサート 公式サイト

 

※2022年11月29日時点のVOD配信情報です。

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  • ayellowbird
    3.5
    記録のみ。
  • kojirin
    3.8
    帽子屋と女王のいわゆる関わってはいけない雰囲気を持つキャラクター表現と演技、メイクが凄い。
  • ar
    -
    とりあえずアンハサウェイ可愛すぎなんだよね
  • あおい
    4
    世界観がカラフルでとても可愛かった! 昔見たアリスがそのまま映像化されていて見ているだけでドキドキした。たまにグロいというか残酷なシーンもあったけど、ザファンタジーって感じでとても面白かった。 白の女王のアン・ハサウェイが薬作る時、綺麗な見た目からは考えられないような結構なゲテモノ入れてて、面白かった。 大画面で見たらもっと面白そう!
  • 猫ぽん
    4.8
    原作のアリスとティムバートン、合わさってなきゃできてない作品だわ🫠🫠🫠 ずっと見たかったけどようやく見れた 演出表現の引き出しのお化け、ティムバートンが作る完全なビデオドラッグ、大正義ティムバートン、俺もティムバートンになりたい ストーリーに関しては「可憐な女の子が強くなってドラゴン倒したらオールオッケーっしょ!!!!!」ぐらいのノリ アリスが地上に戻るシーンの映像、凄すぎてゲボ吐くかと思った ところどころに千と千尋の神隠しのオマージュを感じる あと赤の女王のキャラクターが最高
アリス・イン・ワンダーランド
のレビュー(162875件)