映画「イコライザー」シリーズ一覧！あらすじ＆キャストを公開順にまとめて紹介

映画「イコライザー」シリーズは、19秒で悪を抹消する元CIAの戦いを描く痛快アクションムービー。その瞬時に悪をやっつける無敵さの強さにアクション好きにも評価が高い作品となりました。

今回は『イコライザー』とその続編の『イコライザー2』を合わせてご紹介します。

『イコライザー』（2014）

元CIAの凄腕諜報員だったマッコール（デンゼル・ワシントン）は、ホームセンターで働きながら静かに余生を暮らしていた。ある日、行きつけのカフェで出会った娼婦の少女・テリー（クロエ・グレース・モレッツ）が、ロシアンマフィアからひどい扱いを受けていることを知り、マッコールの中で眠っていた正義感が目を覚ます。マッコールは再び、自分しかできない、警察が介入できない不正やトラブルを19秒で解決する“イコライザー”の仕事を遂行していく。

『トレーニング デイ』の監督アントワーン・フークアと主演デンゼル・ワシントンが再タッグを組んだアクションサスペンス。アメリカで放送されたテレビドラマ『ザ・シークレット・ハンター』の劇場版となる。

見所は何と言っても、主演のデンゼル・ワシントン演じる闇の仕事人・マッコールのアクションシーン。ホームセンターの道具など、身の回りにあるものを武器に変え瞬時に殺しを終えてしまうスマートな展開は見応え満載。表の顔はホームセンターで働く平凡な男だが、裏では弱き者のために19秒で悪を抹消し、自分なりの仕事の流儀も持つマッコールのキャラクターも魅力的。アクションシーンも抜群ながら、ヒロインを演じたクロエ・グレース・モレッツとの人間味溢れるドラマも展開され、見入ってしまう。

『イコライザー2』（2018）

現在、表ではタクシードライバーとして働くマッコールだったが、CIA時代の元上官で親友のスーザン（メリッサ・レオ）が何者かに殺されてしまい、極秘操作を開始し報復を誓う。スーザンが手がけていた任務の真相に近づくうちに、マッコールと同じ特殊訓練を受けたスペシャリストの存在と身内であるCIAの関与が明らかになってくる……。

再びアントワーン・フークア監督とデンゼル・ワシントンのタッグで実現した続編。マッコールのキャラクターの魅力はそのままに、前作より進化したアクションシーンに期待を裏切らない作品となった。

今回の敵はマッコールと同じイコライザー。同じ戦闘技術を持つ相手に、マッコールがどう戦うかが見所。タクシーを運転しながらの戦闘シーンという前作にはないアクロバティックなアクションも追加されている。さらにマッコールの過去が描かれるドラマパートもあり、さらなる続編も期待したくなる完成度となった。

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年10月24日時点の情報です。