映画『インデペンデンス・デイ』は、7月4日のアメリカ合衆国独立記念日を舞台にエイリアンと人類の壮大な戦いを描くSF超大作。圧倒的スケールの映像に、愛国心や親子愛など様々な人間ドラマが織り交ぜられ、1990年代を代表するSF映画となりました。今回は続編も合わせてご紹介します。
『インデペンデンス・デイ』(1996)
アメリカ独立記念日が迫る7月2日、世界中の都市の上空に宇宙船が現れ人類はパニックになる。アメリカ政府は宇宙人との交信を試みるが、宇宙船の主砲攻撃が開始され主要都市は一気に廃墟と化し、地球滅亡の危機に晒される。核兵器も効かない宇宙船に、7月4日、全世界からの一斉攻撃を仕掛ける。はたして地球を救い人類の独立記念日となることができるのか。
『デイ・アフター・トゥモロー』や『2012』などSF大作を手掛けたローランド・エメリッヒ監督作品。軍パイロットのスティーヴン・ヒラー大尉を演じたウィル・スミスの出世作としても知られる。ビル・プルマン演じるアメリカ大統領の名演説シーンも話題となった。
見どころは何と言ってもエイリアンにより地球が一瞬で壊滅していくシーン。CGとアナログな方法を合わせて撮影された爆破シーンは、地球滅亡の終末感、絶望感を最大限に演出しており、アカデミー賞視覚効果賞も受賞した。また、それぞれの登場人物が地球を救うために自身の力を生かして戦う場面など、人間ドラマも深く描かれ、見応えのある超大作となっている。
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『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016)
エイリアンとの戦いに勝利を収めてから20年、人類は目覚ましい復興を遂げていた。エイリアンの技術を吸収し最高の防衛システムを構築し、月面に防衛基地を作るなどしてエイリアンの襲撃に備えていたが、そんな中で再来したエイリアンは20年前と比べものにならないほど強大な進化を遂げていた。防衛軍のパイロットであるジェイク・モリソン(リアム・ヘムズワーズ)や元アメリカ大統領のホイットモア(ビル・プルマン)も襲撃に対抗するため奮闘するが、再び各国の都市が破壊されてしまい、人類に滅亡の危機が訪れる。
映画の設定と同じく20年ぶりの続編の公開となった。監督は前作と同じローランド・エメリッヒ。主役はウィル・スミスに代わり「ハンガー・ゲーム」シリーズのリアム・ヘムズワーズが戦闘機パイロットのジェイク役として務めた。
前作からのキャラクターも複数登場し、世界観はしっかり引き継がれている。戦闘機やエイリアンとの戦闘シーンは進化したVFX技術で格段にパワーアップしており、最後まで目が離せない。
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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2021年2月27日時点の情報です。