新提案!イースターはおうちで楽しむ【映画を観ながら食べたいレシピ】

映画は人生のおいしいレシピ

さわのめぐみ

ようやく暖かくなってきて、いよいよ春到来です。
春といえばお花見や、新しいことを始める季節、別れの季節でもありますね。

欧米では、私たち日本人にはちょっとなじみがない春のイベントとして「イースター」というものがあります。
日本語でいうとキリストの復活祭というのですが、欧米ではクリスマスと同じくらい大切な日とされていて、家族で集まりごちそうを食べてお祝いをします。 

この連載では、ある映画作品をフィーチャーし、映画を観ながら食べたくなるようなおいしいレシピを紹介します。

今回フィーチャーした作品は『イースターラビットのキャンディ工場』(2011)。
イースターの象徴であるウサギが、故郷の“イースター島”を飛び出し、ミュージシャンになる夢を叶えるためやってきたハリウッドで繰り広げる大冒険劇。そこで出会った人間の青年や、息子を連れ戻そうとする父親、イースター島のキャンディ工場を乗っ取ろうとするヒヨコたちなど、さまざまなキャラクターたちがとってもかわいい一作です。

今年のイースターは4月16日(日)。おうちで映画を観ながら、家族や友達と楽しむのはいかがでしょうか?

イースターラビットのキャロットパンケーキ

イースターラビット_レシピ

【材料】4枚分
ホットケーキミックス 200g
卵Mサイズ 1個
牛乳 120g
人参すりおろし 1本分(100g)
シナモン 大さじ1
カルダモン 小さじ2(なくてもok)
生クリーム 100g
グラニュー糖 10g
はちみつ お好み
金平糖 お好み
きんかんの甘露煮(またはオレンジのマーマレード) お好み
チャービル 1本

【作り方】
 1 生クリームにグラニュー糖を加えてしっかり角ができるくらいまでホイップする。できたら冷蔵庫で保存する。
 2 ボールに卵と牛乳を入れて泡立て器でよく混ぜホットケーキミックスを加えてダマがなくなるまでよく混ぜる。すりおろした人参とシナモン、カルダモンを加えてよく混ぜ合わせます。
 3 フライパンを弱火で熱します。*鉄製のフライパンの場合は加熱前に油をうす〜く引いてください。
 4 1/4の生地をフライパンの真ん中へ流し入れます。
 5 弱火で2〜3分焼き,表面にプツプツと泡が出てきたら裏返して、2〜3分間焼きます。全体に火が通れば出来上がりです。
 6 お気に入りのお皿にできたパンケーキ重ねて、1の生クリームをたっぷりのせる。
 7 金平糖、きんかんの甘露煮、はちみつをお好みでのせてチャービルで飾り付ける。 

〜きんかんの甘露煮〜 

【材料】 
きんかん 400g
グラニュー糖 200g
水 適量 ※砂糖の量はきんかんの重さの半量が目安なので、多くても少なくても作れます。 

【作り方】
1 きんかんのヘタをとり水洗いします。洗ったきんかんに爪楊枝で全体的にプツプツと穴と開けて行きます。余裕のある時はきんかんに切れ目を入れて爪楊枝などで種を取り除きます。
2 鍋にきんかんを入れ、グラニュー糖ときんかんが浸るくらいまで水を加え沸騰しないくらい弱火でじっくり約1時間煮ます。
3 火を止め、冷まして出来上がり。
※パンケーキ以外でもシロップをソーダで割っても美味しいです。

レシピの経緯

主人公であるウサギの王子・イービーが、ストーリーの中でキャロットケーキをオーダーするのですが、トッピングに「キッチンありったけのキャンディ」というユニークなオーダーにきちんと応えるダイナーのシーンにインスパイアされて、このスイーツを作りました。キャンディではなく小粒の金平糖をトッピング。食べていると金平糖のカリカリが口の中で楽しく踊ってくれます。はちみつはたっぷりがオススメです。

イースターラビット_レシピ

(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

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