東京No.1映画タウン、新宿
さて、今回は新宿へ。新宿は、大型シネコンが狭い範囲に複数あり(「TOHOシネマズ新宿」と「新宿ピカデリー」と「新宿バルト9」の全部で31スクリーン)、単館系もありと、東京都内では一番スクリーン数が多い映画温度の高い街です。
そんな中で、今回は【カリコレ】を観に来ました。
新宿シネマカリテの特集上映【カリコレ】
【カリコレ】とは、「新宿シネマカリテ」で開催される特集上映で、新作・旧作・未公開作を織り交ぜてシネマカリテ独自のセレクションによる多彩な映画が上映される映画フェスです。誤解を恐れずに言うと、珍品映画の祭典です。
過去には、『シックス・センス』の子役だったハーレイ・ジョエル・オスメントくんが大人になってからの(B級!?)新作映画で来日舞台挨拶を実現させたことでも話題になりました。(僕の中ではとにかく話題になりました!) 2014年から今年でもう4年目になる人気のイベントです。
ちなみに、正式名称は【カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション】です。
好みの作品に出会えれば、他では上映されないというレア度もあって、生涯でベストの映画となるかも。このような特集上映は映画ファンになる入り口に最適だと思います。今年は8/18までです。みなさんもぜひ!
「新宿シネマカリテ」劇場情報
住所: 東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F
電話番号: 03-3352-5645
ニコラス・ケイジ&ジョン・キューザック『キング・ホステージ』
(C) 2016 GEORGIA FILM FUND 52, LLC
今日、僕が【カリコレ】でチョイスしたのは、ニコラス・ケイジにジョン・キューザックもクレジットされている『キング・ホステージ』。
しかし、なんと二人は脇に回っていました。舞台は貧民街。主人公は二人の兄弟。二人は街を支配するヤクザの帝王に陥れられ…。(この帝王役が、カツラで見事に役作りしたニコラス・ケイジ。)これが警察も手を出せないほどの組織なのですが、二人の友人の刑事が裏で協力してくれて…。(この刑事役がジョン・キューザック。)二人はこの難局を乗り越えられるか? 、という兄弟の絆をテーマにした映画でした。
“アメリカ版『仁義なき戦い』”といった風情で、ニコラス・ケイジのキャラクターが金子信雄と重なりました。
スローモーションで音楽がかき鳴らされるガンアクションの演出、大好物でした!
新宿・思い出横丁の中華酒場「岐阜屋」
鑑賞後の一杯は、“新宿と言えば!”な「思い出横丁」をご紹介。
「思い出横丁」、居酒屋オンリーなイメージがあるかもしれませんが、中華料理屋もあります。それが「岐阜屋」です。
中華料理屋ということで、お酒無しで食事だけも気兼ねなくできます。このお店最大の特徴が、早朝9時から開いているところです。昼酒はもちろん朝酒も可能です。
今日は、酎ハイに、蒸し鶏と焼売を。
この蒸し鶏がイチオシです。冷菜なので暑い季節にピッタリ。サッパリ系かと思いきや、味付けが濃くてお酒のつまみにバッチリ。
『キング・ホステージ』で脇役ながら存在感抜群のニコラス・ケイジよろしく、小皿ながらインパクト大の“岐阜屋のニコラス・ケイジ”的逸品です。焼売もアツアツのムギュムギュで美味しいです。
僕がよくやるのは、朝イチ9時から新宿の映画館で映画を観て、11時には「岐阜屋」で飲み始める、というパターンです(笑)。みなさんもぜひ!
「岐阜屋」店舗情報
住所: 東京都新宿区西新宿1-2-1
電話番号: 03-3342-6858
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