10月4日は中秋の名月。秋の夜長はゆったりのんびり“かぐや姫のお月見ぜんざい”を【映画を観ながら食べたいレシピ】

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さわのめぐみ

かぐや姫の物語

かぐや姫の物語

今年の中秋の名月は10月4日(水)。今回ご紹介するのはスタジオジブリが制作した世界最古のファンタジー物語「竹取物語」を題材とした『かぐや姫の物語』。

穢れなき天人は地球への興味や憧れなどを抱くことが許されず、その想いさえも罪とされていました。キャッチコピーには“姫の犯した罪と罰”とあるのですが、そんな天人のかぐや姫はなぜ地上へと降り立ったのでしょう? 今でも語り注がれる日本の昔話がとても美しくわかりやすく描かれています。

ココナッツ香るお月見ぜんざい

かぐや姫の物語

【材料】
(A)団子
かぼちゃ 100g
白玉粉 100g
水 50g

(B)
あんこ 100g
水 200g

クコの実 6粒(水に戻しておく)

ココナッツクリーム 100ml

【作り方】
1. かぼちゃの皮をむき、薄切りにカットします。耐熱皿に並べラップをして600wの電子レンジで3分30秒加熱します。
2. レンジから取り出しフォークなどで潰していきます。ある程度潰れたら白玉粉と水を加えてよく混ぜ合わせ一まとめにします。
3. 鍋にお湯沸かしている(分量外)間に、2を一口大に丸めていきましょう。

かぐや姫の物語
4. 沸騰したお湯で団子を茹でます。浮かんできたらできあがりです。すくって冷ましておきます。
5. 小さめの鍋にあんこを入れ水で伸ばしながらぜんざいを作って温めていきます。
6. お椀に団子、ぜんざい、ココナッツクリーム、クコの実をのせてできあがり。

レシピの経緯

中秋の名月に食べるお月見団子。かぼちゃで黄色くした団子を月に見立てて、ぜんざいを夜空、ココナッツクリームを雲としてお椀の中に閉じ込めてみました。ココナッツクリームとかぼちゃの団子の相性がとてもいいです。

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  • tiara
    2.7
    スタジオジブリの高畑勲監督が、日本最古の物語とされる「竹取物語」を題材に、製作期間8年、総製作費50億円かけて完成させた長編作品。「罪を犯したために、この地に下ろされた」とされるかぐや姫の犯した罪、そして罰とは何かを描き出す。高畑監督にとっては「ホーホケキョ となりの山田くん」以来、約14年ぶりの監督作となり、2018年に死去した高畑監督の遺作となった。 昔々あるところで、光り輝く竹を見つけた翁が竹を切ると、中から小さく美しい姫君が現れた。姫を家に連れ帰った翁は、媼とともに彼女を育てる。姫は近所の子どもたちと一緒に野山を駆け回る元気な少女へと成長するが、やがて一家は都に移住。翁は姫を「高貴な姫君」とするための教育を受けさせるが、姫は自分らしく自由に振る舞っていた。やがて「なよ竹のかぐや姫」の名を与えられた姫の成人の儀と披露の宴が催されるが、都の窮屈な生活と欲にまみれた貴族の男たちに嫌気がさした彼女は、宴席から逃げ出し、故郷の山へ向かって一目散に走っていく。 えーーこれにこんな時間とお金かけられたなんてマジで信じられない😂 すごーく昔(昭和の頃?)日本昔ばなしアニメでやってたけど、それと同じようなレトロ感。 なんでこんな絵にしたんだ。。 全然好きになれない。
  • S.S_映画ログ
    3.9
    誰もが知る『竹取物語』を、圧倒的な心理描写と手書きの線の躍動感で補完した、高畑勲監督の集大成。一筆書きのような荒々しい線がかぐや姫の感情と同期し、魂の叫びとして画面から溢れ出す。何気ない日常の営みや成長の描写が秀逸で、記号だった「姫」が、一人の少女として鮮烈に動き出す。 テンポ: 137分という長尺の中で、丁寧な「間」を大切にしている。その時間の積み重ねが、ラストの喪失感をより重いものにする。 テーマ: 泥臭くも愛おしい「生きること」そのものへの執着。都の窮屈さと、対比される山の記憶の輝き。 感想: 赤ん坊が成長していく過程の描き方に、生命の営みを感じて思わず涙した。すべてを忘れて月へ帰るラストの絶望感は、この世界で見てきた美しい景色があるからこそ際立つ。 映像表現の限界を体験したい人、そして「生きる」ことの意味を静かに見つめ直したい人に贈る、一生モノの一作。
  • Rick
    4.2
     その人の幸せの形を、誰が決められるというのだろうか。親の思う幸せは自らの幸せではなく、社会が構築する幸せのあり方にもハマれない。ただ生まれ落ちたままに、何にも縛られず自由に生を謳歌できればそれでいいというのに。性別、家柄、容姿、社会階級、あらゆるものに雁字搦めにされ、それでもあるべき幸せの形を求め、踠き続けた行先には「らしくない」「身勝手」「わがまま」の烙印が待っている。その必死の抵抗すらも、「可愛らしさ」に矮小化され、無かったことにされてしまう。八方塞がりである。ここではないどこかに救いを求めてしまうのもまた人情。だけれどもこの地獄のような世界にも、わずかでも幸せがあったのだ。叶いはしない夢のような泡沫のものであったとしても。なよ竹のかぐや姫の物語には、救いはあったのだろうか。悲劇では無かったろうか。  竹取物語は、物語の出で来始めの祖と呼ばれるくらいのものでありながら、シンプルな話運びとは裏腹に、非常に現代的な問題意識や日々感じる違和感の萌芽が埋め込まれている。それを極限まで増幅させ、1人の女性の物語にまで普遍化させたのが今作である。こと讃岐のみやつこと御門は、原典以上に無理解な人となっている気もするが、それもまた古典の本懐であろう。
  • 24
    3.2
    記録
  • りあお
    4.1
    山崎ナオコーラさんの ミライの源氏物語(名著!でも読みやすい!)を読んだばかりだったので 当時の風俗と現代のリテラシー、分けずに重ねて観て びしびし響いた。 前回は抽象的だなーとしか思えなかったが 今回は沁みた。 アルプスの少女ハイジ。あの続きを描いてるようにも。野育ちのおおらかな"人"が 社会の枠組みに押し込められる。ロッテンマイヤーさん的な人もいるし。 "人"として生きようとするも ある時期から "女"として見られ、扱われ、仕立てられていく窮屈さ。 彼女不在の男達のうたげ…順応、もう無理ーと 逃げ出すイリュージョンは、不登校の人の気持ちとも重なりそうだし、会社、社会の規範、ルッキズム トロフィーワイフ…女は わきまえろ的なストレスとも繋がってて自分事だった。 それが現代でも再生産されてる事への高畑勲からの強烈な指摘。子供が子供として過ごせない。 結局彼女に"罪"があるとすれば、この社会で 生の実感、個人の喜びを得ようとした事、わきまえるのが無理だった事、かもしれない、と思うとやるせない。
かぐや姫の物語
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