メキシコを舞台に、音楽好きな少年ミゲルが死者の国に迷い込んでしまうあたたかい家族の物語。数々の名曲が登場するミュージカル要素を取り入れた、ピクサーらしい王道エンタメ作品に仕上がった。
第90回アカデミー賞で長編アニメ映画賞・歌曲賞、第75回ゴールデングローブ賞でアニメ映画賞を受賞し、大ヒットを記録した。監督は『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナが担当。「ピクサー最高傑作」との声も多くあがる、映画『リメンバー・ミー』のあらすじ&キャスト、見どころをまとめて紹介。
映画『リメンバー・ミー』(2017)あらすじ
主人公ミゲルは、音楽が大好きなギターの天才少年。しかし、過去の悲しい出来事がきっかけで彼の一族には「音楽禁止」の厳しい掟があり、ミゲルはギターを弾くどころか、家で音楽を聞くこともできない。ある日、家族から禁じられた音楽への夢を募らせるミゲルが、デラクルスの霊廟に飾られたギターを手にしたことをキッカケに、夢のように美しく、まるでテーマパークのような死者の国へ迷い込んでしまう。生きている人間に驚いてしてしまうようなユーモラスなガイコツ達が暮らす国で1人混乱するミゲル。そんな彼が出会ったのはガイコツになったご先祖たち。果たして彼は無事に元の世界に戻れるのか。すべての謎を解く鍵は、故デラクルスの美しい名曲バラード“リメンバー・ミー”に隠されていた……。
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映画『リメンバー・ミー』キャスト一覧
()は日本語吹替キャスト
ミゲル/アンソニー・ゴンザレス(石橋陽彩)
ギターが大好きな12歳の少年。音楽禁止の掟にそむいて、ミュージシャンになることを夢見ている。ひょんなことから死者の日に、死者の国に迷い込んでしまう。
ヘクター/ガエル・ガルシア・ベルナル(藤木直人)
ミゲルが死者の国で出会う、相棒的存在。明るい性格ながら、離れてしまった家族に会いたいと願う孤独な一面を兼ね備えている。
エルネスト・デラクルス/ベンジャミン・ブラット(橋本さとし)
ミゲルが憧れているミュージシャン。名曲「リメンバー・ミー」を世に送り出した。
ママ・イメルダ/アラナ・ユーバック(松雪泰子)
ココの母親でミゲルのひいひいおばあちゃん。音楽が原因で失踪した夫のことがトラウマとなり、音楽禁止の掟を家族に言い渡す。
エレナ/レニー・ヴィクター(磯辺万沙子)
ミゲルのおばあちゃん。ミゲルを溺愛しながら、イメルダから受け継いだ音楽禁止の掟を守らせようとする。
その他、キャスト
ママ・ココ/アナ・オフェリア・ムルギア(大方斐紗子)
パパ・フリオ/アルフォンソ・アラウ(多田野曜平)
オスカル(フェリペ)/ハーバート・シグエンサ(佐々木睦)
事務官/ガブリエル・イグレシアス(チョー(長島雄一))
広場のマリアッチ(グスタヴォ)/ロンバルド・ボイアー(坂口候一)
フリーダ・カーロ/ナタリア・コルドバ=バックリー(渡辺直美)
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Filmarksに集まる評価&レビューは?
Filmarksで155,900Mark(※2022年3月4日現在)を超えて、高い評価と人気を誇る本作。寄せられたレビューを見てみると、「ディズニーの中では大人向けな感じ!」「こういう展開なんだろ?って思いながら観てたら全然違くてよかった」など今までのディズニー作品に親しんできた人でも楽しめる内容を評価する声が多くありました。テーマは王道の家族が取り扱われていますが、死後の世界をそこに絡めることで、大人の方が刺さる内容になりました。
結果的に「嗚咽レベルで泣いてしまった」「大号泣してスッキリ温かい気持ちになる」など、映画を観た後の満足感を感じることができるようです。またストーリーだけでなく、劇中の楽曲も見どころの1つ。メイン曲「リメンバー・ミー」では、「レット・イット・ゴー」などで知られるロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペスが、書き下ろして、世界観に彩りを重ねています。
2022年3月11日にはピクサー最新作となる映画『私ときどきレッサーパンダ』がディズニープラスで独占配信となるので、合わせてチェックしておきたいところ。
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※2022年3月4日時点の情報です。