2019年に発表され大反響を呼んだ、平庫ワカ原作のベストセラーコミック「マイ・ブロークン・マリコ」が、永野芽郁主演で待望の実写映画化。
本記事では、映画『マイ・ブロークン・マリコ』のあらすじ&キャスト・見どころをまとめてご紹介します。
『マイ・ブロークン・マリコ』(2022)
鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために何かできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うために、その遺骨を奪うことを決⼼する。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れてく!」。マリコの実家から遺骨を強奪、逃走したシイノは、マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。マリコとの思い出を胸にシイノが向かった先は……。
『マイ・ブロークン・マリコ』キャスト一覧
シイノトモヨ/永野芽郁
イカガワマリコ/奈緒(本田なお)
マキオ/窪田正孝
その他キャスト
マリコの実父/尾美としのり
タムラキョウコ/吉田羊
スタッフ
■原作:平庫ワカ(「マイ・ブロークン・マリコ」/BRDIGE COMICS 刊:KADOKAWA)
■監督/脚本:タナダユキ
■主題歌/挿入歌:The ピーズ
『マイ・ブロークン・マリコ』見どころ
これは、突然旅立ってしまった、たった一人の親友を救うための弔いの物語。ブラック企業に勤めるOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、ある日ニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒/本田なお)がマンションから転落し、亡くなってしまったことを知る。今からでも何かできることはないかと考えたシイノは、包丁を片手にマリコの家族から遺骨を奪い、2人で旅に出ることを決意する。
たった一人の親友を失い、喪失感と悔しさ、行き場のない感情に苛まれるシイノトモヨ。彼女が絶望の淵に立たされた中で、見つけ出した希望とは? シイノの無骨でストレートな生き様と、衝撃的な旅の結末には、感涙必須の予感。観ている者の心を強く揺さぶる、感動作に仕上がっていることだろう。
原作は、平庫ワカによる同名の漫画。デビュー作にして、多くの反響を呼んだ話題作。第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を始めとし、数々の漫画賞を受賞する快挙を成し遂げている。
また、本作の監督及び脚本を担当したのは『百万円と苦虫女』(08)の、タナダユキ。
主演を務めるのは『君は月夜に光り輝く』(19)『キネマの神様』(21)など、数々の話題作に出演する、永野芽郁。そして、トモノの親友・イカガワマリコ役には『ハルカの陶』(19)の、奈緒(本田なお)が抜擢。ちなみに、NHK連続テレビ小説『半分、青い』(18)でも、ヒロインを務めた永野芽郁の親友役を好演していた。その他にも、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊など原作をこよなく愛す実力派キャストが集結。
そして、80年代バンドブームの中結成された伝説的なバンド・The ピーズが、物語に寄り添う印象的な楽曲を担当している。
親友の遺骨を敵地から奪い、女ふたり、最初で最後の旅を描いた衝撃作『マイ・ブロークン・マリコ』は、2022年9月30日に全国公開。是非、劇場でチェックしてみては?
『マイ・ブロークン・マリコ』作品情報
■上映日:2022年9月30日(金)
■上映時間:85分
■配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
■公式HP:https://happinet-phantom.com/mariko/
(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
※本記事で紹介した映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされたものです。
※2022年9月2日時点での情報です。