国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)は、サービス内のデータに基づき「5月第2週公開映画の初日満足度ランキング」を発表。先週末に公開され、高い評価を集めた最新映画9作品がランクインしました。
Filmarks映画初日満足度ランキング(5月第2週)
■9位『ラブ×ドック』
[★★★☆☆3.03/レビュー数:99件]人気バラエティ番組を多数手がける放送作家・鈴木おさむの初監督作品。40歳の女性・飛鳥は、年下のパティシエからの突然の告白をきっかけに、かつてのつらい恋の思い出が去来する。困り果てた飛鳥は不思議な診療所「ラブドック」を訪れる。吉田羊の映画単独初主演作。
■8位『ラスト・ホールド!』
[★★★☆☆3.20/レビュー数:35件]廃部寸前のボルダリング部を舞台に描く青春群像劇。大学4年生の岡島は廃部を回避するため、6人の新入生を勧誘し、ひとクセのあるボルダリング初心者の彼らとともに日本一をめざす。アイドルグループ「A.B.C-Z」の塚田僚一が映画初主演を務める。
■7位『ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた』
[★★★☆☆3.67/レビュー数:199件]ジェイク・ギレンホール主演最新作。2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件で両脚を失った男性ジェフ・ボーマンの実話を映画化。絶望の淵に立たされたポーマンが、恋人や家族に支えられ、困難を乗り越えて再生していく姿をユーモアを交えて描いた物語。
■6位『モリーズ・ゲーム』
[★★★☆☆3.70/レビュー数:534件]五輪出場を有望視されていたトップアスリートから、世界一掛け金が高いポーカーゲームの経営者へと転身した実在の女性モリー・ブルームの栄光と転落を描いたドラマ。『ソーシャル・ネットワーク』の脚本家アーロン・ソーキンの監督デビュー作。
■5位『私はあなたのニグロではない』
[★★★☆☆3.72/レビュー数:33件]アメリカ黒人文学を代表する作家ジェームズ・ボールドウィンの原作を映画化。黒人公民権運動の活動家で、いずれも暗殺されたメドガー・エヴァース、マルコムX、キング牧師の生き様とその軌跡を辿りながら、アフリカ系アメリカ人の激動の現代史を描き出したドキュメンタリー。
■4位『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』
[★★★☆☆3.82/レビュー数:152件]日本映画『タイヨウのうた』をハリウッドでリメイク。太陽の光に当たることができない少女と、ケガで夢を諦めた青年、夜しか会えない2人の恋の行方を描いたラブストーリー。A・シュワルツェネッガーの息子パトリックが、映画初主演を飾ったことでも話題。
■3位『四月の永い夢』
[★★★★☆3.85/レビュー数:109件]『走れ、絶望に追いつかれない速さで』の中川龍太郎が監督・脚本を手がけ、モスクワ国際映画祭でW受賞を果たしたヒューマンドラマ。中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海のもとに、亡くなった恋人が書き遺した1通の手紙が舞い込んだことで、初海の日常が動きはじめる。
■2位『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
[★★★★☆3.85/レビュー数:561件]5月のFilmarks期待度No.1映画。フロリダのディズニー・ワールドのすぐ側にある安モーテルを舞台に、社会の片隅で生きる人々の日常を、その日暮らしをおくる6歳の少女の視点から描いた人間ドラマ。世界中の映画賞で計57受賞、107ノミネートを記録。
■1位『孤狼の血』
[★★★★☆4.07/レビュー数:1,059件]広島の架空都市を舞台に描き、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司や? ??坂桃李、江口洋介、真木よう子らの出演で映画化。刑事、やくざ、女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦い生きる姿を描く。監督は『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌。
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白石和彌最新作『孤狼の血』が、見事先週の初日満足度1位を獲得。「昭和の匂いのする、男臭い、東映らしい作品にエキサイトしました!」「キャスティングと演技が凄すぎる」「世界に誇れる堂々たる大傑作」「結末に向かいながら、どんどん満足度が増していった」など、本作を高く評価するレビューが投稿されています。洋画では『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』が最上位という結果に。
以上全9作品、ぜひ映画館で!
本ランキングは、2018年5月第2週に公開された映画を対象に、公開日から2018年5月14日時点のFilmarksでの平均★スコア(5.0点満点)とレビュー数(Mark!数)を集計し、★スコアが高い作品から順に算出したものです。
※本ランキングは公開日から5月14日までの★スコアが3.0以上の作品を対象としています。 ※本ランキングは公開日から5月14日までのレビュー数(Mark!数)が30件以上の作品を対象としています。※★スコアが同率の場合は、Mark!数が多い作品が上位となります。※★スコアは、映画鑑賞後に各ユーザーが★の数(5.0点満点)で評価をしたものです。 ※レビュー投稿(Mark!)は、1作品につき1人1件までです。
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