ドラマ&映画「イチケイのカラス」シリーズ一覧!全3作品のあらすじ&見どころをまとめてご紹介!

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「イチケイのカラス」の、ドラマ・映画一覧!シリーズ作品をまとめてご紹介。

漫画家・浅見理都が、2018年に講談社「週刊モーニング」にて連載した同名の大ヒットリーガル漫画を原作に、竹野内豊主演で2021年4月〜6月期にフジテレビ系にて放送され異例のヒットを叩き出した、爽快リーガルエンターテイメントドラマ『イチケイのカラス』。

本記事では、「イチケイのカラス」のドラマシリーズと新たに公開される映画作品をまとめてご紹介します。

イチケイのカラス』(2021)

入間みちお(竹野内豊)は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官。元弁護士という異色の経歴を持つみちおは、ヒゲを生やし、服装はカジュアル、お堅い裁判官のイメージとは程遠いゆるい空気を纏った男。しかし、先入観に一切囚われない自由な観察眼と、徹底的に調べ上げる探究心の持ち主で、弁護士団や検察官の双方から恐れられているクセ者。そんな彼を見守っているのは、イチケイの部長で、有罪率99.9%と言われる日本の刑事裁判において30件余りの無罪判決に関わっている伝説の裁判官・駒沢義男(小日向文世)と、元傍聴マニアで、みちおのファンを公言する裁判所書記官・石倉文太(新田真剣佑)。また、お人好しの主任書記官・川添博司(中村梅雀)、3つ子の母であり姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪(桜井ユキ)、物おじしない新人の裁判所事務官・一ノ瀬糸子(水谷果穂)も、しばしばみちおに振り回されつつ、イチケイを支えているメンバー。そんなイチケイに、若くして特例判事補になったエリート・坂間千鶴(黒木華)が赴任してくる。東大法学部出身の坂間は、冗談が全く通じない堅物タイプで、裁判官が的確かつ速やかに事件を処理することで日本の治安が維持されている、と強烈に自負している。

そんな東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、伝家の宝刀「職権発動」(刑事訴訟法128条“検証”に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、1つの事件に粘り強く向き合っていく様子が描かれている。自由奔放で型破りなクセ者裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、みちおとは対照的な超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)の2人を軸に、個性豊かなイチケイメンバーの活躍をコミカルに、そしてビターに描き、全く新しいリーガルエンターテイメントドラマとして令和月9No.1視聴率を記録した大ヒット作(全11話)。「絶対零度」シリーズ、『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』の、浜田秀哉が脚本を担当したほか、「HERO」シリーズ「半沢直樹」シリーズで数々の名曲を生み出してきた、服部隆之が物語に寄り添う劇中のドラマチックな楽曲を担当。主演を務めた竹野内豊は、『流れ星』以来11年ぶりの月9出演となり、黒木華は『凪のお暇』以来2年ぶりの連ドラ出演を飾り、本作で2人は初共演を果たした。

イチケイのカラス スペシャル』(2023)

みちおが、イチケイから熊本に異動になって1年後。熊本地裁第二支部で精力的に裁判を行うみちおのもとに、とある傷害事件が起訴される。その内容とは、ヤンキーグループの決闘の仲裁に入った青年・諏訪遙人(すわ・はると/高橋)が殴られ、意識不明の重体になってしまったという内容の事件だった。加害者と推定された内田亘(うちだ・わたる/嘉島陸)は、全面的に罪状を認め、執行猶予付きの裁判で収束する事件のように思われた。しかし、調査を進めていくうちに、不審な点がいくつか見つかる……。さらに警察の取り調べの際、内田は容疑を否認していたという。なぜ、内田は証言を変えたのか? 疑問に思ったみちおは、職権発動して捜査を開始する。一方、東京では、イチケイの部長裁判官である駒沢義男(こまざわ・よしお/小日向文世)が、“代理お家騒動裁判”と世間から注目を集める大企業「星積ホールディングス」の社員同士の傷害事件を審議していた。社員たちは、同社役員、大藪重之(おおやぶ・しげゆき/北村一輝)と、嶋津奈都子(しまづ・なつこ/中村アン)。奈都子の部下・丹羽昭久(にわ・あきひさ/吉沢悠)らは、とにかく早く裁判を終わらせようとしており、そんな両者の態度に、駒沢は怒りを覚えていた……。

2023年1月13日(金)に公開される映画『イチケイのカラス』のタイミングに合わせて、約1年半ぶりにオール新作のスペシャルドラマとして土曜プレミアムで放送されることが決定。竹野内豊、黒木華、小日向文世のお馴染みレギュラーキャストが出演するほか、北村一輝、中村アン、堀田真由、吉沢悠、高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、宮世琉弥、渡邉美穂、戸塚純貴など豪華俳優陣がゲスト出演することが決定し注目を集めている。また、映画版に出演する斎藤工(齊藤工)、西野七瀬、向井理も本作にカメオ出演することが決定しており、彼らがどんなシーンで登場するのかにも注目したい作品となっている。映画公開記念『イチケイのカラススペシャル』は、2023年1月14日(土)21:00〜23:10より、フジテレビにて放送予定。

映画『イチケイのカラス』(2023)

入間みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。異動先の熊本で多くの「みちおの犠牲者」を出したみちおは、岡山県瀬戸内の長閑な町に再び異動になっていた。異動早々、みちおが担当することになったのは、平凡な主婦が史上最年少防衛大臣に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、近海で起きたイージス艦と貨物船の衝突事故が関係していた。不審点だらけの衝突事故。みちおはもう一度調べようと動き出す。だが、イージス艦の航海内容は全て国家機密。みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵であり、さらに最年少防衛大臣・鵜城英二が立ちはだかる……! 一方、坂間千鶴は、「裁判官は必ず他職を2年経験しなくてはいけない」 という慣習から、弁護士として活動を始めていた。配属先は……奇しくもみちおの隣町。そこで出会った人権派弁護士・月本信吾と新たにバディを組み、小さな事件にも全力投球していく。そして、人々の悩みに寄り添う月本の姿に、次第に心惹かれていく……。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる……。2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならないパンドラの箱だった……!?

漫画家・浅見理都による同名の大ヒットリーガルコミックを原作に、全11話の連続ドラマとしてフジテレビ系・月9枠で放送された『イチケイのカラス』の劇場版。監督は、ドラマ版でも演出として制作に携わり、劇場版「コンフィデンスマンJP」シリーズ全三部作を大ヒットに導いた、田中亮監督がメガホンをとる。シリーズを通して主演を務めてきた竹野内豊を始め、黒木華、小日向文世などお馴染みのキャストが続投するほか、斎藤工(齊藤工)、向井理、吉田羊、宮藤官九郎、尾上菊之助、平山祐介、八木勇征など各方面で活躍を見せる実力派俳優陣が新たに参加することが発表されている。本作は、みちおがイチケイを去ってから2年後の世界を舞台に、イチケイの世界観に新たな風を吹かせる個性豊かな新キャラクターの登場から、弁護士となった坂間千鶴に訪れる甘酸っぱい恋の予感、裁かれる事件とそこで生まれる感動を、これまで以上に見応えのある展開で新たに描き出す。映画『イチケイのカラス』は、2023年1月13日(金)より全国ロードショー。

 

(C)浅見理都/講談社(C)2023 フジテレビジョン 東宝 研音 講談社 FNS27社

※本記事で紹介した映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされたものです。

※2023年1月10日日時点での情報です。

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