今年のGWは最大9連休。忙しい毎日から解放される長期休暇に、ちょっとだけ夜更かししませんか？ 長い夜にどんな映画を観ようか悩んでいる映画好きにオススメの、深夜のムードに合うオススメ映画を10本厳選してご紹介します。ベットの上で、ソファに寝転がりながら、思い思いのムービーナイトを楽しんでみては？
映画セレクト基準は？
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づきセレクトされています。
『ムーンライト』（2016）
『ビール・ストリートの恋人たち』（18）の、バリー・ジェンキンス監督作。マハーシャラ・アリ、シャリーフ・アープ、デュアン・”サンディ”・サンダーソン、アレックス・R・ヒバート、ジャネール・モネイほか出演。
あらすじ：名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ”とからかわれ、いじめっ子たちから標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに……。
『花様年華』（2000）
『ブエノスアイレス』（97）の、ウォン・カーウァイが監督と脚本を担当。トニー・レオン、マギー・チャン、スー・ピンラン、レベッカ・パン、ライ・チン、マン・レイ・チャン出演。
あらすじ：1962年、香港。ジャーナリストのチャウ（トニー・レオン）は妻とあるアパートに引っ越しをする。また、チャン（マギー・チャン）とその夫も同じ日に同じアパートに越してきたのだった。やがてチャウとチャンは、互いのパートナーが不倫していることに気づく。そして彼らもまた、次第に惹かれ合っていく。
『満月の夜』（1984）
『海辺のポーリーヌ』（83）の、エリック・ロメールが監督と脚本を担当。パスカル・オジェ、チェッキー・カリョ、ファブリス・ルキーニ、クリスチャン・ヴァディムほか出演。
あらすじ：フランス映画の巨匠エリック・ロメール監督が描く「喜劇と格言劇」シリーズ第4弾。パリ郊外。インテリアデザイナー・ルイーズは、アパートで建築家の恋人・レミと暮らしているが、性格が正反対の二人は口喧嘩が絶えずにいた。束縛を嫌い、レミとの生活に次第に息苦しさを感じるようになったルイーズは、パリに自分だけの部屋を借りるが……。
『ナイト・オン・ザ・プラネット』（1991）
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』（84）の、ジム・ジャームッシュが監督と脚本を担当。ウィノナ・ライダー、ジーナ・ローランズ、リサンヌ・フォーク、ベアトリス・ダル、ロベルト・ベニーニほか出演。
あらすじ：ジム・ジャームッシュ監督によるオムニバス映画。ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキのそれぞれの都市で同じ日の夜に、タクシー運転手と乗客の間で起こった5つの奇妙な出来事を描く。
『深夜食堂』（2015）
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』（07）の、松岡錠司監督作。安倍夜郎による同名コミックを原作とした、テレビドラマシリーズ「深夜食堂」の劇場版。小林薫、綾田俊樹、不破万作、松重豊、安藤玉恵、山中崇、宇野祥平、光石研、オダギリジョー、高岡早紀ほか出演。
あらすじ：マスターの作る味と居心地の良さを求めて、夜な夜なにぎわうめしや。ある日、誰かが店に置き忘れた骨壺をめぐってマスターは思案顔。詮索好きな常連たちは骨壺をネタに、いつもの与太話に花を咲かせている。そんなめしやに久しぶりに顔を出したたまこ。愛人を亡くしたばかりで新しいパトロンを物色中だったが、隣にいた年下の男と肌が合い……。無銭飲食をしたことを機に、マスターの手伝いを兼ねて住み込みで働くことになったみちる。いつのまにかめしやに馴染むが、どこか事情を抱えたままで……。福島の被災地から来た謙三は夜な夜なめしやに現れては、常連のあけみに会いたいと騒いでは店の客と一悶着……。春夏秋冬、ちょっとワケありな客たちが現れては、マスターの作る懐かしい味に心の重荷を下ろし、胃袋を満たしては新しい明日への一歩を踏み出していく。
『希望の灯り』（2018）
『ヘビー級の心』（15）の、トーマス・ステューバー監督作。フランツ・ロゴフスキ、サンドラ・フラー出演。
あらすじ：大型スーパーマーケットで職を得た内気なクリスティアン。ある日、彼は職場でマリオンという女性と出会い、彼女の謎めいた魅力に一瞬で惹かれる。二人はお互いのことをだんだんと知っていくが、マリオンは既婚者だった……。クリスティアンを中心に、個々に問題を抱えながらも、日々を懸命に生きている従業員たちの姿に愛おしさを感じずにはいられない心温まる物語。
『ブルーベルベット』（1986）
『マルホランド・ドライブ』（01）の、デヴィッド・リンチが監督と脚本を担当。カイル・マクラクラン、イザベラ・ロッセリーニ、デニス・ホッパー、ローラ・ダーン、ホープ・ラングほか出演。
あらすじ：ノース・キャロライナ州の田舎町。急病で突然倒れた父を見舞うため、生まれ故郷・ランバートンに帰郷した大学生・ジェフリーは、病院からの帰路に、切り落とされた人間の片耳が草むらに落ちているのを発見する。警察に通報したジェフリーは、クラブ歌手・ドロシーという女性がこの事件に関わっていることを知る。耳の謎を解き明かそうとするジェフリーは刑事の娘・サンディと行動を共にするうちに、やがて奇妙な世界へと引きずり込まれていく……。
『ニュー・シネマ・パラダイス』（1986）
『海の上のピアニスト』（98）の、ジュゼッペ・トルナトーレが監督と脚本を担当。フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ、マルコ・レオナルディ、アニェーゼ・ナーノほか出演。第62回アカデミー賞では、国際長編映画賞（外国映画賞）受賞。
あらすじ：ローマ在住の映画監督・サルヴァトーレは、少年時代に親しくしていた映写技師のアルフレードが亡くなったという知らせを受ける。そして、30年ぶりに故郷のシチリアへ向かいながら、アルフレードと過ごした日々を思い出すのであった。当時、映画館は村人たちの一番の楽しみだった。サルヴァトーレは試写室へ勝手に潜り込み、技師をしていたアルフレードに怒られてばかりいたが、次第に二人の間には深い友情が生まれていたのであった。
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』（2007）
『恋する惑星』（94）の、ウォン・カーウァイ監督作。ジュード・ロウ、ノラ・ジョーンズ、チャド・R・デイビス、カチャ・ブルーメンベルク、ジョン・マロイ、ディミートリアス・バトラーほか出演。
あらすじ：ニューヨーク。失恋したエリザベスは、彼の家の向かいにあるカフェに出入りするようになる。毎晩ブルーベリー・パイを残しておいてくれるカフェのオーナー、ジェレミー。彼と交わす会話に、心が慰められるエリザベスだったが、二人の距離が縮まったかに見えたある日、失恋相手が新しい恋人といるところを見てしまい、突然ニューヨークから遠い旅へ出る。失恋から57日、1,120マイル、メンフィス。別れた妻への愛を断ち切れず、アルコール中毒になった男と、その元妻に出会う。失恋から251日、5,603マイル、ラスベガス。人を信じないことを信念とする若くて美しいギャンブラーに出会い、旅をともにする。出会った人々の人生と、自分の人生を照らし合わせて、エリザベスは思う。「人を愛し、信じることっていったい何なんだろう……。」それを真っ先に伝えたい相手がジェレミーだった。
『天使の涙』（1995）
『2046』（04）の、ウォン・カーウァイが監督と脚本を担当。レオン・ライ、ミッシェル・リー、金城武、チャーリー・ヤン、カレン・モク出演。
あらすじ：お互いの関係に感情を持ち込んでしまった殺し屋とエージェント、恋を必要とする金髪の女、別れた男に執着する女、話すことができなくなった青年……。夜の香港ですれ違い恋をする男女5人を、盟友クリストファー・ドイルによる浮遊感のある映像で幻想的に綴る。
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※2023年4月19日（水）時点での情報です。
