映画ファンが「かなり喰らう…」と頭を抱える!?色々な意味で「憂鬱な映画」6選

海外ドラマなら任せろ!

POISON

明るいのに怖い...新たな世界観を確立したフェスティバル・スリラー『ミッドサマー』、実際に起きた事件をモデルにした『チェイサー』など!「憂鬱な結末に頭痛がする映画」を6本ピックアップしてご紹介!

映画には様々なジャンルが存在しますが、中には“憂鬱”な気分に陥ってしまう作品も……。

最終的に誰も救われないバッドエンドなラストや、予想を遥かに裏切るどんでん返のラストなど。観終わった後は、その憂鬱な結末から思わず頭痛がしてしまいそうなのに、気づいた頃には、また見返したくなったりもする不思議な魅力も持ち合わせています。

そこで本記事では、「憂鬱な結末に頭痛がする映画」を6本ご紹介。

映画セレクト基準は?

本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされています。

女神の継承』(2021)

あらすじ:タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族美しき後継者を襲う不可解な現象の数々……小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないか……。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。

『愛しのゴースト』(13)の、バンジョン・ピサンタナクーンが監督と脚本を務める。代々続く祈祷師一族の取材にやってきた撮影班が、思いがけず恐怖に遭遇する姿をフェイクドキュメンタリータッチで描く。

チェイサー』(2008)

あらすじ:元刑事のジュンホが経営する風俗店から、次々と女性たちが失踪……。その頃街では、猟奇的な連続殺人事件が発生していた。風俗嬢たちの携帯から一人の男性客を割り出すものの、証拠不十分となり男性客は釈放。ジュンホは、彼女たちを守るべく一人で奔走するが……。

『哭声 コクソン』(16)『哀しき獣』(10)などを手掛ける、韓国映画界の巨匠ナ・ホンジン監督のデビュー作。本作は、2000年代初期に韓国で実際に起きた、ユ・ヨンチョルによる実際の連続殺人事件をベースとしている。

さがす』(2022)

あらすじ:大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、 智は煙のように姿を消す。ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった……。

『岬の兄妹』(18)で注目を集めた異才・片山慎三監督による商業デビュー作。突如失踪した父を懸命に探し続ける娘の姿を描いた、唯一無二のヒューマンサスペンス。

ミッドサマー』(2019)

あらすじ:家族を不慮の事故で失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。

『へレディタリー/継承』(18)の、アリ・アスターが監督と脚本を務める。スウェーデンの奥地で開催される祝祭に訪れた大学生5人が、恐怖のどん底へと突き落とされていく姿を描いた新感覚のフェスティバル・スリラー。

ブルー・バイユー』(2021)

あらすじ:韓国で⽣まれ、3歳の時に養⼦としてアメリカに連れてこられたアントニオは、シングルマザーのキャシーと結婚し、娘のジェシーと3⼈で貧しいながらも幸せに暮らしていた。ある時、些細なことで警官とトラブルを起こし逮捕されたアントニオは、30年以上前の書類の不備で移⺠局へと連⾏され、強制送還されて⼆度と戻れない危機に瀕してしまう。キャシーは裁判を起こして異議を申し⽴てようとするが、最低でも費⽤が5千ドルかかることがわかり途⽅に暮れる。家族と決して離れたくないアントニオはある決⼼をする……。

「トワイライト」シリーズに出演した、ジャスティン・チョンが監督・脚本・主演を務める。養子としてアメリカの家庭に引き取られた韓国生まれの青年が、不合理な現実の中でも懸命に生きる姿を描いたヒューマンドラマ。

死刑にいたる病』(2022)

あらすじ:理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった……。

ミステリー作家・櫛木理宇の同名小説を、「孤狼の血」シリーズの白石和彌監督が映画化した戦慄のサイコサスペンス。阿部サダヲ扮する、史上最悪の連続殺人鬼に翻弄される人々の姿を描く。

 

(C) 2021 SHOWBOX AND NORTHERN CROSS ALL RIGHTS RESERVED.(C)2022『さがす』製作委員会(C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.(C)2021 Focus Features, LLC.

※2023年4月26日時点でのVOD配信情報です。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS