ドラマ&映画「緊急取調室」SPドラマ含む全7作品をまとめてご紹介!最新作『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』の情報も!

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地上波ドラマ「緊急取調室」全4シーズン、SPドラマ『緊急取調室~女ともだち~』、『新春ドラマスペシャル 緊急取調室』、劇場版最新作『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』までのシリーズ全7作品のあらすじ&見どころをまとめてご紹介!

可視化された特別取調室で厄介な被疑者と対峙する、捜査一課の取り調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」。「取調室」という戦場で展開される、銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘を描いた大人気刑事ドラマ『緊急取調室』。

本記事では、2023年6月16日(金)に公開予定の最新作『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』を含めたシリーズ全7作品をまとめてご紹介します。

ドラマ『緊急取調室 第1シーズン』(2014)

ドラマ『白い巨塔』(03)、『14才の母』(06)などの井上由美子がシリーズを通して脚本を担当。天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、篠井英介、草刈正雄、でんでん、大杉漣、小日向文世、中村静香、生島勇輝、杉咲花、秋間将汰、眞島秀和出演。

あらすじ:緊急事案対応取調班・通称「キントリ」は被疑者の人権に配慮し可視化設備が整えられた取調室で、被疑者を「マル裸にする」を信条に、合法的な手法のみで証言や自白を促す専門班。女刑事・真壁有希子は、ある事件の責任を取りキントリに異動することになる。

天海祐希演じる真壁有希子と、個性豊かな名優たちが演じる癖のあるベテラン取調官による、息の詰まるような攻防戦が繰り広げられる、シリーズの第1作目。有希子のイメージに合うよう、長い髪を10年ぶりに20cm切ったという天海祐希は、以降のシーズンでもショートカットで臨み、有希子のトレードマークとなっている。

SPドラマ『緊急取調室~女ともだち~』(2015)

天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、でんでん、大杉漣、小日向文世、松下由樹、斉藤由貴出演。

あらすじ:刑務所で6年服役していた矢島聖美は、仮出所3時間15分後に「人を殺した」と自首し、供述通り遺体が発見される。しかし、被害者の死亡推定時刻は、聖美がまだ刑務所の中にいた頃だった。 有希子らは聖美の嘘を暴こうと取り調べを開始する。一方、取り調べの可視化を行っている「キントリ」に報道番組の取材が行われ、可視化の必要性や堂々と戦う覚悟を熱弁する有希子に、キャスターの三沢早苗は強い共感を示すが……。

連続ドラマ版の放送から1年半後に放送されたSPドラマ。松下由樹と斉藤由貴が演じる手強い女性たちとの心理戦が最大の見ものとなる本作。特に、現場にいた全員が息をのんだという、松下演じる被疑者・矢島聖美との9分間にわたる攻防戦は目が離せない。

ドラマ『緊急取調室 第2シーズン』(2017)

天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、三上市朗、でんでん、大杉漣、小日向文世、中村静香、生島勇輝出演。

あらすじ:凶悪な犯罪者だけでなく、ごく普通の人間も罪を犯す。時にゾッとさせ、時にやるせなさや悲しさを感じさせる彼らの“裏の顔”を、「キントリ」が言葉で丸裸にしていく。

取り調べの録音録画(可視化)を義務付ける「刑事司法改革関連法案」が2016年5月に成立し、連続ドラマ第2弾として復活した本作。テーマを「普通の人間が一番怖い」とし、超えてはいけない一線を越えてしまった普通の人々の裏の顔に迫る。

ドラマ『緊急取調室 第3シーズン』(2019)

天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世出演。

あらすじ:全取り調べの完全可視化を控えた警視庁では、被疑者への接し方に極端な指導が行われていた。ところが「緊急事案対応取調班」の真壁有希子は被疑者を激しい剣幕で一喝し、刑事部参事官・菊池玲子から新任の教育係を命じられてしまう。しかしその矢先、事件が発生する。

前作から2年ぶりとなる、シリーズ3作目。お馴染みのメンバーに、画像解析のエキスパートである玉垣松夫役・塚地武雅が新たに加入し“新視点の推理”を提示する。さらにパワーアップしたキントリによって悲喜こもごもの人間ドラマが紡がれている。

ドラマ『緊急取調室 第4シーズン』(2021)

天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、工藤阿須加、塚地武雅、池田成志、でんでん、小日向文世、大谷亮平、中村静香、生島勇輝出演。

あらすじ:正式に義務化される以前から取り調べの録音録画(可視化)を実施し、“被疑者の動機解明”に貢献してきたキントリ。しかし、今や取り調べの完全可視化は当たり前になり、キントリは警視庁から「役目は終わった」と判断され、部署の消滅まで残り100日という手厳しいタイムリミットを課せられる中、ひたすら真摯に目の前の事件と対峙し、被疑者の動機解明にまい進していく。

刑事司法改革関連法案により、取り調べ動画や監視カメラの映像など逮捕に踏み切る際に最重要視される“明確な証拠”も入手しやすくなったことから、キントリ・チームが100日後に解散させられるという衝撃から始まる本作。映像だけでは見えてこない“真実”も、絶対にあるはずと信じ、ひたすら真摯に目の前の事件と対峙する姿が描かれる。

SPドラマ『新春ドラマスペシャル 緊急取調室』(2022)

天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、比嘉愛未、野間口徹、工藤阿須加、でんでん、小日向文世、菜々緒、木村了、高畑淳子、井上順出演。

あらすじ:一枚岩だった緊急事案対応取調班(キントリ)は解散後、メンバーはそれぞれの道で正義を貫いていた。年の瀬も迫ったある日、梶山が捜査に尽力していた8億円強奪事件の被疑者とみられる男の遺体が、スーパー法曹一家の敷地内で発見された。警視庁は特別措置として、キントリの臨時運用を決定し臨時再結成することになる。

第4シーズンのラストで発生した「8億円強奪事件」の真相を明かすべく臨時再結成されたキントリ。主演の天海をはじめ、無敵のレギュラーキャストも再集結する。そして「サイバー犯罪対策室」に復帰していた塚地武雅演じる玉垣松夫に加え、新規加入となる比嘉愛未演じる生駒亜美、野間口徹演じる酒井寅三も新生キントリに参加。手練の元祖メンバーと未知数雨の可能性を秘めた新メンバーで構成されたキントリが、時にぶつかり合いながらも一丸となって大暴れする。

劇場版 緊急取調室 THE FINAL』(2023)

ドラマ版で演出を務めた常廣丈太監督作。天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、比嘉愛未、野間口徹、工藤阿須加、中村静香、生島勇輝、丸山智己、佐々木蔵之介、市川猿之助(市川亀治郎)、杉咲花、眞島秀和、草刈正雄、でんでん、小日向文世出演。

あらすじ:巨大台風が国内に甚大な被害をもたらす最中、総理大臣襲撃事件が発生する。警視庁はテロ事件を早急に解決するため、キントリの緊急招集を決定。真壁有希子らキントリチームは取り調べを開始するが、暴漢・森下は犯行動機を語らないどころか、総理大臣を連れて来いと無謀な要求を繰り返す。取り調べが行き詰まる中、捜査線上にあがってきたのは、総理の「空白の10分間」。総理襲撃事件の真の目的とは?

『緊急取調室』の初の劇場版にして最終決戦を描いた本作。今回の敵は、内閣総理大臣。キントリメンバーはもちろん、お馴染みのレギュラーキャストたちに加え、2015年のドラマスペシャル以来の登場となる有希子の娘・真壁奈央役の杉咲花、有希子の亡き夫役の眞島秀和、“キントリ”の設立者でもある、元・刑事部長の郷原政直役の草刈正雄など、シリーズ完結に相応しく “キントリ”オールスターキャストが再集結し、史上最大スケールにパワーアップしたキントリの集大成に期待感が大きく膨らむ。最新作『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』は、2023年6月16日(金)より公開予定。

※2023年5月18日時点での情報です。

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