演劇界気鋭の演出家・加藤拓也による長編監督映画第二弾、夫と恋人の間で揺れ動く女性の繊細な心情を描いたヒューマンドラマ『ほつれる』。
本記事では、映画『ほつれる』のあらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。
『ほつれる』（2023）あらすじ
綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた木村の死を受け入れることができないまま、変わらない日常を過ごす綿子。揺れ動く心を抱え、木村との思い出の地をたどる……。
『ほつれる』キャスト情報
綿子／門脇麦
文則／田村健太郎
木村／染谷将太
その他キャスト
英梨／黒木華
哲也／古舘寛治
依子／安藤聖
中田（道の駅店員）／佐藤ケイ
原田（旅館受付）／金子岳憲
笹井（靴屋店員）／秋元龍太朗
（救急センター 声）／安川まり
スタッフ
◼︎監督・脚本：加藤拓也
◼︎音楽／石橋英子
『ほつれる』見どころ
主演は、圧倒的な存在感を見せる実力派俳優・門脇麦。共に暮らしながらもすれ違いが続いている夫・文則と、優しく穏やかな時間をくれる恋人・木村との複雑な関係の中で揺れ動く、ひとりの女性の心の機微を繊細に演じあげている。監督は、2022年に公開されたオリジナル脚本による長編映画『わたし達はおとな』で監督デビューを果たした加藤拓也。ガラス細工のような繊細でリアリティ溢れる台詞回しも見どころだ。
綿子の夫役には、舞台や映画、ドラマとマルチに活躍する田村健太郎。物語の要となる男・木村を演じるのは、『バクマン。』（2015）で、第39回日本アカデミー賞 優秀助演男優を獲得した染谷将太。その他、黒木華、古舘寛治、安藤聖ら実力派俳優陣が共演を果たしている。音楽は、『ドライブ・マイ・カー』で第16回アジア・フィルム・アワード最優秀音楽賞を受賞した石橋英子。
綿子にはなぜ、夫ではない恋人が必要だったのか……? 夫婦の真実が明かされていく新たなる人間ドラマ『ほつれる』は、2023年9月8日（木）より新宿ピカデリーほか全国公開。是非、この機会にチェックしてみては？
『ほつれる』作品情報
◼︎上映日：2023年9月8日（木）
◼︎配給：ビターズ・エンド
◼︎公式HP：https://bitters.co.jp/hotsureru/
（C）2023「ほつれる」製作委員会＆COMME DES CINEMAS
※2023年8月28日時点の情報です。
