北米最大級の映画祭の一つ、ニューヨークのトライベッカ映画祭で正式上映作品に選出された新感覚ホラー「FAMILY DINNER」が邦題『ファミリー・ディナー』として、2023年12月8日(金)より公開されることが決定。併せて日本版ティザービジュアルが解禁された。
【公開決定】『ファミリー・ディナー』(2022)
イースター(復活祭)の直前、体型にコンプレックスを持つ10代の少女シミーが、減量の手助けをしてもらうために、著名な料理研究家の叔母クラウディアの元を訪ね、悪夢のような体験をするホラー作品。
監督は、巨匠ミヒャエル・ハネケも講師を務めるオーストリアの名門ウィーン・フィルムアカデミー出身のペーター・ヘングル。本作が長編初監督作ながら、家庭内の目に見えぬ暴力性、ルッキズム、食と祝祭における宗教観の変化といった今日的な題材を、静謐でスリリングな物語に昇華させている。
【日本版ティザービジュアル】『ファミリー・ディナー』
併せて、日本版ティザービジュアルが公開された。イースターの火祭りのために組み上げられた木々と、死んだウサギを手にした少女シミーがまるで不気味なモニュメントのように佇み、手前に飾られた美しい料理とのコントラストが不穏な世界観を感じさせる。
『ファミリー・ディナー』は、2023年12月8日(金) 新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。
『ファミリー・ディナー』あらすじ
祝祭まであと1週間、奇妙な宴の準備が今始まる……。ふくよかな体型に自信の持てない10代の少女シミーは、復活祭(イースター)の休暇を利用して、有名な料理研究家で栄養士の叔母クラウディアの元を訪ねる。シミーは叔母が健康的なダイエットの力になってくれると期待していたが、叔母の食事指導は思いのほか過激なものだった。更には、不可解なほど敵意を剥き出しにしてシミーに嫌がらせを繰り返す従兄弟のフィリップ、そして得体のしれない叔母の新しい夫・シュテファンの存在がシミーの不安を掻き立てる。そして不気味な家族によるイースターの祝祭が1日また1日と近づくに連れ、美しい料理に彩られた食卓は徐々に悪夢へと変わってゆく。
監督・脚本:ペーター・ヘングル
出演:ピア・ヒアツェッガー、ニーナ・カトライン、ミヒャエル・ピンク、アレクサンダー・スラデック
配給:クロックワークス
公式:https://klockworx-v.com/dinner/
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※2023年10⽉19⽇時点の情報です。